2013年08月22日のFX為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
豪ドルドル 0.8977 下落 (1時間足)↓
予想レンジ 0.8900~0.9020
【THV V4による分析】
トリックスは同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
他通貨と比べて豪ドルの弱さが目立ち、売り継続でよいでしょう。
【昨日の概要】
日経平均株価は一時100円超下げる場面もありましたが徐々に反発、+27円の13424円で引けました。その影響でドル円は比較的堅調、97.50円前後で推移しました。
全体的には、翌早朝3時のFOMC議事録公開に注目が集まっていて、ポジション調整とみられる値動きがやや見られましたが、全体的には様子見ムードとなりました。
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14897.55(-105.44 -0.70%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・13320(大証終比:-80 -0.60%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1370.10(-2.50 -0.18%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・103.85(-1.26 -1.20%)
【重要経済指標】
★★★
23:00 (米)7月中古住宅販売件数(季調済・年率)
前回:508万件 予想: 515万件 結果:539万件
★★★
23:00 (米)7月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-1.2% 予想:+1.4% 結果:+6.5%
【その他】
27:00 (米)FOMC議事録公表(7月30日・31日分)
【今日の戦略】
注目されていたFOMC議事録では、9月縮小開始への確信が得られませんでした。
<FOMC議事録の主な内容>
・経済状態が改善すれば年内のQE縮小開始を支持
・もう少し待って経済に関する追加情報を評価するのが重要
・依然として失業率は高く、低水準の労働参加率など依然として弱い
・住宅ローンの上昇は住宅市場の強さで封じ込められているが、
注意深く監視する必要がある
・インフレが一定基準を下回る限り政策金利引き上げはない
市場はいったんドル買いで反応、株・為替ともに上昇したのですが、プラス圏まで上昇した米国株はその後急落、-105ドルの14897ドルで引け、6日連続の下落となっています。
一方ドル円は、97.55円から97.92円まで上昇、その後97.60円まで下落し、ストップ狩りを行わない行って来いとなり、無難に通過したと言えそうです。
しかし、米国債の利回りが上昇しているにもかかわらず行って来いとなったということは、ある程度リスク回避の円買いが混じっていることを意味し、ドル高となっても上値は重いことが確認されました。
ドル円の注文状況は、97.80円~97.90円に断続的に売り、98.00円に厚めの売り、98.10円~98.30円に輸出の売りとストップロス買い、98.50円に厚めの売りがあります。
下値は、97.10円に買い、96.90円~97.00円に断続的な買いとストップロス売り少し大きい文字n>、96.80円と96.50円~96.60円に厚めの買いとストップロス売り、96.20円~96.40円に買いとストップロス売り、96.00円に厚めの買いと大きめのストップロス売りとなっていて、昨日の注文がほぼそのまま残っています。
ただ、現在は25日移動平均線にサポートされている状態なので、どこまで上昇出来るか注目。
結局のところ、QE縮小にはさらなる確認が必要ということなので、今晩の米新規失業保険申請件数や来月9月6日(金)の米雇用統計を待つ必要がありそうです。
ユーロドルも、ここ3日ほどで1.3350から1.3450へ上昇後、1.3350へ戻ってきているので、まだ上昇と下降の分岐点と言えます。雰囲気的にはまだ上値を試しそうですが、再度上昇するには材料待ちといったところ。
ドル円もやはり追加の材料待ちですが、97.00円~98.50円のレンジで推移するでしょう。また、通貨別にみると豪ドルの弱さが目立ちます。
まずは10時45分発表の中国HSBCフラッシュ製造業PMIに注目。
ちなみに、HSBCは個人向けプライベートバンキング業務も行っていて、中国PMIが国有大企業に偏っている一方、中国HSBCのPMIは融資先の中小企業もカバーしているため、よりシビアな数字が出やすい傾向があります。
【重要経済指標】
★★
10:45 (中)8月HSBCフラッシュ製造業PMI 前回:47.7 予想:48.2
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前回:32.0万件 予想:33.0万件
★★★
21:30 (加)6月小売売上高(前月比) 前回:+1.9% 予想:-0.4%
★★★
21:30 (加)6月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回:+1.2% 予想:0.0%
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