2013年02月26日のFX為替相場予想
【本日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロ円 119.93 売り (日足) ↓↓
予想レンジ 118.00~121.00
【THV V4による分析】
トリックスが同色の赤色でクロスしています。イタリア選挙の行方次第では一段の下落もありえます。
テクニカル以上にファンダメンタルズ分析が重要な場面です。
【昨日の概要】
朝方は、次期日銀総裁に黒田アジア開発銀行(ADB)総裁を起用する意向というニュースから、金融緩和が進むのではないかという思惑で各通貨ペアは窓開け上昇、ドル円は一時94.45円からスタートしました。
しかし、さすがに上値は重く徐々に下落、NY時間最初には反発する場面も見られましたが、注目されていたイタリア総選挙は上院では中道右派が最多議席を獲得しそうな気配なのですが過半数には届かず、再投票の可能性が高まってきていることから一気に下落、ストップを巻き込み、ドル円は一時90.91円、ユーロ円118.77円、137.90円、豪ドル円93.59円まで急落しています。
【昨日の結果】
・ダウ平均 13784.17(-216.40 -1.55%)
・CME日経平均先物 11195(大証終比:-455 -3.94%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1586.60(+13.80 +0.88%)
・NY原油先物11月限(WTI) 93.11(-0.02 -0.02%)
【重要経済指標】
★★
10:45 (中)2月HSBC製造業PMI 前回:52.3 予想:52.3 結果:50.4
【その他】
09:15 (米)ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
24:30 (独)バイトマン独連銀総裁講演
26:15 (加)カーニーBOC総裁講演
27:30 (欧)アスムセンECB専務理事講演
【本日の戦略】
昨晩はNYダウ、各通貨ペアともイタリア総選挙の影響で急落しましたが、もともとテクニカル的な過熱感が強かったので、ここでようやくといったところでしょうか。
イタリア総選挙の出口調査では、序盤は上下院とも改革派のベルサニ氏率いる中道左派が優勢と伝わっていたのですが、時間が経過するにつれ、上院ではベルルスコーニ氏率いる中道右派が優勢に変化しました。
もしかしたら…といった不安が的中、イタリアの政局の混迷に警戒感が広がったため、ストップを巻き込んで円相場が崩れました。
今後はこのイタリアの政局がどうなるかが焦点のため、ユーロを中心に値動きが活発になるでしょう。
当面は円高ドル安と予想します。
なお、今晩はバーナンキFRB議長議会証言も控えているため、こちらも忘れずに要チェック。
【重要経済指標】
★★★
24:00 (米)2月消費者信頼感指数 前回:58.6 予想:60.6
★★★
24:00 (米)1月新築住宅販売件数(季調済・年率)
前回:36.9万件 予想:38.0万件
★★★
24:00 (米)1月新築住宅販売件数(前月比) 前回:-7.3% 予想:+3.0%
【その他】
09:00 (米)ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
24:00 (米)バーナンキFRB議長議会証言
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