2022年12月12日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0536 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.0450~1.0560
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安ドル高の地合い
日経平均株価は、-58円安の27842円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は137円付近へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は買いシグナル発生中
先週末からの買いシグナルが継続しています。
やや反発してきており、再度上値を試せるか注目。
経済指標
特になし
明日の予想通貨ペア
※追記は17時すぎになります
ユーロドル 1.0532 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0450~1.0560
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
一目の雲を下回れるか注目。
前日の概要
NYダウは+183ドル高、日経平均株価も+326円高の27901円と上昇しました。
ドル円はレンジ相場、クロス円はやや上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 33476.46(-305.02 -0.90%)
・日経平均 27760(-90 -0.33%)
・金・ゴールド 1810.70(+9.20 +0.51%)
・原油・WTI 71.02(-0.44 -0.62%)
経済指標
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.2% 結果:0.3%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:8.0% 予想:7.2% 結果:7.4%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.0% 予想:-0.2% 結果:0.4%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:6.7% 予想:5.9% 結果:6.2%
★★★★
24:00(米)12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:56.8 予想:56.9 結果:59.1
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや原油の下落
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円はレンジ相場
◆クロス円はやや上昇
◆米10年債利回りは
◆ドルストレートはユーロ以外買われる
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロ、ポンド、豪ドルともロングが増加
◆米国株は反落
◆欧州株は小幅に買われる
◆金は+9ドル高と続伸
◆原油は小幅続落
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-19ドル安
◆日経平均先物は-135円安の27765円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は引けにかけ売られる
先週末のNYダウは、-305ドル安と反落しました。
ナスダックも、-0.70%安と下落しています。
いずれも、序盤のプラスを維持できず引けにかけて急落。米11月PPIが予想を上回ったことで、ドル高にやや警戒感が高まりました。
原油安により、シェブロン-3.19%、エクソンモービル-0.84%とエネルギー株へ売り。ウォルマート-2.33%、アマゾン-1.40%、コカ・コーラ-1.05%と小売が軟調。イーライリリー-2.90%、アムジェン-2.42%、ユナイテッドヘルス-1.59%とヘルスケア株も売りに押されています。
値下がり銘柄数3371、値上がり銘柄数1494と全銘柄の65.0%が下落しました。
対照的に、アナリストが投資判断を買いに引き上げたネットフリックスが、+3.14%と3日続伸。ワーナー・ブラザーズ+3.07%、コムキャスト+1.00%、ディズニー+0.90%と他エンタメ株も連れ高となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.12%
半導体 -1.72%
石油・エネルギー -2.13%
穀物関連 -0.94%
銀行 -0.38%
電気自動車(EV) -1.12%
軍需産業 -1.07%
メタバース -0.99%
SDGs -0.63%
中国ADR +3.01%
ディフェンシブ -0.85%
良好な米経済指標でドル買いに
ドル円はレンジ相場、一時135.60円まで下押ししたのち、136円台半ばへ戻しました。米11月PPIと12月ミシガン大学消費者態度指数がいずれも予想を上回ったことで、まとまった買いが入り週末を迎えています。
米10年債利回りは3.586%へ上昇、3か月前の水準で下げ止まっており、週明けもドルの買戻しに期待したいところ。
クロス円はやや上昇、ユーロ円以外買われました。ポンド円は一時168円台乗せ、豪ドル円も92円台後半へ上値を伸ばしています。
ユーロは、ECBによる利上げペースが2023年に鈍化するとの見方で売り優勢に。
原油安で、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も次第に売られると見ます。
米10年債利回り
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。週後半にかけ下げ渋っているので、円売りが増えつつあると思われます。
一方、ユーロ、ポンド、豪ドルともロングが増加。ドル安の反動で買われましたが、原油安で豪ドルのロングは伸び悩むと見ます。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-135円安の27765円と反落しました。サンデーダウは、-19ドル安と小幅に下落。米国株の反落で、日本株も調整が入ると予想します。
ドル円の下値は136.05円がサポートライン、上値は10銭ごとにレジスタンスライン。米利回りの反発で、136円付近を維持すると見ます。
株安により、ドルが買われる展開に期待。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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