2021年11月15日～11月20日のFX為替相場予想

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良好な米10月CPIでドル高の地合いに

今週は米国株の高値追いが一服、やや調整売りに押されました。テクニカル的に過熱感が高いので、しばらくは高値圏でのもみ合いと予想。

対照的に、出遅れ感のある日経平均株価は29600円台で底堅く推移しています。

今週はドル高の地合い、水曜日に発表された米10月CPIが予想を上回ったことで、インフレ期待が強まりました。

米10年債利回りは1.453％から1.570％へ上昇、ドル円も114円付近へ戻しており、ドル買いの地合いが続くと予想。

一方、ドルストレートが全面安となった影響で、クロス円はやや下落。

通貨別には、ユーロが対ドルで押され、年初来安値を更新して下値模索となっています。

米主要企業決算発表をほぼ終えたため、全体的にボラティリティは小さくなると思われます。

FX通貨ペアなど中長期予想

通貨ペアなど	一言コメント	方向
ドル円	113～114円での推移が継続。（106.23円＠9/5）
ユーロドル	1.1400ドル台へ下落し年初来安値更新。（1.1836＠9/5）
日経平均	29,000円台半ばへ続伸。（23205＠9/5）
NYダウ	史上最高値付近でやや調整。（28133ドル＠9/5）
金（Gold）	1800ドル台後半へ上昇。（1940ドル＠9/5）
原油（WTI）	80ドル付近で推移。（70.83ドル＠6/12）

経済指標

来週は、火曜日の米10月小売売上高に注目。前回0.7％に対し予想1.1％と、売り上げが伸びる予想になっています。

その他、週間を通して米経済指標発表されるので、比較的ボラティリティの高い週となりそうです。

11/15（月）

（米）11月ニューヨーク連銀製造業景気指数

（英）ベイリー英中銀総裁の発言

16日（火）

（米）10月小売売上高、10月輸入・輸出物価指数、10月鉱工業生産、10月設備稼働率

17日（水）

（米）10月住宅着工件数、10月建設許可件数

18日（木）

（米）新規失業保険申請件数、11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、10月景気先行指標総合指数

19日（金）

（米）11月ミシガン大学消費者態度指数

FXチャート分析（日足）

ドル円

ユーロドル

日経平均株価

NYダウ

金・ゴールド

原油