2023年5月4日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドル円 90.08 下落(4時間足)↑
予想レンジ 89.40~90.40
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
ドル安の地合いが継続
本日の東京市場はゴールデンウィークで休場です。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は小幅に下落、クロス円はやや反発しています。
このあと、21時15分にECB政策金利、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表、21時45分からラガルドECB総裁の定例記者会見があります。
ドル円は買いシグナル発生中
午後も下降トレンドが継続しています。
通貨別強弱ではドルが最も弱く、ロングする場合は買いシグナルが出てからの方が無難でしょう。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- FOMCでは米利上げ停止の可能性
- ドル円は135円台前半へ下落
- クロス円も連れ安
- 原油が70ドル台割れと売り継続
CyberSignalによる分析
豪ドル円 90.10 下落 ↓
予想レンジ 89.40~90.40
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-367ドル安、東京市場はゴールデンウィークで休場でした。
ドル円は135円台前半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33414.24(-270.29 -0.80%)
・日経平均 28770(-360 -1.25%)
・金・ゴールド 2037.00(+13.70 +0.68%)
・原油・WTI 68.60(-3.06 -4.27%)
経済指標
★★★
21:15(米)4月ADP雇用統計(前月比)
前回:14.5万人 予想:15.0万人 結果:29.6万人
★★★★★
27:00(米)FOMC策金利発表
前回:4.75-5.00% 予想:5.00-5.25% 結果:5.00-5.25%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
(休場)東京市場 ゴールデンウィーク
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回り、原油の下落
△強気材料:なし
◆ドル円は135円台前半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.349%へ低下
◆ドルストレートは上昇
◆米国株はFOMC後に売られる
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は+13ドル高と続伸
◆原油は-4.27%安と大幅続落
◆21時15分にECB政策金利が発表
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆21時45分にラガルドECB総裁の定例記者会見
◆東京市場はゴールデンウィークで休場
◆日経平均先物は-428円安の28729円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
後半にかけ売りに押される
昨晩のNYダウはFOMC後に売られ、-270ドル安と3日連続安となりました。
ナスダックも同じタイミングで売りが入り、-0.46%安と続落。
いずれも、パウエルFRB議長の「穏やかなリセッションになる可能性はある」という発言に反応した様子。
ただ、米利上げ停止観測は下支え材料。
半導体のAMDが-9.22%と暴落、サーバーとPC向けチップの低迷が悪材料に。クアルコム-2.83%、NXP-2.30%、マイクロン-1.60%、エヌビディア-1.45%と連れ安。ただ、年後半にはAI需要で回復するとの見通しも出ています。
原油の70ドル台割れで、シェブロン-2.01%、エクソンモービル-1.97%とエネルギーへの売りが続きました。
対照的に、AMDのライバルであるインテルが+2.96%と急伸。
イーライリリーが治療薬の開発で+6.68%、アルツハイマー病の薬「ドナネマブ」が1年半の間に35%病気の進行を遅らせたと発表しました。
全体的には、値上がり銘柄数2176、値下がり銘柄数2552と全銘柄の51.4%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.16%
半導体 +0.32%
石油・エネルギー -1.50%
穀物関連 -1.48%
銀行 -1.30%
電気自動車(EV) +0.37%
軍需産業 -1.20%
メタバース -0.02%
ディフェンシブ -0.22%
インド関連 -0.61%
中国ADR -0.17%
ドル円は135円台前半へ続落
ドル円チャート(1時間足)
ドル円は前日からの売りが継続し、下値模索となりました。FOMC後には一段安となって、135円台前半へ下落しています。
上昇する場面もありましたが、FOMC声明では追加利上げを示唆した文言が削除、利上げ停止の可能性が出てきています。
米10年債利回りは3.349%へ低下、ドル安の地合いと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって、全体的に下落しました。ドルストレートの上昇により下値は限定的でしたが、上値を抑えられており調整と予想。
原油価格の70ドル台割れで、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が弱いと予想します。
米10年債利回り
金が買われ原油が売られる
金は+13ドル高と続伸、ドル安により買いが続きました。2000ドル台での推移が続いており、再び2000ドルの節目がサポートラインに。
米利上げ停止の可能性により、金は買い継続と見ます。
原油は-4.27%安と大幅続落、68ドル台と70ドルの節目を割れました。今月からOPECプラスによる減産がスタートしていますが、需要減退懸念で相殺。
ガソリンや天然ガスも売られており、エネルギー価格全般が安くなっています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-428円安の28729円と下落しました。東京市場は、明日までゴールデンウィークで休場です。
ドル円の下値は134.80円がサポートライン、上値は135.55円がレジスタンスライン。米利回りが低下したほか、利上げ停止の可能性が出てきたことでドル安の地合いと予想します。
今晩は、21時15分のECB政策金利に注目。
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:3.50% 予想:3.75%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.0万件 予想:24.0万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
(休場)東京市場 ゴールデンウィーク
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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