2022年1月4日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 115.78 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 115.40~116.00
上昇トレンドが継続しています。
買いの勢いが強いため、上方修正しました。
株高で円安が進む
正月休み明けの日経平均株価は、+510円高の29301円と上昇しました。時間外で、欧米株とも上昇。ドル円は115.82円へ急騰、クロス円も連れ高となっています。このあと、24時に米12月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は買い継続
ドル円は昨日からの買いが継続、115.50円の節目を抜けるとストップロスを巻き込んで急騰しました。
引き続き、高値圏での推移と予想します。
経済指標
★★★★
24:00 (米) 12月ISM製造業景況指数
前回:61.1 予想:60.2
【2022年投資予想】FX・株・商品相場はこう動く!
【MT4】日本時間と世界3大市場を色分け表示するインジケーター
本日の予想通貨ペア
ドル円 115.28 上昇 (1時間足)↑
予想レンジ 115.00~115.60
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウは-59ドル安、東京市場は休場でした。
ドル円は一時115.36円まで上昇、クロス円は全体的に反落しています。
前日の結果
・ダウ平均 36512.40(+175.46 +0.48%)
・日経平均 28940.00(+115.00 +0.40%)
・金・ゴールド 1800.10(-28.50 -1.56%)
・原油・WTI 76.08(+0.87 +1.16%)
経済指標
★★★
23:45 (米) 12月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:57.8 予想:57.7 結果:57.7
★★★
24:00 (米) 11月建設支出(前月比)
前回:0.2% 予想:0.7% 結果:0.4%
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料:ドル以外への売り
◆ドル円は一時115.36円まで上昇
◆クロス円は反落
◆米10年債利回りは1.632%へ上昇
◆ドルストレートは全面安
◆米国株は反発
◆欧州株は上昇
◆原油は+1.16%高と反発
◆金は-28ドル安
◆24時に米12月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は+153円高の28948
☆株とドルが上昇と予想
全体的に買戻し優勢
昨晩のNYダウは買戻しが入り、+175ドル高と反発しました。
ナスダックも+1.18%高と反発、いずれも史上最高値付近へ上値を伸ばしています。
先週末に年末の調整売りで売られた分が、買い戻された様相に。
時価総額上位のアップルが+2.46%と相場全体をけん引、テスラ+13.28%と関連株も買われました。
米利回りの上昇で銀行株が+2~3%高、エネルギー株も2~3%高となっています。
リスクオンムードでヘルスケア株が売られたほか、レストランや不動産、消費がやや伸び悩みました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.69%
半導体 +2.67%
住宅リフォーム +1.25%
旅行レジャー -0.07%
インフラ投資 +0.91%
石油・エネルギー +3.08%
銀行 +2.02%
電気自動車(EV) +2.39%
新型コロナワクチン -1.07%
軍需産業 +0.68%
暗号資産関連 +2.84%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ドル独歩高の地合い
ドル円は115円台を維持、一時115.36円の高値を付ける場面もありました。
本年は3回の米利上げが期待されており、米10年債利回りは1.632%へ上値を伸ばしています。
他通貨に比べ強く、ドル高の地合い継続と予想します。
対照的に、クロス円は全体的に下落。
序盤買われていたものの、ドルストレートが全面安となったことで売りに押されました。
通貨別には、ドル高でユーロドルや豪ドルドルが下落、先月利上げしたポンドドルはやや下げ渋り。原油高で、豪ドルは次第に買い戻されると予想します。
米10年債利回り
ドル高で金が売られる
金は-28ドル安と急反落、米利回りの1.6%台乗せで大きく売られました。
1800ドルの節目では買い支えが入ったものの、ドル高の地合いにより上値では戻り売りが出るでしょう。
原油は+1.16%高と反発、76ドル台へ乗せました。
オミクロン株への警戒が緩み、OPECプラスで供給不足になる見通しが出されたことが買い材料に。
経済活動の制限がなければ、原油は再び80ドル台を目指すと思われます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+153円高の28948円と上昇しました。
欧米株が上昇しドル円は115円台を維持しているので、大発会の東京市場は買い優勢と予想します。
ドル円の下値は115.00円と114.80円がサポートライン、上値は115.35~115.50円に売り注文が貯まってきました。
売り注文は厚いものの、米利回りの上昇で上値を試すと予想しています。
ドル円板情報
経済指標
★★★★
24:00 (米) 12月ISM製造業景況指数
前回:61.1 予想:60.2
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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