2023年2月3日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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Arrow Signalによる予想
豪ドル円 90.74 下落(4時間足)↓
予想レンジ 90.50~91.40
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
ドルにやや買戻しが入る
日経平均株価は、+107円高の27509円と3日続伸しました。。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は128円台半ばで推移、クロス円は小幅に下落しています
このあと、22時30分に米雇用統計と米1月平均時給、23時45分に米1月総合PMI、24時に米1月ISM非製造業景況指数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
売り一巡後、買いシグナルが出ました。
円安ドル高の地合いとなっており、米雇用統計を前に堅調に推移すると見ます。
本日のFX予想
※追記は17時すぎになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は128円台へ下落
- ユーロやポンドも急落
- 原油安で豪ドルも売られる
- 好決算でIT・ハイテク株へ買い
Arrow Signalによる分析
豪ドル円 91.07 下落 ↓
予想レンジ 90.50~91.40
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+6ドル高、日経平均株価も+55円高の27402円と上昇しました。
ドル円は128円台半ばへ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34053.74(-39.22 -0.12%)
・日経平均 27490.00(+65.00 +0.24%)
・金・ゴールド 1930.80(-12.00 -0.62%)
・原油・WTI 75.88(-0.53 -0.69%)
経済指標
★★★★★
21:00(英)BOE中央銀行政策金利
前回:3.50% 予想:4.00% 結果:4.00%
★★★★★
22:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:2.50% 予想:3.00% 結果:3.00%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:18.6万件 予想:20.0万件 結果:18.3万件
★★★★★
22:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米IT・ハイテク株への買い
▽弱気材料:各通貨の利上げ打ち止め感
◆ドル円は128円台半ばへ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.396%とほぼ変わらず
◆ドルストレートは全面安
◆米国株はIT・ハイテク株が強い
◆欧州株は上昇
◆金は-12ドル安
◆原油は続落
◆22時30分に米1月雇用統計などが発表
◆23時45分に米1月総合PMIが発表
◆24時に米1月ISM非製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は+41円高の27473円
☆米雇用統計を前に様子見ムードと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株への買いが続く
昨晩のNYダウは上値が重く、-39ドル安と反落しました。
ナスダックは時間外での上窓を維持し、+2.67%高と昨年9月以来の高値に。
米利回りを警戒しつつ、個別銘柄中心の動きとなっています。
メタの決算が予想を上回り自社株買いの枠を400億ドル拡大するとの発表があったことで、+23.29%と急騰。アルファベット+6.67%、アマゾン+6.66%、マイクロソフト+3.68%、アップル+2.85%とIT・ハイテク株が全面高に。半導体やソフトウェアも、全体的に買われました。
対照的に、ダウ構成銘柄は売り優勢。ユナイテッドヘルス-5.31%、メルク-3.39%とヘルスケア株への売りが重しとなっています。原油安で、エクソンモービル-3.92%、シェブロン-1.97%とエネルギー株も下落。
値上がり銘柄数3357、値下がり銘柄数1441と全銘柄の66.1%が上昇しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +7.24%
半導体 +2.62%
石油・エネルギー -2.81%
穀物関連 -1.04%
銀行 -0.39%
電気自動車(EV) +1.47%
軍需産業 0.00%
メタバース +4.74%
ディフェンシブ -0.72%
インド関連 +1.14%
中国ADR -1.61%
欧州通貨安でドルは下げ渋る
ユーロドルチャート(1時間足)
ポンドドルチャート(1時間足)
ドル円はFOMC後の売りが続き、一時128.09円まで下押ししました。ただ、ロンドン時間以降は他通貨が売られたことで、ドルに買戻しが入り128円台後半へ上昇。
米10年債利回りは3.396%とほぼ変わらず、このあたりで下げ止まれるか注目。
今晩は、22時30分に米1月雇用統計が発表、前哨戦となる1月ADP雇用統計は10.6万人と予想17.8万人を下回っていました。今晩発表の米1月非農業部門雇用者数は、前回22.3万人に対し18.5万人と減少予想、20万人を維持できていなければドル安で反応しそうです。
一方、クロス円も全面安、序盤はドル安で買われていたものの、欧・英政策金利の発表後に急落。
経済への影響を考慮するとECBのタカ派は長く維持できず、BOEが「CPIはピークに達した可能性が高い」としたことからまとまった売りに押されています。ユーロドルは一時1.0886と1.09ドル台割れ、ポンドドルも1.2230と1.22ドル台へ下落しました。
期待感で買われていた反動もあり、しばらくは調整が続くと見ます。
また、原油価格の下落で豪ドルやカナダドルなど資源国通貨も軟調。むしろ、ドルに見直し買いが入る可能性が出てきています。
米10年債利回り
商品相場は売りに押される
金は一時1960ドルの高値を付けていましたが、現物取引が始まると暴落。ユーロに連れ安となった形で、1910ドル付近へ下落しています。
前日比-12ドル安ですが、高値からの下落で上ヒゲが出ており、天井を付けた可能性があります。
原油は売りが継続し、75ドル台へ下落。
前日に発表された原油在庫が2019年以来の積み上がりとなってたことで、売り圧力が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+41円高の27473円と続伸しました。円高が進んでいるものの、ナスダックの急騰により下値は限定的と予想します。
ドル円の下値は128.20円と128.10円がサポートライン、上値は128.70円や128.95円がレジスタンスライン。ユーロやポンドの下落により下げ渋っていますが、買い材料もなく米雇用統計を前に様子見ムードが続くでしょう。
経済指標
★★★★★
22:30(米)1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:22.3万人 予想:19.0万人
★★★★★
22:30(米)1月失業率
前回:3.5% 予想:3.6%
★★★
22:30(米)1月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★
22:30(米)1月平均時給(前年同月比)
前回:4.6% 予想:4.3%
★★★
23:45(米)1月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:46.6 予想:-
★★★★
24:00(米)1月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:49.6 予想:50.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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