2022年3月30日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.1115 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1050~1.1150
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安で為替も円高に
日経平均株価は、-225円安の228027円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。ドル円は121.80円台へ下落、クロス円も連れ安となっています。このあと、21時15分に米3月ADP雇用統計、21時30分に米10-12月期GDP、確定値やGDP個人消費確定値、コアPCE確定値が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生中
昨日に売りシグナルが出て以降、売り優勢となっています。
株安の影響で、このあとも下値模索と予想します。
経済指標
★★★
21:15 (米) 3月ADP雇用統計(前月比)
前回:47.5万人 予想:45.0万人
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:7.0% 予想:7.1%
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:3.1% 予想:3.1%
★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
前回:5.0% 予想:5.0%
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本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.1085 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1050~1.1150
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+94ドル高、日経平均株価も+308円高の28252円と上昇しました。
ドル円は122円台後半へ下落、クロス円も全体的に下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 35271.45(+315.56 +0.90%)
・日経平均 28335(+415 +1.47%)
・金・ゴールド 1918.00(-26.70 -1.37%)
・原油・WTI 104.24(-1.72 -1.62%)
経済指標
★★★
22:00 (米) 1月住宅価格指数(前月比)
前回:1.2% 予想:1.3% 結果:19.1%
★★★
23:00 (米) 3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:110.5 予想:107.0 結果:107.2
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:ウクライナ停戦交渉の進展
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は122円台後半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは2.398%へ低下
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は買戻し継続
◆欧州株は+2%高と急反発
◆原油は-1.62%安と続落
◆金は-26ドル安
◆21時15分に米3月ADP雇用統計が発表
◆21時30分に米10-12月期GDP確定値などが発表
◆日経平均先物は+299円高の28528円
☆円安株高の地合いと予想
米国株は買い継続
昨晩のNYダウは+315ドル高と、4日連続で上昇しました。
ナスダックも、+1.84%高と大幅続伸しています。
ロシアは、ウクライナのキエフとチェルニヒフ周辺での軍事活動を縮小すると決定。プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談も行われる可能性が出てきたことも、買い材料となりました。
セールスフォースドットコム+2.79%、アップル+1.91%、マイクロソフト+1.52%とIT・ハイテク株が上昇。
マスタカード+4.87%、ビザ+3.33%とクレジットサービスへの買いも目立ちました。
ネットフリックス+3.52%、ディズニー+2.64%と、エンタメやレストラン、不動産なども+1~3%高に。
対照的に、ファイザー-1.01%とヘルスケアが下落。
原油安で、シェブロン-1.22%、エクソンモービル-0.53%と続落しています。
全体的には上昇銘柄が多く、買い優勢の地合いが続くと予想します。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.66%
半導体 +2.82%
旅行レジャー +2.83%
石油・エネルギー +0.25%
海運 +0.01%
銀行 +0.05%
電気自動車(EV) +3.19%
新型コロナワクチン +2.37%
軍需産業 +0.23%
金投資 +0.48%
暗号資産関連 +3.20%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ユーロ以外売りに押される
前半のドル円は買戻しが続き、一時124.31円の高値を付けました。
しかし、ロシアとウクライナの停戦交渉やウクライナ軍が東部トロスティアネッツをロシア軍から奪還したことが伝わると、安心感からドル買いポジションが解消されました。
一時121.99円まで下押し、その後は122.80円台へ戻しましたが、米10年債利回りが2.398%へ低下しており、上値は重いでしょう。
クロス円も連れ安、全体的に売りに押されました。
ただ、ドル売りによりこれまで売られていたユーロドルは一時1.11台を回復、ユーロ円も他クロス円に比べると下げ渋っています。
リスク回避の動きは後退しており、これまで買われていたドルや豪ドルは弱く、ユーロへの買戻しが続くと予想します。
米10年債利回り
商品相場は続落
金は-26ドル安と大幅下落、1918ドル付近へ下げました。
停戦交渉の進展期待を受けて、ポジション解消が進んでいます。
中盤に付けた1890ドルの安値からは30ドル近く反発したものの、高値では戻り売りが出ると思われます。
原油も-1.62%安と続落し、104ドル台へ下落しました。
リスク低下に加え、中国でオミクロン株の市中感染が広がっていることが重しに。
深セン市や北京市に隣接する河北省廊坊市などで新たにロックダウンが始まっており、原油の上値は重いでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+299円高の28528円と続伸しました。
ドル円は下落したものの、欧米株が買われているため日本株への買い継続と予想します。
ドル円の下値は122.50円がサポートライン、上値は123.00円や123.15円がレジスタンスライン。
直近で過熱感が高いため、いったん120円付近までポジション解消が進む可能性があると見ています。
今晩は、米3月ADP雇用統計や米10-12月期GDP確報値などの発表があるため、引き続きボラティリティの高い状態が続くでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:15 (米) 3月ADP雇用統計(前月比)
前回:47.5万人 予想:45.0万人
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:7.0% 予想:7.1%
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:3.1% 予想:3.1%
★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
前回:5.0% 予想:5.0%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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