2015年10月17日のFX為替相場予想
【明日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
豪ドルドル 0.7270 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 0.7220~0.7295
【THV V4による分析】
トリックスが同色の赤色でクロスする直前となっています。
下落が継続すると予想します。
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【昨日の概要】
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NYダウが+217ドル高となったことを受け、日経平均株価も+194円高の18291円と続伸しました。
ドル円も上昇が続き、118.90円の安値から一時119.66円まで上昇しています。
【動画】(ロイター)
NY株続伸、GE決算や消費者信頼感指数を好感(16日)
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17215.97(+74.22 +0.43%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・18370(+155 +0.85%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1183.10(-4.40 -0.37%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・47.26(+0.88 +1.90%)
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【経済指標】
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★★
18:00 (ユーロ圏) 8月貿易収支
前回:+314億EUR 予想:- 結果:+112億EUR
★★★
22:15 (米) 9月鉱工業生産 [前月比]
前回:-0.4% 予想:-0.2% 結果:-0.2%
★★★★
23:00 (米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
前回:87.2 予想:89.0 結果:92.1
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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウの続伸
▽弱気材料:過熱感が高い
◆ドル円は119円台半ばで推移
◆米10年債利回りは2.035%へ上昇
◆中国Q3GDPは悪化の可能性が高い
◆IMM通貨先物ポジションは円ショートの減少が続く
◆11時に中国第3四半期GDPなどが発表
◆23時に米10月NAHB住宅市場指数が発表
◆日経平均先物は+80円高の18360円
☆小幅高後、11時の中国GDP発表待ちとなりそう
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<株高により、ドル円は119円台半ばへ上昇>
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先週末のNYダウは、序盤下落したもののGEの好決算を受け反発、+74ドル高と続伸して引けました。
株高によってドル円は119.66円まで上昇、その後も119円台半ばで底堅い推移が続いています。
米10年債利回りも2.035%へ上昇しましたが、こちらはまだ低迷しているためもう一段高にならないとドル円の120円台回復はなさそうです。
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<中国Q3GDPは悪化の可能性が高い>
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先週末のペルーでのG20に参加した国債協力銀行(JBIC)の渡辺博史総裁は、G20で中国側当局が10-12月期は若干よくなる感触と説明していた経緯などから、多くの出席者は7-9月は大幅に減速するとの受け止めが多かったと記者団との談話で語りました。
明日発表される中国Q3GDP(前年比)は、前回+7.0%に対し予想+6.8%と悪化予想となっており、少なくとも+7.0%と前回同様の数値となることはなさそうです。
かといって、これまで中国GDPが予想に対し大きく下振れすることもなかったため、+6.7%~+6.9%のいずれかになるのではないかと予想します。
結果を受け、豪ドルはもちろんドル円や日本株も大きく動意づく可能性があるため注意が必要でしょう。
悪い結果が出た場合、中国株は新政策や緩和期待から上昇する可能性もあるものの、一朝一夕で改善されるものでもないため、今後の世界経済への影響が気になります。
▼中国経済、一般に言われているより悪い=渡辺JBIC総裁(ロイター)
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<IMM通貨先物ポジションは円ショートの減少が続く>
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IMM通貨先物ポジションは円ショートの減少が続いており、ドル円の上値を重くする要因となっています。
一方、ユーロショートは減少、先週はユーロドルが一時1.1400台を回復していました。
ポンドのショートは増加しているものの、週半ばに発表された英失業率が2008年4-6月以来の低水準だったことで、週後半にかけてロングが伸びている可能性があります。
豪ドルはショートが減少したものの、この後の動きは明日の中国GDPの結果次第となるでしょう。
▼IMM通貨先物ポジション
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<ドル円 オーダー状況>
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120.50-60円 断続的に売り・超えるとストップロス買い
120.20-35円 断続的に売り
119.80-120.00円 断続的に売り
119.42円 10/17 4:29現在(高値119.67円 - 安値118.83円)
118.80円 買い
118.50円 買い
118.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
117.50円 買い
117.00円 買い厚め
116.80円 割り込むとストップロス売り
116.50円 買い厚め、割り込むとストップロス売り
日経平均先物は、時間外で+80円高の18360円と上昇しました。
株高によりドル円は119円台半ばでの推移が継続と予想、その後は11時の中国Q3GDP発表待ちとなりそうです。
いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。
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【経済指標】
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★★★
11:00 (中国) 第3四半期GDP [前期比]
前回:+1.7% 予想:+1.8%
★★★
11:00 (中国) 第3四半期GDP [前年比]
前回:+7.0% 予想:+6.8%
★★★
11:00 (中国) 9月鉱工業生産 [前年比]
前回:+6.1% 予想:+6.0%
★★★
11:00 (中国) 9月小売売上高 [前年比]
前回:+10.8% 予想:+10.8%
★★★
23:00 (米) 10月NAHB住宅市場指数
前回:62 予想:62
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