2022年3月1日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 128.76 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 128.00~129.20
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高だが為替の上昇は一服
日経平均株価は、+317円高の26844円と3日続伸しました。ドル円は小幅高、クロス円は方向感がありません。時間外で、欧米株とも下落。このあと、23時45分に米2月製造業PMI、24時に米2月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日に売りシグナルが出て以降、売り圧力が続いています。
米利回りの低下により、上値の重い状態が続くでしょう。
経済指標
★★★
23:45 (米) 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:57.5 予想:57.5
★★★★
24:00 (米) 2月ISM製造業景況指数
前回:57.6 予想:58.0
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本日の予想通貨ペア
ユーロ円 128.88 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 128.00~129.20
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+834ドル高、日経平均株価は+50円高の26526円と上昇しました。
ドル円は114円台後半へ下落、クロス円も上値が重くなっています。
前日の結果
・ダウ平均 33879.55(-179.20 -0.53%)
・日経平均 26675.00(-305.00 -1.13%)
・金・ゴールド 1900.70(+13.10 +0.69%)
・原油・WTI 95.72(+4.13 +4.51%)
経済指標
特になし
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:ウクライナ情勢の緊迫化
△強気材料:なし
◆ドル円は114円台後半へ下落
◆クロス円は上値が重い??
◆米10年債利回りは1.841%へ低下
◆ドルストレートは豪ドルが買われる
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は-1%安とやや戻す
◆原油は急騰し+4.51%高
◆金は+13ドル高と1900ドル乗せ
◆23時45分に米2月製造業PMIが発表
◆24時に米2月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は+82円高の26610円
☆円高株安の地合いと予想
ロシアへの制裁でボラティリティが高まる
昨晩のNYダウは-179ドル安と反落しましたが、序盤の-600ドル安からは戻しました。
ナスダックは-0.55%安と続落したものの、一時プラス圏となる場面も。
とはいえ、ロシアの一部銀行をSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除、半導体輸出禁止など経済制裁を行ったことで、全体的にはリスク回避の動きとなっています。
金融市場への影響が懸念され、シティグループ-5.58%、JPモルガンチェース-4.55%と銀行株が全面安。
消費や飲食、不動産、ヘルスケアなど幅広い銘柄が売られました。
対照的に、ロッキードマーチン+5.67%、グラマン+6.32%と軍需産業株が急騰。原油高で、エネルギー株も全体的に買われています。
ベラルーシで行われたロシアとウクライナの協議内容は明らかになっておらず、リスク回避の動きが続くと予想します。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.96%
半導体 -2.10%
旅行レジャー -0.21%
石油・エネルギー +1.20%
海運 +2.61%
銀行 -2.46%
電気自動車(EV) -0.72%
新型コロナワクチン -1.21%
軍需産業 +3.16%
金投資 +0.70%
暗号資産関連 -1.13%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
為替は上値が重い
週明けのドル円は底堅く推移していたものの、NY時間に入ると売り優勢に。
115円台半ばから114.86円まで下落し、115円台を割れています。
米10年債利回りは1.841%へ低下しており、弱い地合いが継続すると予想します。
クロス円は下げ渋り、一時オセアニア通貨がプラス圏へ上昇するなど強い動きとなりました。
しかし、ユーロやポンドなど欧州通貨は弱く、株安も加わったことで本日も円高優勢と見ています。
米10年債利回り
原油が上窓を開けて急騰
金は+13ドル高と反発、1900ドル台へ乗せました。
1900ドル割れではすぐに買戻しが入り、時間外では再び買われて1907ドルまで上値を伸ばしています。
安全資産への買いで、高止まりと予想します。
原油は上窓を開けてスタート、+4.51%と95ドル台へ乗せました。
98ドル台後半では上値が重く94ドル台半ばまで下押しする場面もありましたが、92~94ドル台に空けた窓は維持。
地政学的リスクの高まりにより、買い継続と予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+82円高の26610円と続伸しました。
他国株に比べ強いですが、円高が進んでいるため上値は限定的と予想。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は115.05円や115.35円がレジスタンスライン。
米利回りの低下により、ドル安の地合いが続くでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
23:45 (米) 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:57.5 予想:57.5
★★★★
24:00 (米) 2月ISM製造業景況指数
前回:57.6 予想:58.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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