2023年11月2日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6426 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6360~0.6450
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株とクロス円が上昇
日経平均株価は、+348円高の31949円と続伸しました。時間外で欧州株は上昇、米国株は下落。
ドル円は151円台半ばへ下落、クロス円はやや上昇しています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数の発表があります。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間、やや下げ渋り。
通貨別強弱は円が最も弱くなっており、円安に期待したいところ。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米10月ADP雇用統計は11.3万人と予想15.0万人を下回る
- パウエルFRB議長「結局、中立金利の水準は分かり得ない」
- ドル円は150円台後半へ下落
- クロス円も豪ドル円以外売られる
- 米国株は3日続伸
CyberSignalによる分析
豪ドルドル 0.6390 上昇 ↑
予想レンジ 0.6360~0.6450
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+123ドル高、日経平均株価も+742円高の31601円と上昇しました。
ドル円は150円台前半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33274.58(+221.71 +0.67%)
・日経平均 31895.60(+310.00 +0.98%)
・金・ゴールド 1978.49(-4.21 -0.21%)
・原油・WTI 80.91(-0.11 -0.14%)
経済指標
★★★
21:15(米)10月ADP雇用統計(前月比)
前回:8.9万人 予想:15.0万人 結果:11.3万人
★★★★★
27:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50% 結果:5.25-5.50%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの3日続伸
▽弱気材料:米利回りの低下や原油安
◆ドル円は150円台前半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.758%へ低下
◆ドルストレートは豪ドルが買われる
◆米国株は3日続伸
◆欧州株は+0.7%高
◆金は-4ドル安
◆原油は-0.14%安
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は+240円高の31842円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株への買戻しが続く
昨晩のNYダウは買戻しが続き、+221ドル高と3日続伸しました。
ナスダックもまとまった買いが入り、+1.64%高。
米主要企業決算が比較的良好なほか、FOMC後にドル安となったことが買い材料に。
メタ+3.51%、アマゾン+2.94%、テスラ+2.44%、マイクロソフト+2.35%、アップル+1.87%と時価総額上位が全面高。AI用の新チップ受注が好調でAMDが+9.69%と急騰、エヌビディア+3.79%、マイクロン+3.78%、インテル+2.16%、クアルコム+1.74%と半導体に買い。
ペプシコ+0.97%、ウォルマート+0.89%、コストコ+0.79%と小売も上昇。
対照的に、原油安でシェブロン-1.20%、エクソンモービル-0.20%とエネルギーが下落。ヒューマナ-6.55%、ユナイテッドヘルス-0.74%、ファイザー-0.16%とヘルスケアがやや軟調でした。
全体的には、値上がり銘柄数2348、値下がり銘柄数2260と全銘柄中の48.7%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.44%
半導体 +2.39%
生成AI +2.18%
電気自動車 +0.99%
軍需産業 +0.49%
銀行 +0.42%
石油・エネルギー +0.48%
メタバース +1.67%
ディフェンシブ +0.39%
インド関連 -0.72%
豪ドル以外売られる
ドル円は一時151.71円まで上値を伸ばす場面がありましたが、高値では次第に利食い売り優勢に。
米10月ADP雇用統計は、11.3万人と予想15.0万人を下回っていたほか、早朝のFOMCを受け150円台後半へ下落。パウエルFRB議長の発言では「結局、中立金利の水準は分かり得ない」「賃金はインフレ目標にかなり近づいている」と発言、追加利上げは示唆されなかったことでドル売りが進んでいます。
米10年債利回りは4.758%へ低下、ドルはやや調整すると予想します。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。
通貨別には豪ドルが逆行高、IMFスタッフリポートで豪中銀に対しさらなる利上げが示唆されたことが買い材料に。豪ドル円は95円台乗せ、豪ドルドルは一時0.64ドル台と直近高値へ上昇。
米利回りの低下により、保ち合いを上放れできるか注目です。
米10年債利回り
商品相場は小幅に下落
金は-4ドル安、高値では売りに押され小幅安となりました。ただ、値幅は±20ドルと高値圏で推移。
引き続き、2000ドルの節目がレジスタンスラインと見ます。
原油は-0.14%安、小幅に売られ80ドル台へ下げました。特に材料はなく、調整の動きとなっています。
金に比べると弱く、80ドル台を維持できるか注目。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+240円高の31842円と続伸しました。円安は一服しましたが、欧米株とも上昇していることから日本株も買いが続くと予想します。
ドル円の下値は150.50円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文。米利回りの低下により、しばらく調整が続くと見ます。
明日に米雇用統計を控え、積極的な買いは入りづらいでしょう。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.0万件 予想:21.0万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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