2022年9月14日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 143.48 下落(4時間足)↓
予想レンジ 143.00~144.20
トリックスが異色クロスしました。
いったん、様子見とします。
株安で為替も円高に
日経平均株価は、-796円安の27818円と大幅反落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は143円台半ばへ下落、クロス円も売りに押されています。
このあと、21時30分に米8月卸売物価指数(PPI)が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
年初来高値手前で反落、売りシグナルが出ました。
下げ渋っており、再度上昇できるか注目。
経済指標
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.5% 予想:-0.1%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:9.8% 予想:8.8%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:7.6% 予想:7.1%
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 144.50 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 144.20~145.20
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+229ドル高、日経平均株価も+72円高の28614円と上昇しました。
ドル円は144円台半ばへ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 31104.97(-1276.37 -3.94%)
・日経平均 27680(-720 -2.60%)
・金・ゴールド 1717.40(-23.20 -1.33%)
・原油・WTI 87.31(-0.47 -0.54%)
経済指標
★★★
21:30(米)8月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.0% 予想:-0.1% 結果:0.1%
★★★
21:30(米)8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:8.5% 予想:8.1% 結果:8.3%
★★★
21:30(米)8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3% 結果:0.6%
★★★
21:30(米)8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:5.9% 予想:6.1% 結果:6.3%
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウが-1000ドル超の暴落
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は144円台半ばへ上昇
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは3.418%へ上昇
◆ドルストレートは
◆米国株は全面大幅安
◆欧州株は-1.5%安
◆金は-23ドル安と続落
◆原油は小幅に下落
◆21時30分に米8月卸売物価指数(PPI)が発表
◆日経平均先物は-755円安の27859円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米インフレが進み米国株は暴落
昨晩のNYダウは下窓を開けて下落、-1276ドル安と暴落しました。
ナスダックも序盤から大きく売られ、-5.16%安と大幅下落。
予想外にプラスとなっていた米8月CPIを受け、先の見えないインフレに見切り売りが加速しました。
アマゾン-7.06%、アップル-5.87%、アルファベット-5.86%、マイクロソフト-5.50%と時価総額上位が全面大幅安。半導体、消費、飲食、ヘルスケア、銀行、不動産、エネルギーなど全セクターが下落。
値上がり銘柄数725、値下がり銘柄数4234と、全銘柄中の80.2%が下落しており、先週上昇した分が帳消しとなっています。
ただ、直近の原油安で米インフレは小幅に増加した程度なので、売り一巡後は落ち着きを取り戻すと見ます。
テーマ別株価変動率
GAFAM -6.76%
半導体 -4.88%
旅行レジャー -4.74%
石油・エネルギー -2.72%
穀物関連 -1.89%
銀行 -3.30%
不動産 -5.19%
電気自動車(EV) -3.38%
軍需産業 -4.02%
メタバース -5.96%
暗号資産関連 -5.87%
米8月CPIを受けドル独歩高に
ドル円はロンドン時間まで売りに押されていましたが、米8月CPIの結果を受け急騰。米8月CPIは前月比で0.1%と、予想-0.1%に反しインフレが進んでいたことで、今月に続き11月も利上げ期待が高まりました。
ガソリン価格は下落したものの、食料品や生活費が高騰しておりインフレのピークが見えない状態に。
ドル円は一時144.68円まで上昇、米10年債利回りも3.418%へ上値を伸ばしており、ドルへの買いが続くと予想します。
対照的にドルストレートが全面安となったことで、クロス円は売りに押されました。
直近の原油安の影響で、豪ドル円やNZドル円が-1%超の下落。ユーロ円やポンド円も売られましたが、ドル円の上昇に支えられやや下げ渋っています。
ただ、全体的にはドル買い優勢で、ドル以外の通貨や株、商品は売りに押されると予想します。
米10年債利回り
金への売りが続く
金は-23ドル安と続落、ドル買いに押されました。時間外で買われていたものの、米8月CPI発表後は一気に-30ドル下げる動きとなっており、ドル高の根強さにまとまった売りが。
金利の付かない金は、下値模索と予想します。
原油は小幅に下落、他市場に比べ比較的下げ渋りました。
インフレによる景気後退懸念がある一方、米国政府が原油価格80ドル下回る水準で戦略石油備蓄(SPR)補充のための購入を検討するとの報道が買い材料に。
80ドルが強いサポートラインとなったことで、しばらくはこの水準での値固めと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-755円安の27859円と急反落しました。米国株の暴落により、現物株も大きく売られると予想します。
ドル円の下値は144.35円や144.00円がサポートライン、上値は144.95~145.00円がレジスタンスライン。ドル独歩高の様相で買いの入りやすい流れとなっていることから、145円の節目を試すと予想します。
経済指標
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.5% 予想:-0.1%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:9.8% 予想:8.8%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:7.6% 予想:7.1%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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