2022年10月4日のFX為替相場予想
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 94.24 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 93.90~94.85
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色に変わりました。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-500ドル安、日経平均株価は+278円高の26215円と上昇しました。
ドル円は行って来いで変わらず、クロス円は+1%超上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 29490.89(+765.38 +2.66%)
・日経平均 26610(+380 +1.43%)
・金・ゴールド 1702.00(+30.00 +1.79%)
・原油・WTI 83.63(+4.14 +5.21%)
経済指標
★★★★
23:00(米)9月ISM製造業景況指数
前回:52.8 予想:52.2 結果:50.9
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの大幅反発や原油高
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は行って来いで変わらず
◆クロス円は+1%超の上昇
◆米10年債利回りは3.651%へ低下
◆ドルストレートは急上昇
◆米国株は買戻しが入り急騰
◆欧州株は小動きで方向感なし
◆金は+30ドル高で1700ドル台を回復
◆原油は+5%超の大幅高
◆23時に米8月製造業新規受注が発表
◆日経平均先物は+410円高の26614円
☆株とクロス円が上昇と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利回りの低下で急反発
昨晩のNYダウは+765ドル高と急反発、一時900ドル高超上昇する場面もありました。
ナスダックも、+2.27%高とまとまった買いが入っています。
米利回りが低下したほか、弱い9月ISM製造業景況指数でインフレが鈍化するとの見方が広がりました。
マイクロソフト+3.37%、アルファベット+3.28%、アップル+3.08%、アマゾン+2.55%と時価総額上位が全面大幅反発。原油高で、シェブロン+5.61%、エクソンモービル+5.28%とエネルギー株も上昇。
半導体や小売、銀行、ヘルスケアも買われ、値上がり銘柄数3906、値下がり銘柄数1031と、全銘柄の74.0%が上昇しています。
時価総額上位では、テスラのみ-8.62%と逆行安。
週末に発表された7-9月期の世界出荷台数は34万3830台と過去最高でしたが、アナリスト予想の平均約35万8000台を下回っていました。サプライチェーンの混乱が、依然として障害であることも示唆されています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.73%
半導体 +4.19%
石油・エネルギー +6.18%
穀物関連 +3.01%
銀行 +2.96%
電気自動車(EV) +2.32%
軍需産業 +3.10%
メタバース +2.72%
新型コロナ +1.30%
債権ETF +1.23%
中国ADR +1.30%
ポンドやオセアニア通貨が急上昇
週明けのドル円は序盤買われ一時145.21円まで上昇したものの、その後は失速。NY時間に入り米10年債利回りは3.651%へ低下したほか、米9月ISM製造業景況指数が50.9と予想52.2を下回ったことが重しに。
結局行って来いとなって、先週末の終値付近へ戻しています。
ドルストレートの買戻しでドル売りが強まっていることから、ドル円はいったん調整と予想します。
ドルが売られた反動で、クロス円は+1%超と大きく上昇。
ユーロは小幅高程度でしたが、NZドル円が+2%超買われるなどクロス円への買いが目立ちました。
大規模な減税政策が嫌気され下値模索となっていたポンドドルも、一気に1.1300台を回復。英政府が、所得税の最高税率引き下げ計画を撤回するなど、政策に変化が出てきたことがサポート。
ドル安で、クロス円中心に上昇と予想します。
米10年債利回り
商品相場は大きく上昇
金は+30ドル高と急上昇し、一気に1700ドル台を回復。
ドル売りが強まったことで、まとまった買いが入りました。
ロシアの動員令による地政学的リスクも後押し、1700ドル付近での値固めと予想します。
原油は+5%超の大幅高、80ドル台を回復し83ドル台まで上値を伸ばしました。
明日のOPECプラスで、日量100万バレル超の大幅な減産が検討していることが買い材料に。景気見通しの悪化により、2会合連続で生産目標を引き下げる見通しです。
原油高により、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨も買われるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+410円高の26614円と続伸しました。米国株とクロス円が上昇、日本株も連れ高と予想します。
ドル円の下値は144.20円がサポートライン、上値は145.00円や145.10円がレジスタンスライン。米利回りの低下で上値は重いほか、145円台では日銀の為替介入が意識されるようです。
他通貨が強いため、ドル円はじり安と予想します。
経済指標
★★★
23:00(米)8月製造業新規受注(前月比)
前回:-1.0% 予想:0.2%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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