2022年5月13日のFX為替相場予想
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 128.34 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 127.50~128.60
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
THV V4による分析
前日の概要
NYダウは-326ドル安、日経平均株価も-464円安の25748円と下落しました。
ドル円は一時127ドル台半ばまで下落、クロス円も全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31730.30(-103.81 -0.33%)
・日経平均 25845(+75 +0.29%)
・金・ゴールド 1824.60(-29.10 -1.57%)
・原油・WTI 106.13(+0.42 +0.40%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:1.4% 予想:0.5% 結果:0.5%
★★★
21:30 (米) 4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:11.2% 予想:10.7% 結果:11.0%
★★★
21:30 (米) 4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:1.0% 予想:0.6% 結果:0.4%
★★★
21:30 (米) 4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:9.2% 予想:8.9% 結果:8.8%
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:20.0万件 予想:19.0万件 結果:20.3万件
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:米利回りの低下
△強気材料:米国株の下げ渋り
◆ドル円は一時127ドル台半ばまで下落
◆クロス円も全面安
◆米10年債利回りは2.857%へ低下
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は売り一巡後に下げ渋り
◆欧州株は-1%安
◆金は-29ドル安と下値模索
◆原油は小幅続伸
◆23時に米5月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+61円高の25810円
☆ドル安株高の地合いと予想
米国株は安値で買戻しが入る
昨晩のNYダウは、-103ドル台と6日連続安となりました。ただ、一時の-600ドル安からは戻しており、チャートは下ヒゲ付きの陽線引け。
ナスダックは、+0.06%高と小幅に反発して下げ渋っています。引き続き利上げによる株売りが続いたものの、値ごろ感で買戻しも入った様子。
アップル-2.69%、マイクロソフト-2.00%、エヌビディア-2.74%とIT・ハイテク株への売りが継続。シティグループ-2.31%、ウェルズファーゴ-1.78%と銀行株も売られました。
ディズニーが見通し悪化で-0.85%となった反面、ネットフリックス+4.77%、ワーナー+2.95%など他エンタメ株に買いが入っています。ファイザー+1.90%、イーライリリー+1.78%とヘルスケア株は全面高。
値上がりと値下がりは半々といったところで、まだ方向感に欠けています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.22%
半導体 +0.85%
旅行レジャー +1.53%
石油・エネルギー -0.19%
海運 -0.94%
銀行 -0.69%
電気自動車(EV) +0.76%
軍需産業 -0.73%
金投資 -3.44%
メタバース +2.70%
暗号資産関連 +0.35%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
各通貨とも-1~2%超売られる
ドル円は前日からの売りが続き、一時127.53円まで下押ししました。高値130.05円から2円50銭下落したのち、128.30円付近まで反発しています。
ただ、米10年債利回りは2.857%へ低下しており、次第に戻り売りが出ると予想。
クロス円も連れ安、-2%超下落しておりドル円よりも下げ幅を広げました。NYダウが6日連続安になるなどリスク回避の円買いが強まっています。
ドルストレートも売られていて、各通貨とも下落しました。週末を前に、下値模索の流れと予想します。
米10年債利回り
金は下値模索が続く
金は-29ドル安と下値模索、1824ドルまで下げました。1880ドルのサポートを割れて以降、下値模索が続いています。
FRBが積極的に利上げを行う方針なので、金利の付かないゴールドへの売りが続くと予想します。
原油は小幅続伸し、105ドルから106ドル台へ乗せました。前日に発表されたガソリン在庫の減少を受け、買いが続いています。
ただ、全体的にリスク回避の動きが出たことで、上値は限定的に。引き続き、100ドル台での値固めと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+61円高の25810円と反発しました。円高が進んでいるものの、米国株が安値で下げ渋っており、日本株も買戻しに期待したいところ。
ドル円の下値は128.00円がサポートライン、上値は128.50円や128.75円がレジスタンスライン。ドルに関し特に悪材料は出ていませんが、テクニカル的に過熱感が高いのでしばらくは調整と予想します。
ドル円板情報
経済指標
★★★★
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:65.2 予想:64.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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