2022年9月9日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンドドル 1.1626 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 1.1570~1.1650
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いので、上方修正しました。
ドルに利食い売りの動き
日経平均株価は、+149円高の28214円と続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は142円台前半と-1%超の下落、クロス円は小幅安程度です。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナル発生中
一昨日からの売りシグナルが続いています。
ロングする場合は、買いシグナルが出るのを待った方が良いでしょう。
経済指標
特になし
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ポンドドル 1.1503 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1480~1.1570
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色に変わりました。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+435ドル高、日経平均株価も+634円高の28065円と上昇しました。
ドル円は再び144円台へ上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 31774.52(+193.24 +0.61%)
・日経平均 27920(+110 +0.39%)
・金・ゴールド 1720.20(-7.60 -0.44%)
・原油・WTI 83.54(+1.60 +1.95%)
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:0.50% 予想:1.25% 結果:1.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.2万件 予想:24.0万件 結果:22.2万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
★★★★★
22:10(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料:なし
◆ドル円は再び144円台へ上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.317%へ上昇
◆ドルストレートはユーロがやや乱高下
◆米国株は続伸
◆欧州株は小幅高
◆金は-7ドル安
◆原油は+1.95%高と反発
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆日経平均先物は+45円高の28110円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
NYダウは買い優勢で続伸
昨晩のNYダウは買いが続き、+193ドル高と続伸しました。
ナスダックも、+0.60%高と上昇しています。
序盤は売りに押されていましたが、半ばから後半にかけ銀行株中心に買戻し。
バンクオブアメリカ+3.22%、ウェルズファーゴ+3.17%、シティグループ+2.61%と米利回りの上昇に連れ高。AMD+3.98%、エヌビディア+2.01%と半導体セクターも買われました。ファイザー+2.06%、アッヴィ+1.30%、イーライリリー+1.25%とヘルスケアも全面高。
iPhone14を発表したアップルは、やや反応が悪く-0.96%と下落。アルファベット-0.96%と、IT・ハイテク株の一角も売り。
値上がり銘柄数3031、値下がり銘柄数1885と、銘柄中の57.4%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.30%
半導体 +1.38%
旅行レジャー +0.14%
石油・エネルギー +0.22%
穀物関連 +0.64%
銀行 +1.85%
不動産 +0.73%
電気自動車(EV) +1.62%
軍需産業 -0.15%
メタバース +1.05%
暗号資産関連 +2.71%
ドル円は144円台へ戻す
ユーロドルチャート(1時間足)
ドル円は高値圏で下げ渋り、再び144円台へ上昇しました。
米新規失業保険申請件数が22.2万件と前週から減少していたことで、まとまったドル買いも入っています。パウエルFRB議長が、これまで通りタカ派姿勢を示したことも買い材料に。
米10年債利回りは3.317%へ上昇、144円付近での値固めと予想します。
一方、クロス円はまちまちの動きで方向感なし。全体的には円安優勢で、ドル円同様高値圏での推移となりました。
通貨別には、+0.75%の利上げが実施されたユーロがやや乱高下。ECB発足以来の大幅利上げでしたが、景気後退の懸念も指摘されたことで材料出尽くし感も。
直近の原油価格が急落しインフレ率が低下したことで、利上げされたとしても1.75%程度と思われます。
米10年債利回り
原油に買戻しが入る
金は-7ドル安と続落、ドル高に押されました。
ユーロの利上げで買われる場面もありましたが、勢いは続かず失速。上値は重く、しばらくは1700ドル台前半での値固めと予想します。
対照的に、原油は+1.95%高と反発。良好な米経済指標や供給不足への懸念で、いったん買戻しが入っています。
まだ90ドル台は重く、上抜けするには在庫減などの材料が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+45円高の28110円と小幅続伸しました。欧米株とも上昇しドル円は144円台へ戻していることから、日経平均株価は28000円台での推移と予想します。
ドル円の下値は143.70円や143.50円がサポートライン、上値は144.40~144.50円がレジスタンスライン。下がっても買い支えの入る流れとなっており、144円台で値固めしたのち再上昇すると見ています。
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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