2022年12月14日のFX為替相場予想
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追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6865 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6820~0.6930
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高ドル安の地合い
日経平均株価は、+201円高の28156円と続伸しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は135円台前半へ下落、クロス円も小幅に売られています。
このあと、翌早朝4時にFOMC政策金利が発表、4時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見があります。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日に売りシグナルが出て以降、下降トレンドが継続しています。
米利回りの低下により、上昇しても戻り売りに押されると見ます。
経済指標
★★★★★
28:00(米)FOMC政策金利発表
前回:3.75-4.00% 予想:4.25-4.50%
★★★★★
28:30(米)パウエルFRB議長、定例記者会見
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6857 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.6820~0.6930
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
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前日の概要
NYダウは+498ドル高、日経平均株価も+112円高の27954円と上昇しました。
ドル円は一時134円台半ばまで下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34110.69(+105.65 +0.31%)
・日経平均 28010.00(+15.00 +0.05%)
・金・ゴールド 1825.50(+33.20 +1.85%)
・原油・WTI 75.53(+2.35 +3.21%)
経済指標
★★★
22:30(米)11月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.3% 結果:0.1%
★★★
22:30(米)11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:7.7% 予想:7.3% 結果:7.1%
★★★
22:30(米)11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3% 結果:0.2%
★★★
22:30(米)11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:6.3% 予想:6.1% 結果:6.0%
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや原油の上昇
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は一時134円台半ばまで下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.509%へ低下
◆ドルストレートは全面高
◆米国株は買い継続
◆欧州株は+1%高
◆金は+33ドル高と急伸
◆原油は+3.21%高と続伸
◆翌早朝4時にFOMC政策金利が発表
◆4時30分からパウエルFRB議長の会見
◆日経平均先物は+55円高の28010円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
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ナスダックチャート(日足)
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IT・ハイテク株中心に続伸
昨晩のNYダウは買いが継続し、+105ドル高と続伸しました。
ナスダックも+1.10%高と上昇しましたが、高値では戻り売りに押され陰線引け。
米11月CPIが予想を下回りドル安となったことで、安心感から買いが入りました。
メタ+4.42%、アルファベット+2.45%、アマゾン+2.12%、マイクロソフト+1.20%アップル+0.48%とIT・ハイテク株が牽引。エヌビディア+3.22%、クアルコム+2.03%、AMD+1.74%と半導体セクターも連れ高。原油価格の続伸で、シェブロン+2.31%、エクソンモービル+1.60%とエネルギー株も買われました。
対照的に、テスラが-3.39%と前日からの売りが継続。イーライリリー-1.60%、ユナイテッドヘルス-1.11%とヘルスケア株が軟調でした。
値上がり銘柄数2838、値下がり銘柄数2034と全銘柄中の54.8%が上昇ています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.83%
半導体 +1.99%
石油・エネルギー +1.68%
穀物関連 -0.23%
銀行 -0.17%
電気自動車(EV) +0.48%
軍需産業 +0.03%
メタバース +0.48%
SDGs +1.05%
中国ADR +2.44%
ディフェンシブ -0.41%
米CPIが予想を下回りドル安に
ドル円は米11月CPIの発表待ちで様子見ムードが続いていましたが、予想を下回る結果を受け一時134.68円まで急落。
米11月CPIは、前月比で0.1%と予想0.3%を下回ったほか、前月比コア指数も0.2%と予想0.3%を下回っていました。明日早朝にFOMCを控えるなか、注目度の高かった分ネガティブな反応となっています。
売り一巡後は135円台半ばへ反発したものの、米10年債利回りは3.509%へ低下しており、上昇しても戻り売りに押される流れと見ます。
クロス円も連れ安、ドルストレートが全面高となったことでドル円に比べると下げ渋りました。
ドル安と原油高で豪ドルドルが+1.5%超急騰し、豪ドル円は前月比プラスを維持。原油への買戻しも続いており、豪ドルは買われやすいでしょう。
米10年債利回り
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商品相場は大きく買われる
金は+33ドル高と急伸、米11月CPIの鈍化でまとまった買いが入りました。一気に1800ドル台を回復しており、買いの強さが伺えます。
年末にかけ、金への買いが入りやすいと予想します。
原油は+3.21%高と続伸し、75ドル台へ戻しました。引き続き、株高を背景に買戻しが続いています。
ただ、OPECが1-3月の需要予想を下方修正しているため、今後の在庫統計には注意が必要です。
金・ゴールドチャート(日足)
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原油・WTIチャート(日足)
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ドル円 注文状況
ドル円板情報
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日経平均先物は、時間外で+55円高の28010円と小幅続伸しました。ドル円は下落したものの欧米株高となっているため、日本株は小幅に買われると予想します。
ドル円の下値は135.20円と135.00円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文。米インフレ率の鈍化で、ドル以外の通貨が買われやすいと見ます。
経済指標
★★★★★
28:00(米)FOMC政策金利発表
前回:3.75-4.00% 予想:4.25-4.50%
★★★★★
28:30(米)パウエルFRB議長、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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