2013年11月21日のFX為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 99.98 下落 (1時間足) ↓
予想レンジ 99.50~100.25
【THV V4による分析】
ファストトリックスの色が、緑色から赤色に変わりました。
ここから一目の雲を下回るようであれば、下値模索の展開となります。
【昨日の概要】
日経平均株価は利食い売りが先行、-50円安の15076円で引けましたが15000円台は維持しました。
ドル円は100.15円付近から始まったものの上値は重く、99.80円から100.20円の間で推移しました。
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15900.82(-66.21 -0.41%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・15175(大証終比:+75 +0.49%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1258.00(-15.50 -1.22%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・93.33(-0.01 -0.01%)
【経済指標】
★★★
08:50 (日)10月貿易収支(通関ベース)
前回:-9321億円 予想:-8542億円 結果:-1兆907億円
★★★
08:50 (日)10月貿易収支(通関ベース)<季調済>
前回:-1兆913億円 予想:-8755億円 結果:-1兆725億円
★★★★
22:30 (米)10月小売売上高(前月比)
前回:-0.1% 予想:+0.1% 結果:+0.4%
★★★★
22:30 (米)10月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:+0.4% 予想:+0.1% 結果:+0.2%
★★★
22:30 (米)10月CPI(前年比)
前回:+1.2% 予想:+1.1% 結果:+1.0%
★★★
22:30 (米)10月CPIコア(除食品・エネ)(前年比)
前回:+1.7% 予想:+1.7% 結果:+1.7%
★★★
24:00 (米)10月中古住宅販売件数
前回:529万件 予想:520万件 結果:512万件
★★★
24:00 (米)10月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-1.9% 予想:-1.7% 結果:-3.2%
【その他】
28:00 (米)FOMC議事録公表(10月29・30日分)
【今日の戦略】
<FOMC議事録で米国株は下落、ドル円は行って来い>
注目されていたFOMC議事録はややタカ派的な内容であったため、ドル円は100.20円付近まで急騰しました。
しかし、多くのメンバーが今後数回の会合で資産買い入れ縮小を決定できると認識していたことから、米国株や金は下落、その影響でややリスク回避の円買いとなりドル円は99.95円付近へ戻し、結局行って来いとなりました。
ドルの利上げに関しては特に言及はなく、12月に緩和縮小するかどうかの確信も得られなかったため、それほど大きな材料にはなりませんでした。
【FOMC議事録の主な内容】
・代替策で購入縮小の影響相殺することが適切となる可能性
・経済が正当化すれば今後数回の会合で資産買い入れ縮小決定できると認識
・労働市場に更なる改善が見られるが、一部は6.5%の失業率数値基準引き下げを支持
・超過準備預金金利の引き下げは検討の価値はある
・景気見通しの下方リスクが低下したと引き続き認識
<ドル円は上値重い>
このところ、ドル円は100.20円付近で跳ね返されることが多くなってきています。下がっても99円後半で買われるため下値は固いのですが、東京時間での円高局面が目立つようになってきました。
昨晩のNYダウは小幅に下落、日本株も引き続き調整するようであれば、上値追いは難しいでしょう。
米緩和縮小の時期に関してはいまだはっきりしませんが、すぐ近くまで差し迫って来ていることは確認できました。長期的にはドル買いですが、短期的にみると株安によるリスク回避の円買いとなりそうです。
金価格はすでに1250ドルを割れるなど、緩和縮小を織り込みに動いています。
<クロス円は大きく下落>
FOMCを受けてドル高が進み、ドルストレートは急落しました。その影響でクロス円も下落、ユーロ円134.12円、ポンド円160.85円、豪ドル円82.49円まで下落する場面もありました。
ドル高なのですが、ドル円はリスク回避の円買いの方が強いため、各通貨ペアともいったん下値模索が続くことになるでしょう。
【ドル円の注文状況】
101.50円 売り厚め
101.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.80円 売り厚め・超えるとストップロス買い
100.65円 超えるとストップロス買い大きめ
100.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.30-40円 断続的に売り、輸出ほか
99.93円 現在
99.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
99.30-40円 断続的に買い
99.00-20円 断続的に買い厚め・割り込むとストップロス売り
98.80-90円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
98.70円 買い
98.50円 買い厚め本邦勢ほか
98.20-30円 断続的に買い
100.20円を抜けない状態が続いています。FOMC後、クロス円が大きく下落しているため、クロス円につられて下落するかもしれません。
日経平均株価が15000円を割れた場合は、99.50円を目指して下押しする可能性があります。
【経済指標】
★★
10:45 (中)11月HSBCフラッシュ製造業PMI 前回:50.9 予想:50.8
★★★
22:30 (米)新規失業保険申請件数 前回:+33.9万件 予想:+33.5万件
★★★
22:30 (米)10月PPI(前年比) 前回:+0.3% 予想:+0.3%
★★★
22:30 (米)10月PPIコア(除食品・エネ)(前年比) 前回:+1.2% 予想:+1.3%
★★★
24:00 (米)11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:19.8 予想:15.0
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