2023年2月10日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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Arrow Signalによる予想
ドル円 131.03 下落(4時間足)↓
予想レンジ 130.80~131.60
日銀人事に関する報道で急落。
いったん、様子見とします。
次期日銀総裁人関する報道で円買いが進む
日経平均株価は、+86円高の27670円と反発しました。
ドル円は一時130.59円まで下押し、クロス円も連れ安となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、24時に米2月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
新総裁に植田和男氏を起用との一部報道で、まとまった円買いが入りました。
買いシグナルは出たままですが、落ち着くまで様子見が無難そうです。
本日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は131円台半ばへ上昇
- クロス円も連れ高
- 追加利上げでメキシコペソ円が+1%高
- アルファベットへの売りが重し
Arrow Signalによる分析
ドル円 131.57 上昇 ↑
予想レンジ 131.20~132.20
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-207ドル安、日経平均株価は-22円安の27584円と下落しました。
ドル円は131円台半ばへ上昇、クロス円も買われています。
前日の結果
・ダウ平均 33700.54(-248.47 -0.73%)
・日経平均 27570.00(+150.00 +0.55%)
・金・ゴールド 1878.50(-12.20 -0.65%)
・原油・WTI 78.06(-0.41 -0.52%)
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:18.3万件 予想:19.3万件 結果:19.6万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りの上昇
▽弱気材料:NYダウの続落
◆ドル円は131円台半ばへ上昇
◆クロス円も買われる
◆米10年債利回りは3.683%へ上昇
◆ドルストレートは上昇
◆米国株は続落
◆欧州株は買戻しが入る
◆金は-12ドル安と反落
◆原油は-0.52%安
◆24時に米2月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-9安の27574円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
アルファベットへの売りが重しに
昨晩のNYダウは、-248ドル安と続落しました。
ナスダックも、-1.06%安と高値圏で連続して陰線が出現。
いずれも序盤のプラスを維持できず、IT・ハイテク株の売りが重しとなりました。
アルファベットへの売りが続き-5.37%、メタ-2.71%、マイクロソフト-0.97%、アップル-0.45%とIT・ハイテク株への売りが継続。ウェブ広告業界が低迷しているうえ、同社開発のAIチャットボット「バード」の実演で不正確な回答や時代後れの答えが出るなど、文章処理を行う人工知能との競争でアルファベットが劣勢に。
バンクオブアメリカ-2.40%、シティグループ-2.12%、JPモルガンチェース-1.62%と銀行株へも売り。
7,000人の人員削減で上昇していたディズニーはプラスを保てず-1.61%と下落、チャーターコミュニケーション-2.11%、コムキャスト-1.68%、ネットフリックス-1.13%とエンタメ株も下落しています。
対照的に、良好な決算でペプシコが+0.80%、ウォルマート+0.66%、コカ・コーラ+0.07%と小売が連れ高になってプラスを維持。アッヴィ+3.32%、ユナイテッドヘルス+0.98%とイーライリリー+0.69%とヘルスケア株の一角も買われました。
全体的には、値上がり銘柄数1179、下がり銘柄数3621と全銘柄中71.5%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.40%
半導体 -1.34%
石油・エネルギー -1.16%
穀物関連 -0.09%
銀行 -1.02%
電気自動車(EV) -0.16%
軍需産業 -1.11%
メタバース -1.30%
ディフェンシブ -0.65%
インド関連 -1.12%
中国ADR +1.36%
各通貨ペアとも円安の地合い
メキシコペソ円チャート(日足)
ドル円は下値模索が続き一時130.35円まで売られましたが、米国株の取引が始まると急速に切り返し131円台半ばへ上昇。NYダウの下落により、リスク回避のドル買いが入りました。
難しい動きとなりましたが、米10年債利回りは3.683%へ上昇しており、ドルへの買いが続くと見ます。
一方、クロス円も連れ高、ドルストレートの上昇によりドル円より上げ幅を広げました。ただ、株安が進めば円高が強まるため注意が必要でしょう。
通貨別にはメキシコペソ円が+1%高で7円台乗せ、前回10.50%、予想10.75%に対し結果11.00%と予想外の上げ幅で買われています。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は一時1890ドルまで買われましたが、NY時間にドルの買戻しが入ると急反落。-12ドル安と下落、時間外でも売りに押され1860ドル台へ下げました。
米利回りの上昇により、じり安が続くと予想します。
原油は-0.52%安、こちらも時間外で売りが続き78ドル台へ下落しました。直近で原油在庫が増加するなど悪材料の方が目立つので、調整の地合いと予想します。
80ドル台へ乗せるには、買い材料が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-9安の27574円と小幅に下落しました。米国株は下落しているものの円安が進んでいるため、日本株は27500円付近を底堅く維持すると見ます。
ドル円の下値は131.50円がサポートライン、上値は131.80円や132.00円がレジスタンスライン。130円台での底堅さが確認でき米利回りも上昇していることで、再度132円台を試すと予想します。
経済指標
★★★★
24:00(米)2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:64.9 予想:65.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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