2022年4月21日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0913 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.0850~1.0950
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。勢いが強いので、上方修正しました。
株高で、クロス円中心に上昇
日経平均株価は、+335円高の27553円と3日続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇。ドル円は128円付近へ上昇、クロス円は買われています。このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数と米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23時に米3月景気先行指標総合指数が発表、翌1時30分にベイリー英中銀総裁、翌4時にパウエルFRB議長とラガルドECB総裁の発言があります。
ドル円は買いシグナルが発生
下げ渋ったところで、買いシグナルが出ました。
このあとも、買いが続くか注目。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:18.5万件 予想:-
★★★
21:30 (米) 4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:27.4 予想:20.5
★★★
23:00 (米) 3月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★★★
25:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
★★★★★
26:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
26:00 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
【CFD】時間外のNYダウや日経平均、商品をチェックしてみよう
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 1.0848 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.0820~1.0920
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+499ドル高、日経平均株価も+232円高の27217円と上昇しました。
ドル円は129.40円の高値から127円台後半へ下落、クロス円も高値更新後売られています。
前日の結果
・ダウ平均 35160.79(+249.59 +0.71%)
・日経平均 27190(+10 +0.04%)
・金・ゴールド 1955.60(-3.40 -0.17%)
・原油・WTI 102.75(+0.19 +0.19%)
経済指標
★★★
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:602万件 予想:575万件 結果:577万件
★★★
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-7.2% 予想:-4.5% 結果:-2.7%
★★★★★
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:NYダウの続伸
▽弱気材料:ナスダックの反落
◆ドル円は127円台後半へ下落
◆クロス円も売りに押される
◆米10年債利回りは2.844%へ低下
◆ドルストレートはユーロが利上げ期待で強い
◆米国株はナスダックが反落
◆欧州株は+1%超の上昇
◆原油は小幅に反発
◆金は-3ドル安と下げ渋り
◆21時30分に米新規失業保険申請件数などが発表
◆23時に米3月景気先行指標総合指数が発表
◆翌1時30分にベイリー英中銀総裁の発言
◆翌4時にパウエルFRB議長とラガルドECB総裁の発言
◆日経平均先物は+6円高の27224円
☆円安株高の地合いと予想
個別銘柄の動きが中心
昨晩のNYダウは時間外ですでに買われており、+249ドル高と続伸しました。
対照的に、ナスダックは寄り天で-1.22%安と反落。
IT・ハイテク株への売りが、上値を重くしています。
個別銘柄では、ネットフリックスが-35.12%安と大暴落。3カ月ごとに開示している会員数が過去10年で初めてマイナスに転じ、4~6月期も減少が続くと見られることが嫌気されました。
フェイスブックが-7.77%と連想売り、同じエンタメのディズニーも-5.56%と連れ安に。
一方、良好な決算だったIBMは+7.10%、P&Gも+2.66%と上昇。
銀行やヘルスケア、不動産、エネルギー株が小幅に買われています。
引き続き、個別銘柄中心の動きとなるでしょう。
テーマ別株価変動率
GAFAM -6.93%
半導体 +0.74%
旅行レジャー -3.13%
石油・エネルギー +0.08%
海運 -0.88%
銀行 +1.16%
電気自動車(EV) -0.71%
軍需産業 -0.23%
金投資 +0.38%
メタバース -3.39%
暗号資産関連 -2.38%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ネットフリックスチャート(5年)
米主要企業決算発表予定
4/21(木)
アメリカン エアラインズ グループ
AT&T
4/22(金)
アメリカン エキスプレス
ベライゾン
7月利上げ期待でユーロが強い
ドル円は上値追いが続き、一時129.40円まで買われました。
ただ、その後は利食い売りに押され127円台後半へ下落。
米10年債利回りは2.844%へ低下しており、直近のドル買いは一服すると思われます。
クロス円もドル円に連動した動きとなって、高値更新後に反落しました。
調整程度の売りで各通貨ペアとも高値圏は維持、しばらくは値固めと予想します。
通貨別には、ECBメンバーのラトビア中銀総裁が7月の利上げもあり得ると発言したことで、ユーロに買いが入っています。ナーゲル独連銀総裁も、7~9月初めに利上げの可能性を示唆しました。
米10年債利回り
商品相場は小動き
金は-3ドル安と小幅に下落しましたが、下値は限定的。
1940ドルを安値に、時間外で1960ドル付近へ戻しています。
米利回りの上昇が一服したことで、金はじり高と見ます。
原油は小幅高、前日の売りは一服し100ドル台を維持。
特に材料は出ておらず、原油在庫や米利回りに影響されるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+6円高の27224円とほぼ変わらず。
円安は一服したもののNYダウが続伸しているので、日本株は底堅く推移と予想します。
ドル円の下値は127.60円や127.30円がサポートライン、上値は128.00円と128.20円がレジスタンスライン。
直近の上昇で過熱感が高く、ユーロ買いの地合いとなっているため、しばらくは調整と見ています。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:18.5万件 予想:-
★★★
21:30 (米) 4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:27.4 予想:20.5
★★★
23:00 (米) 3月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★★★
25:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
★★★★★
26:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
26:00 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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