2022年8月12日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンドドル 1.2186 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.2140~1.2220
下降トレンドが継続しています。
特に変更ありません。
日本株の急反発で為替は円安で推移
日経平均株価は、+727円高の28546円と大幅反発しました。時間外で、欧米株ともやや買い優勢です。
ドル円は+15銭ほど上昇、クロス円も小幅に買われています。
このあと、23時に米8月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日買いシグナルが出て以降、じり高が続いています。
引き続き、堅調に推移と予想します。
経済指標
★★★★
23:00 (米)8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:51.5 予想:52.5
本日の予想通貨ペア
ポンドドル 1.2197 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.2140~1.2220
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
一目の雲を下回れるか注目。
前日の概要
NYダウは+535ドル高、東京市場は山の日で休場でした。
ドル円は133円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33336.67(+27.16 +0.08%)
・日経平均 28145(+355 +1.26%)
・金・ゴールド 1807.20(-6.50 -0.36%)
・原油・WTI 94.34(+2.41 +2.62%)
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:26.0万件 予想:26.4万件 結果:26.2万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料:なし
◆ドル円は133円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは2.884%へ上昇
◆ドルストレートはポンドが逆行安
◆米国株はナスダックが反落
◆欧州株は小動きで方向感なし
◆金は-6ドル安
◆原油は+2.62%高と続伸
◆23時に米8月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+325円高の28144円
☆株とドル中心に上昇と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ディズニーの好決算がNYダウをサポート
昨晩のNYダウは+27ドル高と小幅続伸しましたが、やや上値は重く陰線引け。
ナスダックは、-0.58%安と売りに押されました。
直近の上昇に対する調整程度の下落で、米インフレ低下が買い材料となっています。
原油の続伸で、シェブロン+2.44%、エクソンモービル+1.90%とエネルギー株が上昇。米利回りの上昇により、バンクオブアメリカ+2.40%、ウェルズファーゴ+2.08%と銀行株も買われました。
大幅な増収増益が発表されたディズニーは、+4.68%とNYダウをサポート。Disney+やHulu、ESPN+などディズニーが提供する配信サービスへの加入者総数は2億2100万人と、ネットフリックスを上回ったことも買い材料に。
値上がり銘柄数2831、値下がり銘柄数2077と、全銘柄の53.5%が上昇しやや買い優勢でした。
対照的に、アマゾン-1.44%、マイクロソフト-0.74%、アルファベット-0.69%、アップル-0.44%などIT・ハイテク株が反落。ファイザー-3.32%、J&J-2.07%、イーライリリー-1.13%とヘルスケア株も下落。
AMD-0.94%、エヌビディア-0.86%と半導体セクターもやや軟調でした。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.73%
半導体 -0.11%
旅行レジャー +1.24%
石油・エネルギー +2.88%
穀物関連 +0.86%
銀行 +1.73%
不動産 +0.91%
電気自動車(EV) +1.46%
軍需産業 -0.17%
メタバース -0.18%
暗号資産関連 +0.20%
ドルに買戻し、ポンドが弱い
ドル円は下げ渋り、NY時間に入ると買いが強まり、一時133.32円まで上値を伸ばしました。特に買い材料は出ていませんが、売りが一巡し米10年債利回りが2.884%へ上昇したことでドル買いに。
ただ、米インフレ鈍化により、9月は0.25~0.5%の利上げと思われ、110円台から130円台へ上昇した時のような勢いはないでしょう。
クロス円も連れ高となりましたが、ポンド円は反落。
弱い英成長見通しが重しとなっており、対ドルでも1.2200台割れと逆行安に。英国では事実上の次期首相を選ぶ党首選が行われており、政治的な混乱も重しとなっています。
米10年債利回り
原油が続伸し94ドル台乗せ
金はやや乱高下、米7月PPIの悪化で1814ドルまで買われましたが、その後は失速し1804ドル付近へ下落。
結局、前日比-6ドル安と、上値の重い状態となりました。
しばらくは、1800ドル付近での値固めと予想します。
原油は+2.62%高と続伸し、94ドル台へ乗せました。
ガソリン在庫の減少に加え、国際エネルギー機関(IEA)が今年の需要見通しを日量38万バレル引き上げ、前年比210万バレル増としたことが買い材料に。ただ、OPECは今年や来年の今年や来年の需要見通しを下方修正しており、時間外で93ドル台へ下落。
難しい動きですが、在庫減少により買い優勢と見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+325円高の28144円と上昇しました。休み明けの日本株は、まとまった買いが入り28000円台を回復すると予想します。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は133.20や133.50円がレジスタンスライン。上昇は一服しており、133円台での値固めの後じり高と見ます。
経済指標
★★★★
23:00 (米)8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:51.5 予想:52.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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