2023年11月10日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ドル円 151.36 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 151.00~152.00
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替は小幅な円安
日経平均株価は、-78円安の32568円と下落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は+10円銭ほど上昇、クロス円も小幅に買われています。
このあと、21時30分にラガルドECB総裁の発言、24時に米11月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、上昇トレンドが継続しています。
通貨別強弱はドルが最も強く、買い継続と見ます。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- パウエルFRB議長は利上げの可能性を残す
- ドル円は151円台前半へ上昇
- クロス円はやや売り優勢
- 欧州通貨が弱い
- 商品相場は上昇
CyberSignalによる分析
ドル円 151.27 上昇 ↑
予想レンジ 151.00~152.00
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-40ドル安、日経平均株価は+479円高の32646円と上昇しました。
ドル円は151円台前半へ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 33891.61(-220.66 -0.65%)
・日経平均 32523.00(-165.00 -0.50%)
・金・ゴールド 1958.39(+8.60 +0.44%)
・原油・WTI 75.44(+0.11 +0.15%)
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.7万件 予想:21.9万件 結果:21.7万件
★★★★★
26:30(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★★★★
28:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:パウエルFRB議長が利上げの可能性を残す
▽弱気材料:NYダウの続落
◆ドル円は151円台前半へ上昇
◆クロス円は下落
◆米10年債利回りは4.635%へ上昇
◆ドルストレートは
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は+0.7%高
◆金は+8ドル高と反発
◆原油は+0.15%高
◆21時30分にラガルドECB総裁の発言
◆24時に米11月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-78円安の32567円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は調整気味で推移
昨晩のNYダウは売りが継続し、-220ドル安と続落しました。
ナスダックも、-0.94%安と売り継続。
いずれも序盤は上昇していましたが、早朝にパウエルFRB議長が利上げの可能性を残す発言をしたことで中盤から後半にかけ失速。
前日買われていたイーライリリーが-4.63%と反落、アムジェン-3.40%、ファイザー-3.39%、アッヴィ-3.15%、メルク-1.78%とヘルスケアに売り。
テスラが-6.30%、アナリストが売りとし目標株価を下げたことが売り材料に。アマゾン-1.22%、アルファベット-1.07%、アップル-0.52%、マイクロソフト-0.47%とIT・ハイテク株も下落。
対照的に、エヌビディアが0.78%と7日連続高、マイクロンが+2.29%と連れ高。原油の下げ渋りで、エクソンモービル+0.32%とエネルギーも小幅程度の反発。
全体的には、値上がり銘柄数1192、値下がり銘柄数3424と全銘柄中の71.2%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.74%
半導体 -0.71%
生成AI -0.35%
電気自動車 -2.27%
軍需産業 -0.48%
銀行 -0.72%
石油・エネルギー +0.37%
メタバース -0.09%
ディフェンシブ -1.04%
インド関連 +0.42%
ドルへの買いが続く
ドル円は上昇トレンドが続き、151円台前半へ上昇しました。
早朝のパウエルFRB議長の発言では、「米経済は構造的に利上げに対して強靱かもしれない」「米経済は予想よりも強く、特に今年に関しては顕著」とあったことで、再び利上げ期待が出てきています。
米10年債利回りは4.635%へ上昇、適切な場合の追加利上げを躊躇しない姿勢が示されたことから、ドルへの買いが続くと予想します。
一方、クロス円は売りに押されやや下落しました。
通貨別にはユーロが弱く、ユーロドルは1.06台後半と1.07ドル台割れ。
ポンドも次第に軟調、景気不透明感で利下げの可能性が出てきたことが重しに。16時発表の英7-9月期GDP速報値に注目が集まっていますが、前回0.2%に対し-0.1%とマイナスに落ち込む予想となっています。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は買戻しが入り、+8ドル高と反発しました。まとまった買いにより、安値から+20ドルほど上昇しています。
2000ドルがレジスタンスラインとなっており、しばらくは1900ドル台半ばでの値固めと見ます。
原油は+0.15%高、直近で売りが続いたため買戻しの動きが意識されました。ただ、75ドル付近で下げ渋ったものの上値は重い様子。
買い意欲が弱いため、買い材料が欲しいところ。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-78円安の32567円と反落しました。ドル円は151円台を維持していますが、米国株への売りが続いているため日本株も調整と予想します。
ドル円の下値は150.80円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文。米利回りの上昇やパウエルFRB議長が利上げの可能性を残していることから、底堅く推移しじり高と見ます。
経済指標
★★★★★
21:30(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★★★
24:00(米)11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:63.8 予想:63.8
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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