2022年7月22日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0138 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.0080~1.0160
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株とドルが上昇、クロス円は下落
日経平均株価は、+111円高の27914円と続伸しました。
ドル円は一時137.96円まで上昇した一方、クロス円は売りに押されています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、22時45分に米7月製造業PMIが発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間に入り、売り優勢に。
再び上値が重くなってきており、ロングする場合は買いシグナルを待った方が良いでしょう。
経済指標
★★★
22:45 (米) 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:52.7 予想:51.8
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 1.0226 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.0200~1.0300
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+47ドル高、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は137.38円まで下押し、クロス円もやや下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 32036.90(+162.06 +0.51%)
・日経平均 27885(+105 +0.38%)
・金・ゴールド 1731.30(+13.60 +0.79%)
・原油・WTI 96.35(-3.53 -3.53%)
経済指標
★★★
21:15 (ユーロ) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:0.00% 予想:0.25% 結果:0.50%
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:24.4万件 予想:24.0万件 結果:25.1万件
★★★
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-3.3 予想:0.0 結果:-12.3
★★★★★
21:45 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの3日続伸
▽弱気材料:米利回りや原油の下落
◆ドル円は137.38円まで下押し
◆クロス円もやや下落
◆米10年債利回りは2.884%へ低下
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は3連騰
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は+13ドル高と反発
◆原油は-3%超の下落
◆22時45分に米7月製造業PMIが発表
◆日経平均先物は+60円高の27863円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は3日続伸
昨晩のNYダウは買いが続き、+162ドル高と3日連続高となりました。
ナスダックも、+1.36%高と3日続伸しています。
決算発表で個別銘柄が買われたほか、米利回りの低下が続いていることが買い材料に。
テスラの決算は減益でしたが、年後半の生産が過去最大になるとの見方を示したことで+9.78%と急騰。クアルコム+2.73%、アップル+1.51%、マイクロソフト+0.98%などIT・ハイテク株への買いが続きました。
値上がり銘柄数2897に対し値下がり銘柄数1971、全銘柄中の54.7%が上昇しています。
一方、AT&Tが業績の下方修正で-7.62%、Tモバイル-3.10%、ベライゾン-2.87%と通信キャリアが連れ安に。
原油安で、エクソンモービル-1.67%、シェブロン-0.78%とエネルギー株も売られました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.17%
半導体 +1.55%
旅行レジャー -0.86%
石油・エネルギー -1.61%
海運 +0.11%
銀行 +0.67%
電気自動車(EV) +2.46%
軍需産業 +0.55%
金投資 +1.33%
メタバース +1.40%
暗号資産関連 +1.32%
米主要企業決算発表予定
7/22(金)
アメリカン エキスプレス
ベライゾン
ツイッター
ECBが+0.5%の大幅利上げを実施
ドル円は138.88円まで上値を伸ばしましたが、NY時間に入り失速。ユーロが予想以上に利上げしたことや米経済指標の悪化で、137.38円まで下押ししています。
米新規失業保険申請件数は25.1万件と予想24.0万件を下回ったほか、米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数も-12.3と予想0.0に対し大幅マイナスでした。
米10年債利回りは2.884%へ低下しており、ドル安の地合いが続くと予想します。
クロス円はやや下落、ユーロ円と豪ドル円が下げ渋りました。
ユーロに関しては、ECBが0.00%から0.50%へ利上げを実施。予想は0.25%の利上げだったことから、ポジティブサプライズとなっています。
ドル安が進んだことで他通貨に買い、クロス円は堅調に推移と予想します。
米10年債利回り
金が買われ原油は売られる
金は+13ドル高と反発、1681ドルの安値から急騰しました。時間外でも買いが続き、1720ドル台乗せ。
ユーロが予想外に大幅利上げを行ったことで、金への買戻しが続くと予想します。
対照的に、原油は-3%超下落し再び100ドルの節目割れ。ロシアが、欧州向けのガスパイプライン「ノルドストリーム」による天然ガスの供給を再開したことが悪材料に。
米経済指標の悪化で需要が減速するとの見方も出ており、下値模索が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+60円高の27863円と続伸しました。ドル円は下落したものの欧米株が上昇しているので、日本株も小幅に買われると予想します。
ドル円の下値は15銭ごとに買い注文、上値は137.75円や137.95円がレジスタンスライン。米利回りの低下やユーロ高が重しとなっており、しばらくは調整と予想。
対照的に、クロス円は堅調に推移するでしょう。
経済指標
★★★
22:45 (米) 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:52.7 予想:51.8
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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