2022年8月5日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 92.82 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 92.30~93.20
トリックスが異色クロスしました。
いったん、様子見とします。
株高で為替は円安に
連休明けの日経平均株価は、+243円高の28175円と3日続伸しました。
ドル円は133.30円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも小幅に上昇。
このあと、21時30分に米7月雇用統計と米7月平均時給が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
下げ渋り、買いシグナルが出ました。
米雇用統計を前に、期待感でややじり高となりそうです。
経済指標
★★★★★
21:30 (米) 7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:37.2万人 予想:25.0万人
★★★★★
21:30 (米) 7月失業率
前回:3.6% 予想:3.6%
★★★
21:30 (米) 7月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★
21:30 (米) 7月平均時給(前年同月比)
前回:5.1% 予想:5.0%
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 92.63 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 91.80~92.90
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
一目の雲を下回れるか注目。
前日の概要
NYダウは+416ドル高、日経平均株価も+190円高の27932円と上昇しました。
ドル円は一時132.76円まで下落、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 32726.82(-85.68 -0.26%)
・日経平均 27885(-65 -0.23%)
・金・ゴールド 1806.90(+30.50 +1.72%)
・原油・WTI 88.54(-2.12 -2.34%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:25.6万件 予想:26.5万件 結果:26.0万件
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや原油の下落
△強気材料:ナスダックの続伸
◆ドル円は一時132.76円まで下落
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは2.687%へ低下
◆ドルストレートはポンドが急落
◆米国株はナスダックへの買いが続く
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は+30ドル高と急伸
◆原油は続落し90ドル割れ
◆21時30分に米7月雇用統計などが発表
◆日経平均先物は-52円安の27879円
☆株・為替とも小幅に調整と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
エネルギー株への売りが重しに
昨晩のNYダウは-85ドル安と反落、英中銀の景気後退見通しが重しとなりました。
一方、ナスダックは+0.41%高と7日連続陽線引けに。
米利回りの低下や予想を上回る企業決算で、下がったところでは買い支えも入っています。
直近の原油安が売り材料となって、エクソンモービル-4.21%、シェブロン-2.72%などエネルギー株が全面安。決算予想を下回ったイーライリリーが-2.56%、ほかヘルスケア株も連れ安に。
米利回りの低下で、ウェルズファーゴ-2.55%、JPモルガンチェース-1.10%と銀行株も売りに押されました。
対照的に、アマゾン+2.19%、メタ+1.05%、マイクロソフト+0.42%などIT・ハイテク株の一角が上昇。AMD+5.93%、エヌビディア+1.70%と、半導体セクターも買い優勢となっています。
全体的には若干買い優勢で、値上がり銘柄数2676、値下がり銘柄数2238と全銘柄の50.6%が上昇しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.72%
半導体 +1.92%
旅行レジャー +0.92%
石油・エネルギー -3.20%
穀物関連 +0.08%
銀行 -0.34%
不動産 -0.64%
電気自動車(EV) -0.68%
軍需産業 -0.58%
メタバース +0.54%
暗号資産関連 +0.41%
ポンドが失望売りで急落
ユーロポンドチャート(4時間足)
ドル円は、134.43円の高値を付けたあとは上昇一服。戻り売りに押されたほかポンドの急落に連れ安となって、一時132.76円まで下落しました。
米10年債利回りは2.687%へ低下、米雇用統計を前に様子見ムードと予想します。
一方、クロス円はまちまちの動き、ユーロ円以外下落しました。
通貨別には、ポンドが高値から急落。英MPCで利上げが行われたものの、+0.5%と大幅利上げではなかったことや英経済の見通し悪化で失望売りが出ました。ポンド円、ポンドドルとも-200pipsほど急落しており、売り圧力が目立っています。
原油の続落で、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨も弱いと予想。
対ポンドでユーロが買われたことで、ユーロは逆行高となりました。
米10年債利回り
21時30分に米7月雇用統計が発表
今晩は、21時30分に米7月雇用統計が発表されます。
前哨戦となる米7月ADP雇用統計は、統計方法の変更で発表無し。
米7月非農業部門雇用者数は、前回37.2万人に対し予想25.0万人と減少予想。20万人を上回っているので、予想値付近であれば問題ないと思われます。
米雇用統計推移
金が1800ドル台を回復
金は+30ドル高と急伸し、1800ドル台を回復しました。米利回りの低下に加え、中国の軍事演習に対する懸念でまとまった買いが入っています。
米雇用統計を前に、高値圏を維持と予想します。
原油は-2%超と続落し、90ドルの節目を割れました。引き続き景気悪化見通しが重しとなっており、英中銀からは今年10~12月期から景気後退に入る予測も。
毎年、原油価格は8月にピークを付けることが多いため、下値模索が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-52円安の27879円と小幅反落しました。NYダウが反落し円高が進んでいるため、日本株も小幅に調整と予想します。
ドル円の下値は132.60円と132.50円がサポートライン、上値は20銭ごとに売り注文。米雇用統計を前に、様子見ムードが続くでしょう。
経済指標
★★★★★
21:30 (米) 7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:37.2万人 予想:25.0万人
★★★★★
21:30 (米) 7月失業率
前回:3.6% 予想:3.6%
★★★
21:30 (米) 7月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★
21:30 (米) 7月平均時給(前年同月比)
前回:5.1% 予想:5.0%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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