2021年6月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 110.66 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 110.20~111.20
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安だが為替は堅調に推移
日経平均株価は、-272円安の29018円と続落しました。
時間外で欧米株とも下落していますが、ドル円は底堅く推移、クロス円は小幅に買われています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数と米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23時に米5月景気先行指標総合指数が発表されます。
ドル円高止まり
売りシグナルが発生したのち、すぐに買いシグナルが発生。
底堅い動きが継続すると予想しています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.6万件 予想:36.0万件
★★★
21:30 (米) 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:31.5 予想:31.0
★★★
23:00 (米) 5月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.6% 予想:1.3%
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本日の予想通貨ペア
ドル円 110.66 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 110.20~111.20
THV V4による分析
ファストトリックスが緑色に変わりました。
買いが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウはは-94ドル安、日経平均株価も-150円安の29291円で引けました。
ドル円は一時110.70円まで急上昇、クロス円は小幅に下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 34033.67(-265.66 -0.77%)
・日経平均 29360(大証終比:+110 +0.38%)
・NY金先物 1861.40(+5.00 +0.27%)
・NY原油先物 72.15(+0.03 +0.04%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 5月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:156.9万件 予想:164.0万件 結果:157.2万件
★★★
21:30 (米) 5月住宅着工件数(前月比)
前回:-9.5% 予想:3.9% 結果:3.6%
★★★
21:30 (米) 5月建設許可件数(年率換算件数)
前回:176.0万件(173.3万件) 予想:173.0万件 結果:168.1万件
★★★
21:30 (米) 5月建設許可件数(前月比)
前回:0.3%
(-1.3%) 予想:-0.2% 結果:2.2%
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:0.00-0.25% 予想:0.00-0.25% 結果:0.00-0.25%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:米利回りの大幅上昇
▽弱気材料:米国株の下落
◆ドル円は110円台後半へ急伸
◆クロス円は下落
◆米10年債利回りは1.574%へ急騰
◆ドルストレートは大幅下落
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は小動き
◆原油は変わらず
◆金は+5ドル高
◆21時30分に米新規失業保険申請件数等が発表
◆23時に米5月景気先行指標総合指数が発表
◆日経平均先物は+17円高の29309円
☆ドル高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
株安だが一部で買いも入る
昨晩のNYダウは、-265ドル安と3日続落しました。
ナスダックも反落しましたが、下がったところでは買いが入り、下値は限定的。
早朝のFOMCでは今後の利上げが示唆、インフレ懸念で株は売られています。
とはいえ、どちらかというと現在のゼロ金利を脱する好材料なので、それほど売り圧力は強くありませんでした。
好決算銘柄には買戻しが入り、アマゾンやアップル、テスラ、JPモルガンチェース、バンクオブアメリカなど、プラスに転じています。
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
FOMC後にドルが急伸
FOMCでは、2023年末までに2回の利上げが示唆。
パウエルFRB議長は、「急速な成長の多くは、落ち込んだレベルからの跳ね返りを反映」、「インフレはここ数ヶ月で著しく上昇」と楽観的でインフレを示唆する発言を行ったことで、ドル円は一時110.70円まで急伸しました。
米10年債利回りも1.574%へ急騰したことで、ドルストレートは全面安。
クロス円もやや売りに押されましたが、ドル円の上昇で次第に下げ渋ると思われます。
ドル買い材料が出たことで、ドル高の地合い継続と予想します。
米10年債利回り
商品相場は時間外で下落
金は時間外で急落、1830ドル台へ下落しました。
もともとドル高の予想が出ていたので、売りに押されるのは当然でしょう。しばらくは、下値模索と予想します。
原油も時間外で下落しましたが、71ドル台は維持。
昨晩発表された米週間石油在庫統計は、-735.5万バレルと予想-268.7万バレルよりも大幅に減少していたので、ドル高とはいえ70ドル付近は維持できると予想しています。
金チャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+17円高の29309円と小幅に反発しました。
米国株は売りに押されましたが、ドル円が110円台後半へ上値を伸ばしているので、日本株は底堅く推移すると予想します。
ドル円の下値は110.35円や110.25円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文が貯まってきました。
勢いに乗って111円台へ乗せられるか注目、一段高となるには米利回りの上値追いも必要になるでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.6万件 予想:36.0万件
★★★
21:30 (米) 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:31.5 予想:31.0
★★★
23:00 (米) 5月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.6% 予想:1.3%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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