2023年8月24日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6481 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6440~0.6550
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
円安株高の地合い
日経平均株価は、+276円高の32278円と続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は145円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
午後、買いシグナルが出ました。
通貨別強弱は円が最も弱く、円安にサポートされた推移が続くと見ます。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米・欧・英の8月PMIが大幅悪化
- ドル円は一時144円台半ばまで下落
- ポンド円は一時183円台前半へ急落
- 豪ドル円が独歩高
- 豪ドルドルが日足ベースで底打ちか
- エヌビディアが時間外で+8.99%高と暴騰
CyberSignalによる分析
豪ドルドル 0.6478 上昇 ↑
予想レンジ 0.6440~0.6550
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-174ドル安、日経平均株価は+153円高の32010円と上昇しました。
ドル円は一時144円台半ばまで下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34472.98(+184.15 +0.54%)
・日経平均 32025(+55 +0.17%)
・金・ゴールド 1915.48(+18.02 +0.94%)
・原油・WTI 78.47(-1.17 -1.47%)
経済指標
★★★
22:45(米)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:49.0 予想:48.9 結果:47.0
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの反発やエヌビディア決算
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は一時144円台半ばまで下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.193%へ低下
◆ドルストレートは豪ドルが強い
◆米国株は特にナスダックが強い
◆欧州株は上昇
◆金は+18ドル高と続伸
◆原油は-1.47%安と続落
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は+19円高の32030円
☆円安株高の地合い予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
エヌビディア(時間外)
IT・ハイテク株中心に買われる
昨晩のNYダウは買戻しが入り、+184ドル高と反発しました。
ナスダックにはまとまった買い、+1.59%高となって安値から反発中。
人民元安が落ち着いたことや、米10年債利回りの低下で株式市場に再び買いが入ってきています。
エヌビディア+3.17%、アルファベット+2.71%、メタ+2.31%、アップル+2.19%、テスラ+1.57%、マイクロソフト+1.41%、アマゾン+0.95%とIT・ハイテク株が全面高。銀行や消費、小売、エンタメ、不動産など全体的に買われました。
対照的に、スポーツ用品販売のフット・ロッカーが-28.28%と暴落、予想以上の減収となり配当も停止したことで、関連銘柄としてナイキも-2.67%。原油安で、エクソンモービルが-0.88%と軟調。
全体的には、値下がり銘柄数1559、値上がり銘柄数3077と全銘柄中の63.1%が上昇しました。
売上高65%増の予想で注目の集まっていたエヌビディア決算はNY市場引け後に発表され、時間外で+8.99%高と暴騰 しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.23%
MATANA +2.08%
半導体 +2.01%
生成AI +2.04%
電気自動車 +1.28%
軍需産業 +0.59%
銀行 +1.14%
石油・エネルギー +0.20%
メタバース +1.92%
ディフェンシブ +0.38%
インド関連 +1.66%
ドルとポンドが弱い
ドル円は上値の重い状態が継続、終日売りに押され一時144円台半ばまで下落しました。
特に、米8月PMIの悪化が重し、他通貨同様売り圧力が強まっています。ジャクソンホール会議への期待はありますが、タカ派発言がでなければ下降トレンド継続と見ます。
米10年債利回りは4.193%へ低下しており、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安、豪ドル円以外売られました。
通貨別にはユーロとポンドが軟調、いずれも8月PMIが予想を下回ったうえ50の節目を下回って景況後退が示唆されています。特にポンドが弱く、ポンド円は一時183円台前半とまとまった売りに押されました。
対照的に、これまで売りに押されていた豪ドルドルが急反発。下降トレンドが継続し年初来安値を更新していましたが、テクニカル的に売られすぎだったことや対豪ドルで他通貨が弱くなったことを受け反発。直近の下降トレンドから上昇トレンドへ転換した可能性があり、今後の動向に注目です。
米10年債利回り
豪ドルドル(日足)
金が買われ原油は売られる
金はまとまった買いが入り、+18ドル高と続伸しました。米経済指標の悪化で米利回りが低下したことにより、現物にまとまった買いが入っています。
1900ドル台も回復、直近で売られすぎだったことでしばらくは買戻しが続くと予想します。
原油は-1.47%安と続落、78ドル台半ばへ下げました。80ドルを割れた当たりから上値が重くなっており、目先の天井を付けた可能性があります。
例年、8月に天井を付けることが多いため、今後の動きには注意が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+19円高の32030円と小幅に上昇しました。欧米株とも上昇しているものの為替は円高が進んでいるため、32000円での攻防と予想します。
ドル円の下値は144.50円が強いサポートライン、上値は145.00円と145.20円がレジスタンスライン。米8月PMIの悪化や米10年債利回りの低下により、下値模索と見ます。
ジャクソンホール会議でタカ派発言が無ければ、直近で上昇が続いてきた反動で142円付近まで戻す可能性もあります。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.9万件 予想:24.0万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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