2021年6月21日~6月26日のFX為替相場予想
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ドルが上昇、他通貨は売られる
今週半ばのFOMCでは、FRBが2023年に2回の利上げを見込んでいるとのサプライズが出ました。
ドル円は一気に110円台乗せ、その後伸び悩みましたが、他通貨に比べドル独歩高となっているので、来週も上昇に期待。
米10年債利回りは1.454%から1.440%へ低下、一時1.500%台へ戻す場面がありました。
CMEFeadWatchの利上げ予想は、2021年度中は2~6%程度ですが、1年後の2022年6月は20.9%、翌7月に27.4%と次第に上昇しています。
一方、金が1800ドルのサポートを割れて大幅下落、ユーロやポンドも連れ安となっています。
豪ドルに関しては、原油が70ドル台を維持しているので買戻しは入りやすいと思われます。
株安が懸念材料ですが、もともと史上最高値付近にあったので、多少の調整は仕方がないでしょう。好決算銘柄には買いもみられるので、一方的な下落にはならないと予想しています。
FX通貨ペアなど中長期予想
通貨ペアなど | 一言コメント | 方向 |
---|---|---|
ドル円 | 110円台へ乗せる。(106.23円@9/5) | |
ユーロドル | 1.1800ドル台へ下落。(1.1836@9/5) | |
日経平均 | 29,000円付近で推移。(23205@9/5) | |
NYダウ | 33,000ドル台へ下落。(28133ドル@9/5) | |
金(Gold) | 1700ドル台半ばへ続落。(1940ドル@9/5) | |
原油(WTI) | 一時72ドル台へ乗せる。(70.83ドル@6/12) |
経済指標
来週は、要人発言に注目。月曜日にラガルド欧州中央銀行総裁の発言、火曜日にパウエルFRB議長の発言があります。
その他、木曜日に米5月耐久財受注、金曜日に米6月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
木曜日の米1-3月期GDPは確定値、予想と前回値が同じなので、影響は少ないでしょう。
6/14(月)
(欧)ラガルド欧州中央銀行総裁の発言
15日(火)
(米)6月リッチモンド連銀製造業指数、
5月中古住宅販売件数、パウエルFRB議長の発言
16日(水)
(米)6月製造業PMI、5月新築住宅販売件
17日(木)
(米)5月耐久財受注、新規失業保険申請件数、
1-3月期GDP確定値、1-3月期GDP個人消費確定値、
1-3月期四半期コアPCE確定値
18日(金)
(米)6月ミシガン大学消費者態度指数
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