2023年12月14日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6709 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6570~0.6750
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いので、上方修正しました。
円高株安の地合い
日経平均株価は、-240円安の32686円と続落しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は141円台後半へ下落、クロス円も下値模索となっています。
このあと、22時30分に米11月小売売上高と米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間、売りシグナルが継続しています。通貨別強弱は円が最も強く、上値の重い状態が続くと見ます。
ロングする場合は、買いシグナルを待った方が良いでしょう。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- インフレ率2%達成前に利下げの可能性
- NYダウが37,000ドル台と史上最高値を更新
- ドル円は142円台後半へ急落
- クロス円も連れ安
- ドル円以外のドルストレートは全面高
- 金は+36ドル高と急伸し2000ドル台を回復
CyberSignalによる分析
豪ドルドル 0.6655 上昇 ↑
予想レンジ 0.6520~0.6730
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+173ドル高、日経平均株価も+82円高の32926円と上昇しました。
ドル円は142円台後半へ急落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 37090.24(+512.30 +1.40%)
・日経平均 32952.50(+26.15 +0.08%)
・金・ゴールド 2015.49(+36.05 +1.82%)
・原油・WTI 69.56(+0.95 +1.38%)
経済指標
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.5% 予想:0.1% 結果:0.0%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:1.3% 予想:1.0% 結果:0.9%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPIコア指数)(前月比)
前回:0.0% 予想:0.2% 結果:0.0%
★★★
22:30(米)11月卸売物価指数(PPIコア指数)(前年同月比)
前回:2.4% 予想:2.2% 結果:2.0%
★★★★★
28:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50% 結果:5.25-5.50%
★★★★★
28:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:ドル利下げの可能性が示唆
△強気材料:NYダウが史上最高値を更新
◆ドル円は142円台後半へ急落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.035%へ急低下
◆ドルストレートは全面高
◆米国株は年初来高値更新中
◆欧州株は小幅に下落
◆金は+36ドル高と急伸
◆原油は+1.38%高と反発
◆22時30分に米11月小売売上高などが発表
◆日経平均先物は+53円高の32980円
☆ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
NYダウが史上最高値を更新
昨晩のNYダウは+512ドル高と続伸し、史上最高値を更新しました。
ナスダックも、+1.38%高とまとまった買い。
早朝のFOMCでドル利下げの可能性が示唆され、米利回りが急落したことで株高に。
バンクオブアメリカ+3.56%、シティグループ+2.16%、ウェルズファーゴ+2.15%と銀行株が上昇。SBAC+3.89%、アメリカンタワー+2.95%と不動産にまとまった買い。
ホームデポ+2.80%、ペプシコ+2.09%、コストコ+1.90%、ウォルマート+1.32%など消費や小売りも買われました。
対照的に、2024年の売り上げ予想が低調だったファイザーが-6.76%と急落。アドビ-1.19%、IBM-1.00%、マイクロソフト-0.72%とソフトウェアが下落。
全体的には、値上がり銘柄数3731、値下がり銘柄数902と全銘柄中の78.2%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.97%
半導体 +0.50%
生成AI +0.59%
電気自動車 +1.31%
軍需産業 +1.26%
銀行 +2.60%
石油・エネルギー +1.12%
ディフェンシブ +0.89%
インド関連 +0.48%
イスラエル関連 +2.27%
利下げ懸念でドルは急落
ドル円は売り継続、米11月PPIが予想を下回ったことで145円台割れ。
その後のFOMCは予想通り金利据え置きでしたが、パウエルFRB議長が「一部メンバーは今朝の統計受け予測を更新したもよう」「インフレ率が2%に達するかなり前に金利を引き下げるべきだろう」と発言したことでドルは急落し、一気に142円台後半まで売られました。
その後はいったん143円台へ戻しましたが、「利下げは経済の正常化を示すもの」とも述べており、いずれ利下げの行われることが示唆されています。
米10年債利回りは4.035%へ急低下しており、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。ドル円以外のドルストレートが急上昇したことで、売り一巡後は下げ渋っています。
ただ、ドル円への売りが強いため、しばらくは調整が続くと見ます。全体的にボラティリティが高いため、しばらくは様子見が無難でしょう。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+36ドル高と急伸、2000ドル台を回復しました。FOMC後にドル売りが進んだことで、金にまとまった買いが入っています。
再度、高値を試しに行くと見ます。
原油は+1.38%高と反発、69ドル台半ばへ戻しました。特に材料は出ておらず、自律反発程度の買い。
米週間原油在庫統計は前回に続き-425.8万バレルと減少していたことで、原油は買戻しが続くと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+53円高の32980円と小幅続伸しました。円高が進んでいるものの、NYダウが史上最高値を更新していることから下がったところでは買いが入ると予想します。
ドル円の下値は142.80円がサポートライン、上値は143.30円がレジスタンスライン。米10年債利回りが4%台を割れる水準まで下げていることから、ドルへの売りが続くと予想します。
142円がサポートラインとなっていますが、割れた場合は140円を試すことになるため注意が必要でしょう。
経済指標
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(前月比)
前回:-0.1% 予想:-0.1%
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.1% 予想:0.0%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.0万件 予想:22.0万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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