2019年8月6日のFX為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロドル 1.1199 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1170~1.1250
【THV V4による分析】
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
前日の概要
NYダウは-98ドル安、日経平均株価は-366円安の20720円と大幅続落して引けました。
ドル円は一時105.80円まで下落、クロス円はユーロ円以外全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均・・・・25717.74(-767.27 -2.90%)
・日経平均・・・・20270(-320 -1.58%)
・NY金先物・・・・1476.50(+19.00 +1.30%)
・NY原油先物・・54.69(-0.97 -1.74%)
経済指標
★★★
10:45 (中) 7月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
前回:52.0 予想:52.0 結果:51.6
★★★
16:55 (独) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:55.4 予想:55.4 結果:54.5
★★★
17:00 (ユーロ) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:53.3 予想:53.3 結果:53.2
★★★
17:30 (英) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
前回:50.2 予想:50.2 結果:51.4
★★★
22:45 (米) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:52.2 予想:52.3 結果:52.6
★★★★
23:00 (米) 7月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:55.1 予想:55.5 結果:53.7
【本日の戦略】
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:NYダウや人民元安
△強気材料:なし
◆ドル円は一時105.80円まで下落
◆クロス円はユーロ円のみ上昇
◆米10年債利回りは1.718%へ低下
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は-2%超の大幅続落
◆欧州株も-2%安
◆原油は-1%安
◆金は+19ドル高
◆10時30分に豪政策金利などが発表
◆15時に独6月製造業新規受注が発表
◆日経平均先物は-498円安の20217円
☆円高株安の地合い継続と予想
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<人民元安で警戒感高まる>
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昨晩のNYダウは-767安と暴落、一時-900ドルを超える場面もありました。
ドル円は一時105.80円まで下落、クロス円も全面安だったのですが、ユーロドルの急騰でユーロ円のみプラスに転じています。
引き続き米中貿易戦争の悪化が悪材料、人民元が対ドルで7元台の節目を越えたこともリスク回避の売りを誘いました。
トランプ大統領は中国の通貨安を非難しているため、対立激化が懸念されています。
米10年債利回りは1.718%へ低下、ドル安の地合いが継続と予想します。
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<金が5年ぶりの高値>
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リスク回避の動き継続で金が続伸、2014年3月以来となる1480ドル台へ乗せました。
通貨別にはユーロが金に連れ高、対円でもプラスに転じるほどの勢いで、ユーロと金の連動が強まっています。
一方、原油は株に連れ安、人民元安の影響もあってオセアニア通貨への売りが続くと予想します。
<ドル円 オーダー状況>
日経平均先物は、時間外で-498円安の20217円と続落しました。
円高が進んでいるうえ米国株が暴落したことで、円高株安の地合い継続と予想します。
ドル円の下値は105.80円がサポートライン、売り注文は薄いものの株安の地合いで戻り売り圧力は強いでしょう。
経済指標
★★★
10:30 (豪) 6月貿易収支
前回:57.45億豪ドル 予想:60.00億豪ドル
★★★
13:30 (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
前回: 予想:1.00%1.00%
★★★
15:00 (独) 6月製造業新規受注(前月比)
前回:-2.2% 予想:0.4%
★★★
15:00 (独) 6月製造業新規受注(前年同月比)
前回:-8.6% 予想:-5.3%
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