2022年4月1日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.1064 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.1000~1.1085
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安だが為替は円安で推移
日経平均株価は、-155円安の27665円と3日続落しました。ドル円は122円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株ともやや上昇。このあと、21時30分に米3月雇用統計と米3月失業率、22時45分に米3月製造業PMI、23時に米3月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
前場に買いシグナルが出て以降、買いが続いています。
いったん伸び悩みましたが、欧米株高により堅調に推移と予想します。
経済指標
★★★★★
21:30 (米) 3月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:67.8万人 予想:48.0万人
★★★★★
21:30 (米) 3月失業率
前回:3.8% 予想:3.7%
★★★
21:30 (米) 3月平均時給(前月比)
前回:0.0% 予想:0.4%
★★★
21:30 (米) 3月平均時給(前年同月比)
前回:5.1% 予想:5.5%
★★★
22:45 (米) 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:58.5 予想:58.5
★★★★
23:00 (米) 3月ISM製造業景況指数
前回:58.6 予想:58.8
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本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.1064 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.1000~1.1085
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-65ドル安、日経平均株価も-205円安の27821円と下落しました。
ドル円は行って来い、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 34742.87(-485.94 -1.38%)
・日経平均 27645(-185 -0.67%)
・金・ゴールド 1954.00(+15.00 +0.77%)
・原油・WTI 100.28(-7.54 -6.99%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:18.7万件 予想:20.0万件 結果:20.2万件
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回り、原油の下落
△強気材料:なし
◆ドル円は行って来い
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは2.329%へ低下
◆ドルストレートはユーロが売られる
◆米国株は急反落
◆欧州株は-1%超の下落
◆原油は-6%超の続落
◆金は+15ドル高と続伸
◆21時30分に米3月雇用統計などが発表
◆22時45分に米3月製造業PMIが発表
◆23時に米3月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-273円安の27548円
☆円高株安の地合いと予想
米国株は急反落
昨晩のNYダウは-485ドル安と急反落、後半にかけまとまった売りが出ました。
ナスダックも-1.54%安、引け1時間前に急落となっています。
買戻しの反動に加え、ウクライナとロシアの停戦協議に関しロシア側の確認が取れていない状況が重しに。
AMD-8.29%、インテル-3.64%と半導体セクターが急落。
米利回りの続落により、バンクオブアメリカ-4.14%、ウェルズファーゴ-3.29%、JPモルガンチェース-3.00%と銀行株も軒並み下落しました。
ホームデポ-2.96%、ナイキ-2.87%、アマゾン-1.99%、テスラ-1.50%と消費も弱いです。
原油安で、エネルギー株も軟調。
タバコやお菓子メーカーが小幅に買われた程度で、ほぼ全面安となっています。
米雇用統計を前に、様子見ムード継続となるでしょう。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.88%
半導体 -1.88%
旅行レジャー -1.95%
石油・エネルギー -1.17%
海運 -0.27%
銀行 -2.81%
電気自動車(EV) -2.07%
軍需産業 -1.10%
金投資 -0.62%
メタバース -2.26%
暗号資産関連 -2.79%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ユーロや資源国通貨が弱い
ドル円は行って来いで、水準は変わらず。
121.29円まで下押しする場面もありましたが、買戻しが入り121.80円と始値付近へ戻しています。
ただ、株安に加え米10年債利回りが2.329%へ低下しているため、上値は重いと予想します。
クロス円は全体的に下落、ドルストレートも売りに押されました。
通貨別にはユーロが弱く、ユーロドルは再び1.1000台へ下げています。
ロシアが天然ガスをルーブルで支払わない場合、ガス契約を停止すると大統領令に署名したことが重しに。
原油安で、資源国通貨の上値も重いでしょう。
米10年債利回り
21時30分に米3月雇用統計が発表
今晩は、21時30分に米3月雇用統計が発表されます。
前哨戦となる米3月ADP雇用統計は、45.5万人と予想45.0万人を上回りました。
米3月非農業部門雇用者数の方は、前回67.8万人に対し予想49.0万人と減少予想。
前回値が良すぎた反動で減少の予想、40万人付近であれば問題ないと思われます。
米雇用統計推移
金が買われ原油は売られる
金は+15ドル高と続伸、直近で抵抗となっていた1950ドルを上抜けしました。
時間外で1938ドル付近へ戻しているものの、和平交渉の難航により再び安全資産に買いが入ると見ています。
原油は-6.99%安と大幅続落、100ドルの節目まで下落しました。
バイデン政権が原油高への対策として、米石油備蓄の大量放出を検討していると伝わったことが悪材料となりました。
日量100万バレルの石油備蓄の放出を6カ月間準備しているとのことで、開始されれば原油価格にとって中期的に重しとなるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-273円安の27548円と続落しました。
ドル円の水準は変わりませんが、欧米株が売りに押されているため、日本株も売り継続と予想。
ドル円の下値は121.55円や121.30円がサポートライン、上値は121.80円や122.00円がレジスタンスラインになっています。
他通貨に比べるとドルは強いため、121円付近の水準は維持と予想しています。
今晩発表の米3月雇用統計を前に、小幅な値動きが続くでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★★★
21:30 (米) 3月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:67.8万人 予想:48.0万人
★★★★★
21:30 (米) 3月失業率
前回:3.8% 予想:3.7%
★★★
21:30 (米) 3月平均時給(前月比)
前回:0.0% 予想:0.4%
★★★
21:30 (米) 3月平均時給(前年同月比)
前回:5.1% 予想:5.5%
★★★
22:45 (米) 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:58.5 予想:58.5
★★★★
23:00 (米) 3月ISM製造業景況指数
前回:58.6 予想:58.8
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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