2013年05月17日のFX為替相場予想
【本日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロドル 1.2882 下落 (4時間足) ↓
予想レンジ 1.2835~1.2905
【THV V4による分析】
トリックスは同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。昨日と同様の予想ですが、上値が重くなってきています。
【昨日の概要】
午前中に発表された日本のGDP速報値は予想+2.7%に対して結果+3.5%と予想以上に良い結果となり、前場開始後は日経平均株価が年初来高値を付けましたが、その後は利食い売りに押されて前日比-58円で引けました。
その間、ドル円は堅調に推移していて、ロンドン時間がはじまると直近高値の102.75へ向けて再度上昇しましたが102.69円で阻まれ、その後発表された米新規失業保険申請件数が予想33.0万件に対して結果36.0万件と予想を下回ったことが発表されると下落、その後の米CPIと住宅関連指標も予想を下回ったため、一時101円後半まで下げました。
しかしその後、ハト派として知られているウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が、早ければ夏にもQEを縮小する可能性があるとの発言が伝わるとドル円は上昇、再度102.20円前後まで戻しています。
【昨日の結果】
・ダウ平均 15233.22(-42.47 -0.28%)
・CME日経平均先物 14995(大証終比:-75 -0.50%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1386.90(-9.30 -0.67%)
・NY原油先物11月限(WTI) 95.16(+0.86 +0.91%)
【重要経済指標】
★★★
08:50 (日)Q1GDP<2次速報値>(前期比)
前回:±0.0% 予想:+0.7% 結果:+0.9%
★★★
08:50 (日)Q1GDP<2次速報値>(前期比年率)
前回:+0.2% 予想:+2.7% 結果:+3.5%
★★★
08:50 (日)Q1GDPデフレータ<1次速報値>(前年同期比)
前回:-0.7% 予想:-0.9% 結果:-1.2%
★★★
21:30 (米)4月CPI(前年比) 前回:+1.5% 予想:+1.3% 結果:+1.1%
★★★
21:30 (米)4月CPIコア(除食品・エネ)(前年比)
前回:+1.9% 予想:+1.8% 結果:+1.7%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前回:32.3万件 予想:33.0万件 結果:36.0万件
★★★
21:30 (米)4月住宅着工件数(季調済・年率)
前回:102.1万件↓ 予想:98.0万件 結果:85.3万件
★★★
21:30 (米)4月建設許可件数(季調済・年率)
前回:90.2万件 予想:94.0万件 結果:101.7万件
★★★
23:00 (米)5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:+1.3 予想:+3.0
【その他】
16:45 (米)プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
20:45 (米)ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
22:00 (米)フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
22:30 (欧)プラートECB専務理事講演
23:00 (欧)リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
28:05 (米)ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
【本日の戦略】
米雇用統計以降の経済指標結果があまり良くありません。昨晩の米新規失業保険申請件数も増えていました。
ドル円は予想より悪い米経済指標が発表されるたびに下落するのですが、その都度反発して戻していて、底堅さが見えますが上値は重くなってきた印象を受けます。
本日は日本株前場の前にブレの大きい機械受注が発表されますので、これがどう日本株に影響するか注目。日本株がマイナスで推移すれば、102円台維持は難しいかもしれません。
一方、ユーロドルは戻り売りに押されていて、一時1.2930近辺まで反発していたのですが、再び1.28台に戻ってしまいました。本日もユーロドルは上値が重いと予想します。
【重要経済指標】
★★
08:50 (日)3月機械受注(前月比) 前回:+7.5% 予想:+3.5%
★★★
21:30 (加)4月CPI(前年比) 前回:+1.0% 予想:+0.9%
★★★
21:30 (加)4月CPIコア(前年比) 前回:+1.4% 予想:+1.2%
★★★
22:55 (米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数<確報値> 前回:76.4 予想:77.7
★★★
23:00 (米)4月景気先行指標総合指数(前月比) 前回:-0.1% 予想:+0.2%
【その他】
18:15 (欧)クーレECB専務理事講演
18:30 (欧)アスムセンECB専務理事講演
19:15 (欧)プラートECB専務理事講演
26:45 (米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
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