2022年8月29日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 138.91 上昇(1時間足)↑
予想レンジ 137.20~138.20
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安ドル高の地合い
日経平均株価は、-762円安の27878円と急反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ただ、ドル円は138.99円まで上昇、クロス円も小幅に上昇しています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません
ドル円は買いシグナル発生中
先週末からの上昇トレンドが継続しています。
勢いがあり、再度138円台へ乗せると見ています。
経済指標
特になし
明日の予想通貨ペア
ドル円 137.51 上昇 (1時間足)↑
予想レンジ 137.20~138.20
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+322ドル高、日経平均株価も+163円高の28641円と上昇しました。
ドル円は137円台半ばへ上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 32283.40(-1008.38 -3.03%)
・日経平均 28115.00(-565.00 -1.97%)
・金・ゴールド 1749.8(-21.6 -1.22%)
・原油・WTI 93.06(+0.54 +0.58%)
経済指標
★★★★
23:00(米)8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:55.1 予想:55.2 結果:58.2
★★★★★
23:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:欧米株の大幅反落
△強気材料:ドルや原油の上昇
◆ドル円は137円台半ばへ上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは
◆ドルストレートは豪ドルが売られる
◆円ショートが増加し円安をサポート
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドのロングが増加
◆米国株は急反落
◆欧州株は-1~2%安
◆金は-17ドル安と続落
◆原油は93ドル台へ上昇
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-50ドル安
◆日経平均先物は-496円安の28145円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
インフレ対策継続で急反落
先週末のNYダウは、-1008ドル安と急反落しました。
ナスダックも-3.94%と、1か月ぶりとなる安値水準まで下落。
パウエルFRB議長が、対インフレ政策で引き締めの継続を示したことが悪材料に。再びドル高株安の流れとなっており、しばらくはドル高が悪材料となるでしょう。
アルファベット-5.44%、アマゾン-4.76%、マイクロソフト-3.86%、アップル-3.77%とIT・ハイテク株が全面大幅安。エヌビディア-9.23%、AMD-6.17%など、半導体セクターにも強い売り圧力。
コストコ-3.44%、ウォルマート-3.14%と直近堅調だった消費も売り優勢に。
値上がり銘柄数536、値下がり銘柄数4371と、全銘柄の82.7%が下落しています。
主要銘柄では、アマゾンが買収検討と報じたゲーム大手エレクトロニック・アーツが+3.57%と逆行高。同セクターのテイクツー・インタラクティブが+1.59%と連れ高になった程度でした。
テーマ別株価変動率
GAFAM -4.56%
半導体 -5.58%
旅行レジャー -3.41%
石油・エネルギー -1.01%
穀物関連 -2.44%
銀行 -2.88%
不動産 -3.29%
電気自動車(EV) -3.39%
軍需産業 -3.16%
メタバース -4.25%
暗号資産関連 -4.55%
ドル以外弱い
豪ドルドルチャート(1時間足)
ドル円は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言で乱高下。136.33円の安値を付けたあとは急速に買戻しが入り、137.55円の高値へ上昇しています。
パウエルFRB議長は、全体的な焦点はインフレ率を2%以内に引き下げることで、引き締め政策は一定期間必要になると発言。しばらくは引き締めが続くことを示したことで、まとまったドル買いが入り週末を迎えました。
米10年債利回りは3.030%とほぼ変わらず、9月の利上げ幅はデータ次第との発言もありましたが、追加利上げの見通しに代わりはなく、ドル高の地合いが続くと予想します。
クロス円はまちまちの動き、ポンド円はプラスを維持し他通貨は下落しました。ドル円同様、ドルストレートも乱高下したことで難しい動きに。
通貨別には、豪ドルドルへの売りが続き-1.25%安、そのまま反発できずに取引終了。株安によるリスク回避の動きに押されましたが、原油価格が上昇してきているので、対円では次第に買戻しが入ると見ています。
米10年債利回り
円ショートが増加し円安をサポート
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加し円安をサポートしました。ドルへの買いが続いており、堅調な地合いが続くと予想します。
ユーロと豪ドルのロングはやや減少した一方、ポンドのロングが増加。各通貨ペアともドルに押されており、ドルストレートは弱いと予想。
クロス円はドル円に連れ高となりやすく、安定した推移が続くと見ています。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-496円安の28145円と反落しました。サンデーダウは-50ドル安と続落、週明けも売り優勢でスタートするでしょう。
ドル円の下値は137.10円がサポートライン、上値は137.60円や138.00円がレジスタンスライン。他通貨に比べドルは強く、上値を追いやすいと予想。先週末の勢いが週明けも続けば、138円台乗せは早いと思われます。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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