2015年7月10日のFX為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ポンドドル 1.5379 上昇 (1時間足)↑
予想レンジ 1.5350~1.5410
【THV V4による分析】
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
一目の雲を抜けられるか注目。
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【昨日の概要】
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下落が続いていた中国株の急反発を受け、日経平均株価も+117円高の19855円と反発して引けました。
株価の反発を受けドル円も121.58円まで反発、その後は121.20円付近で推移しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17548.62(+33.20 +0.19%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・19705(大証終比:-155 -0.79%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1159.20(-4.30 -0.37%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・52.78(+1.13 +2.19%)
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 5月機械受注 [前月比]
前回:+3.8% 予想:-4.9% 結果:+0.6%
★★★
08:50 (日) 5月機械受注 [前年比]
前回:+3.0% 予想:+17.4% 結果:+19.3%
★★★
10:30 (豪) 6月新規雇用者数
前回:+4.2万人 予想:0.0万人 結果:+0.73万人
★★★
10:30 (豪) 6月失業率
前回:6.0% 予想:6.1% 結果:6.0%
★★★
10:30 (中国) 6月消費者物価指数 [前年比]
前回:+1.2% 予想:+1.3% 結果:+1.4%
★★★
10:30 (中国) 6月生産者物価指数 [前年比]
前回:-4.6% 予想:-4.6% 結果:-4.8%
★★★
15:00 (独) 5月貿易収支
前回:+221億EUR(+218億EUR) 予想:+205億EUR 結果:+195億EUR
★★★
15:00 (独) 5月経常収支
前回:+196億EUR 予想:+150億EUR 結果:+111億EUR
★★★★★
20:00 (英) BOE政策金利発表
前回:0.50% 予想:0.50% 結果:0.50%
★★★
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数
前回:28.1万件 予想:27.7万件 結果:29.7万件
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:ギリシャ懸念、強い戻り売り
△強気材料:株価の反発
◆ドル円は121.20円付近で推移
◆米10年債利回りは2.318%へ上昇
◆ユーロは行って来い
◆ポンドや豪ドルは小幅安
◆ギリシャは債務減免がポイントに
◆17時30分に英5月商品貿易収支が発表
◆日経平均先物は-210円安の19640円
☆戻り売りが強く、中国株やギリシャ情勢の進展次第
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<反発するも、戻り売りに押される>
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昨晩のNYダウは+200ドル以上上昇して始まったものの、ギリシャ懸念や戻り売りに押されて+33ドル高と上げ幅を縮めて引けました。
昨日急反発した中国株も一時的な反発である可能性が指摘されており、VIX指数は19.97ポイントと高いままになっています。
株価が伸び悩んだことでドル円も上値が追えませんでしたが、米10年債利回りが2.318%へ反発したことを受け、121.20円付近で底堅い推移が続きました。
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<ギリシャ情勢は不透明な状態が続く>
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11日(土)のユーロ圏財務相会合と12日(日)のEU首脳会合で、ギリシャ支援合意期待はあるものの、いまだ不透明な状態が続いています。
昨日のユーロは一時大きく反発する場面もあったのですが、ロンドン時間以降は売りに押され、結局行って来いとなってしまいました。
ただ、ギリシャ再建案は先ほど提出され、欧州委員会とIMF、ECBが精査中です。
焦点は債務減免に移っており、フランスやイタリアは柔軟な姿勢を示しているものの、ドイツやオランダはかたくなに拒んでいます。
フランスのサパン財務相は債務減免についてタブーではないとしている一方、独財務省の報道官は現時点で討議する根拠はまったくないとかなり温度差があります。
ただ、メルケル独首相は7日の記者会見で債務の削減には反対を強調しつつも、最終的には債務の持続可能性をどう回復するか討議しなければならないと発言しており、議論を排除しない姿勢もにじませています。
<ギリシャに対する各国の姿勢>
強硬・・・ドイツ、オランダ、ポルトガル
中間・・・スペイン、ベルギー、アイルランド
柔軟・・・フランス、イタリア、キプロス
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<ドル円 オーダー状況>
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123.50円 売り
123.20-25円 断続的に売・超えるとストップロス買い
122.90-3.00円 断続的に売り本邦輸出ほか・超えるとストップロス買い
122.50円 売り
122.00円 売り
121.31円 7/10 4:21現在(高値121.58円 - 安値120.47円)
120.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OP10日NYカット
反発していた日経平均先物は、時間外で-210円安の19640円と急落しました。
全体的に戻り売りが強く、中国株の下げ止まりがしっかり確認できないと警戒感が取れないようです。
本日は重要な経済指標発表がないため、株式市場やギリシャ情勢に左右されることになります。
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【経済指標】
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★★
17:30 (英) 5月商品貿易収支
前回:-85.61億GBP 予想:-99.00億GBP
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