2023年2月8日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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Arrow Signalによる予想
豪ドルドル 0.6981 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6920~0.7020
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株とドルが小幅に下落
日経平均株価は、-79円安の27606円と続落しました。
ドル円は130円台後半へ下落、クロス円は小幅に買われています。時間外で欧州株は上昇、米国株は下落。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間、やや下げ渋ってきました。
しかし、通貨別強弱でドルは最も弱いため、ロングする場合は買いシグナルが出てからの方が無難でしょう。
本日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- パウエルFRB議長の発言でドル売り
- 今年は大幅なインフレ低下の可能性
- カナダドルは利上げ停止
- 豪ドルは今後数カ月利上げの方向
Arrow Signalによる分析
豪ドルドル 0.6949 上昇 ↑
予想レンジ 0.6920~0.7020
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-36ドル安、日経平均株価も-8円安の27685円と下落しました。
ドル円は131円台前半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34156.69(+265.67 +0.78%)
・日経平均 27650.00(-35.00 -0.13%)
・金・ゴールド 1884.80(+5.30 +0.28%)
・原油・WTI 77.14(+3.03 +4.09%)
経済指標
★★★★★
26:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや原油の上昇
▽弱気材料:インフレ低下の可能性
◆ドル円は131円台前半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.677%へ上昇
◆ドルストレートは豪ドルが買われる
◆米国株は反発
◆欧州株はまちまちの動き
◆金は+5ドル高
◆原油は+4.09%高と上昇
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆日経平均先物は-75円安の27609円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
インフレ低下期待で株高に
昨晩のNYダウは後半にかけて上昇し、+265ドル高と買戻しが入りました。
ナスダックは、IT・ハイテク株が買われ+1.86%高と急反発。
いずれも、パウエルFRB議長がインフレ低下の可能性を示唆したことで買いが入っています。
アルファベット+4.46%、マイクロソフト+4.22%、メタ+3.02%、アップル+1.71%とIT・ハイテク株が上昇。エヌビディア+4.96%、クアルコム+2.87%、AMD+2.53%と半導体セクターも連れ高。原油の上昇で、エクソンモービル+2.94%、シェブロン+2.45%とエネルギー株も買われました。
対照的に、ホームデポ-1.37%、P&G-1.07%、コカ・コーラ-0.38%など小売や消費への売りが継続。
全体的には、値上がり銘柄数2857、値下がり銘柄数1906と全銘柄中56.4%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.34%
半導体 +1.58%
石油・エネルギー +2.49%
穀物関連 -1.00%
銀行 +0.79%
電気自動車(EV) +0.31%
軍需産業 +1.14%
メタバース +2.09%
ディフェンシブ -0.36%
インド関連 0.00%
中国ADR +2.16%
パウエルFRB議長の発言でドル売り
ドル円は132円付近で推移していましたが、パウエルFRB議長の発言を受け急落。「継続的な利上げは適切」と述べる一方で、「今年は大幅なインフレ低下の年になることを期待」と語ったことがドル売り材料に。
一時130.48円まで下落、その後131円台前半へ戻しましたが、利食い売りにも押されており上値は重い様子。米10年債利回りは3.677%へ上昇しているため下値は限定的と見ますが、しばらくはドル売りが続くでしょう。
クロス円も連れ安、全体的に下落しました。ユーロ円とポンド円は-1%の下落、マクレムカナダ中銀総裁が利上げの一時停止を擁護したことでカナダドル円は97円台へ下落。
通貨別には豪ドルが強く、豪中銀が声明で「今後数カ月にわたってさらに金利を引き上げる必要」と表現したことが買い材料に。豪ドル円は91円台で下げ渋り、豪ドルドルは一時0.6988まで買われています。原油価格の上昇により、資源国通貨へ買いが入りやすと見ます。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は買戻しが継続し、+5ドル高と小幅に上昇しました。一時1880ドル台を回復する場面もありましたが、買い一巡後は1870ドルへ下落。
次第に下値を切り上げてきており、再度1880ドル台を試すと予想します。
原油は+4.09%高と上昇、77ドル台へ上値を伸ばしました。ただ、特に材料は出ておらず、米国株に連れ高となった様子。
先週の在庫統計が急増していたため、一気に80ドル台を回復するのは難しいでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-75円安の27609円と続落しました。米国株は上昇したものの円高が進んでいるため、輸出株中心に売られると予想します。
ドル円の下値は130.75円がサポートライン、上値は131.30円と131.50円がレジスタンスライン。132円台は重いですが130円へ下落すると買い支えも入っており、しばらくは130円付近での値固めと見ます。
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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