2021年12月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンドドル 1.3310 様子見 (4時間足)→
予想レンジ 1.3280~1.3380
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安でやや円高に
日経平均株価は-502円安の28545円と反落しました。ただ、引け後にやや買戻しが入っています。
ドル円は下げ渋り
昨晩急落後、113.44円まで下押ししました。
その後は下げ渋っており、反発できるか注目。
経済指標
特になし
【CFD】時間外のNYダウや日経平均、商品をチェックしてみよう
【FX】フィボナッチ&エリオット波動や相関関係について
本日の予想通貨ペア
※水・木・金は追記が遅れます
ポンドドル 1.3308 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.3280~1.3380
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウは+319ドル高、日経平均株価も+606円高の29066円と上昇しました。
ドル円は113円台半ばへ反落、クロス円はやや下げ渋っています。
前日の結果
・ダウ平均 35899.43(-28.22 -0.08%)
・日経平均 28710.00(-155.00 -0.52%)
・金・ゴールド 1798.20(+33.70 +1.91%)
・原油・WTI 72.38(+1.51 +2.13%)
経済指標
★★★
22:30 (米) 11月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:152.0万件 予想:157.0万件 結果:167.9万件
★★★
22:30 (米) 11月住宅着工件数(前月比)
前回:-0.7% 予想:3.3% 結果:11.8%
★★★
22:30 (米) 11月建設許可件数(年率換算件数)
前回:165.0万件(165.3万件) 予想:166.0万件 結果:171.2万件
★★★
22:30 (米) 11月建設許可件数(前月比)
前回:4.0%(4.2%) 予想:0.4% 結果:3.6%
★★★
22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:18.4万件 予想:20.0万件 結果:20.6万件
★★★
22:30 (米) 12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:39.0 予想:28.5 結果:15.4
★★★
23:15 (米) 11月鉱工業生産(前月比)
前回:1.6% 予想:0.7% 結果:0.5%
★★★
23:45 (米) 12月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:58.3 予想:58.5 結果:57.8
★★★
23:45 (米) 12月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:58.0 予想:58.8 結果:57.5
★★★
23:45 (米) 12月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:57.2 予想:- 結果:56.9
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:ナスダックや米利回りの低下
△強気材料:ポンドの利上げ
◆ドル円は113円台半ばへ反落
◆クロス円はやや下げ渋り
◆米10年債利回りは1.422%へ低下
◆ポンドが予想外の利上げ
◆ドルストレートは上昇
◆米国株は小幅安
◆欧州株は+1%高
◆原油は+2.13%高
◆金は+33ドル高
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆日経平均先物は-312円高の28752円
☆株とドルが弱いと予想
IT・ハイテク株が売られる
昨晩のNYダウは、-28ドル安と小幅に反落しました。
ナスダックは-2.63%安と大幅反落、前日上昇した分が帳消しとなっています。終日、IT・ハイテク株への売りが続きました。
アドビの決算が予想を下回り-10.12%と大幅安、アップル-4.37%、マイクロソフト-3.17%、アマゾン-2.71%と時価総額上位が急反落。
消費や飲食、住宅株も、売りに押されました。
対照的に、バンクオフアメリカ+2.31%、ウェルズファーゴ+2.44%など銀行株が全面高。
ファイザー+3.6%のほか、ヘルスケア株が全体的に買われています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.38%
半導体 -3.73%
住宅リフォーム -1.85%
旅行レジャー -2.17%
インフラ投資 -0.32%
石油・エネルギー +0.52%
電気自動車(EV) -2.15%
新型コロナワクチン +3.33%
金利上昇メリット +1.45%
軍需産業 -0.9%
暗号資産関連 -1.83%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ポンドが予想外の利上げ
ドル円は、東京時間に114.25円の高値を付ける場面がありました。
しかし、その後は伸び悩み、NY時間に入るとまとまった売りに押されています。一連の米経済指標が、予想を下回ったことも悪材料に。
一気に113円台半ばへ反落、米10年債利回りも1.422%へ低下しています。
クロス円は下げ渋り、ユーロ円やポンド円など欧州通貨が買われました。
通貨別には、ポンドが予想外に利上げされ、政策金利は0.10%から0.25%となりました。今月は利上げされないとの見方が大半だったため、サプライズとなっています。
ポンド円は一時152.64円、ポンドドルも1.3376の高値を付けました。
買い一巡後は売りに押されたものの、他国に先駆けて利上げしたインパクトは強く、買いの入りやすい地合いと予想します。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+33ドル高と急反発、ドル売りの反動で買いが入りました。
オミクロン株への警戒感が、後押ししている様子も見られます。
原油は+2.13%高、72ドル台へ上昇しました。
前日に発表された米原油在庫統計が予想外に減少していたので、買いは入りやすいでしょう。
しかし、オミクロン株が蔓延するようであれば、再び売りに押されることになります。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-312円安の28752円と反落しました。
ナスダックが大きく売られたほか、ドル円も113円台半ばへ下落しているため、日本株は売りに押されると予想します。
ドル円の下値は113.50円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文が貯まっています。
ここ1か月ほど114円が抵抗となっていて、定着して再度115円を目指すには実際に米利上げなどが必要そうです。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント