2022年3月2日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 127.73 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 127.00~128.20
下降トレンドが継続していますが、ファストトリックスは緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安、為替は欧州通貨が弱い
日経平均株価は、-451円安の26393円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。ドル円は小幅高、クロス円は欧州通貨が下落している一方、オセアニア通貨は買われています。このあと、22時15分に米2月ADP雇用統計、24時にパウエルFRB議長の発言、翌早朝4時にベージュブックが公表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
東京時間、買いシグナルが発生し115円台へ戻しました。
ドル買いが強めのため、買い継続と予想しています。
経済指標
★★★
22:15 (米) 2月ADP雇用統計(前月比)
前回:-30.1万人 予想:35.0万人
★★★★★
24:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
【MT4】FX・株・商品の売買シグナルを表示して解説
本日の予想通貨ペア
※本日多忙につき追記が遅れます
ユーロ円 127.81 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 127.00~128.20
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-179ドル安、日経平均株価は+317円高の26844円と上昇しました。
ドル円は114円台後半へ下落、クロス円も全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33294.55(-598.05 -1.76%)
・日経平均 26358.00(-265.00 -0.99%)
・金・ゴールド 1943.80(+43.10 +2.27%)
・原油・WTI 103.41(+7.69 +8.03%)
経済指標
★★★
23:45 (米) 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:57.5 予想:57.5 結果:57.3
★★★★
24:00 (米) 2月ISM製造業景況指数
前回:57.6 予想:58.0 結果:58.6
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:ウクライナ情勢の悪化
△強気材料:商品相場への買い
◆ドル円は114円台後半へ下落
◆クロス円も全面安
◆米10年債利回りは1.717%へ低下
◆ドルストレートは全体的に下落
◆米国株は反落
◆欧州株は-3~4%安と大きく売られる
◆原油は一気に100ドル超え
◆金は+43ドル高と大きく上昇
◆22時15分に米2月ADP雇用統計が発表
◆24時にパウエルFRB議長の発言
◆翌早朝4時にベージュブックが公表
◆日経平均先物は-432円高の26412円
☆円高株安の地合いと予想
地政学的リスクでエネルギー株以外下落
昨晩のNYダウは-598ドル安と大幅続落、一時-700ドル超下落する場面もありました。
ナスダックも、引けにかけ下げ幅を広げ-2.07%と反落。
ロシアとウクライナの協議は継続していますが、両者の隔たりは大きく解決のめどがまったく立っていないことが重しに。
ロシアへの半導体輸出制限で、AMD-8.21%、エヌビディア-4.42%など半導体セクターが大幅安。
同じく経済制裁絡みで、ウェルズファーゴ-5.37%、JPモルガンチェース-4.44%など銀行株も大幅全面安に。
原油価格の100ドル超えで、シェブロン+3.40%、エクソンモービル+0.59%とエネルギー株のみ逆行高となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.40%
半導体 -3.32%
旅行レジャー -0.26%
石油・エネルギー +0.03%
海運 -0.27%
銀行 -4.38%
電気自動車(EV) -3.70%
新型コロナワクチン -0.91%
軍需産業 -1.33%
金投資 +3.65%
暗号資産関連 -2.78%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
為替は円高で推移
ドル円は再び115円台を割れ、一時114.69円まで下押ししました。
欧州通貨安でドル買いも入っていますが、リスク回避の円高の方が強い様子。
米10年債利回りは1.717%へ低下、下値模索継続と予想します。
クロス円は、地理的に悪影響を受けやすい欧州通貨中心に下落。
商品相場の急騰でオセアニア通貨など資源国通貨は下げ渋っていますが、上値も限定的です。
様子見かショート、あるいは直接商品相場で運用した方が良さそうです。
米10年債利回り
商品相場は急騰
金は+43ドル高と急伸、1900ドル台前半から半ば付近まで上値を伸ばしました。
安全資産への買いが強まっており、逃避先として強い地合いが続くと予想します。
ロシアとウクライナが協議を続けるなか、ウクライナ第二都市ハリコフの中心部が巡航ミサイル攻撃され、首都キエフへの攻撃を予定していると警告。
これを受け、原油は時間外で急騰し98ドルまで上昇、現物取引が始まると106.76ドルの高値を付ける場面もありました。
天然ガスや穀物など商品相場全体が急騰しており、しばらくはかなり強い地合いが続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-432円高の26412円と反落しました。
地政学的リスクの高まりで昨日上昇した分が帳消しとなっており、下値模索と予想。
ドル円の下値は10銭ごとに厚い買い注文、上値は115.10円や115.20~115.25円が強いレジスタンスラインとなっています。
ドル買いも見られますが、株安による円買いの方が強いため一段安に注意が必要。
米雇用統計の前哨戦となる米2月ADP雇用統計は、前回-30.1万人に対し予想35.0万人と増加予想なので、こちらに期待したいところ。
ドル円板情報
経済指標
★★★
22:15 (米) 2月ADP雇用統計(前月比)
前回:-30.1万人 予想:35.0万人
★★★★★
24:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント