2023年3月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロ円 141.58 下落(4時間足)↓
予想レンジ 141.20~142.00
やや売りに押されてきました。
いったん、様子見とします。
株高ドル安の地合いに
日経平均株価は、+323円高の27333円と反発しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は133円付近へ下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、23時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
一時133円台半ばまで上昇していましたが、やや失速。
再度、上昇できるか注目。
今日のFX予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 信用不安の銀行に対し各種対策がなされる
- ドル円は133円台後半へ上昇
- ECBは事前予想通り+0.5%の利上げ
- 原油が下げ渋り反発
CyberSignalによる分析
ユーロ円 141.98 上昇 ↑
予想レンジ 141.70~142.80
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-280ドル安、日経平均株価も-218円安の27010円と下落しました。
ドル円は133円台後半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32246.55(+371.98 +1.17%)
・日経平均 27120(+380 +1.41%)
・金・ゴールド 1923.00(-8.30 -0.43%)
・原油・WTI 68.35(+0.74 +1.09%)
経済指標
★★★
21:30(米)3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-24.3 予想:-14.0 結果:-23.2
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.1万件 予想:21.0万件 結果:19.2万件
★★★★★
22:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:3.00% 予想:3.50% 結果:3.50%
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:信用不安の銀行へ各種対策
▽弱気材料:なし
◆ドル円は133円台後半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.586%へ反発
◆ドルストレートは全体的に上昇
◆米国株は反発
◆欧州株は+1~1.5%高
◆金は-8ドル安と反落
◆原油は+1.09%高と下げ渋り
◆23時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+286円高の27297円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
信用不安の銀行への対策で買戻し
昨晩のNYダウは売り一巡後に買戻しが入り、+371ドル高と急反発しました。
ナスダックは、+2.48%高と4日連続陽線で強い地合い。
経営不安のファースト・リパブリックに対し複数銀行が300億ドルを預金へ預け入れたほか、クレディスイスにもスイス中銀が500億スイスフランの流動性を提供すると発表した ことで安心感が広がっています。
アルファベット+1.68%、マイクロソフト+4.05%、アマゾン+3.99%、メタ+3.63%、アップル+1.87%とIT・ハイテク株がマーケットをけん引。AMD+7.72%、インテル+6.23%、エヌビディア+5.42%と半導体にもまとまった買い。
JPモルガンチェース+1.94%、シティグループ+1.78%、バンクオブアメリカ+1.69%と銀行株にも安心感が広がっています。
対照的に、ウォルマート-0.97%、ホームデポ-0.43%、コカ・コーラ-0.21%と昨日堅調だった小売が軟調、ヘルスケアも小幅に下落しました。
全体的には、値上がり銘柄数3286、値下がり銘柄数1430と全銘柄中65.7%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +3.52%
半導体 +2.70%
石油・エネルギー +0.90%
穀物関連 +0.61%
銀行 +1.88%
電気自動車(EV) +1.34%
軍需産業 +1.03%
メタバース +3.25%
ディフェンシブ +0.50%
インド関連 +1.73%
中国ADR +1.94%
ECBが+0.5%の利上げを実施
ドル円は一時131.73円まで下押ししましたが、売り一巡後に買戻しが入り133円台後半へ反発。
米3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、-23.2と予想-14.0より悪化していましたが、新規失業保険申請件数は19.2万件と予想21.0万件より改善していました。
米10年債利回りは3.586%へ反発、134円台を試せるか注目。
クロス円も連れ高、各通貨とも上昇しました。
ECBでは事前予想通り+0.5%の利上げが行われ、政策金利は3.5%へ上昇。今後の先行きについてのヒントは出なかったので見通しは不透明ですが、ユーロドル1.06台、ユーロ円142円手前とひとまずユーロ買いで反応しています。
ポンドも連れ高となったほか、原油の買戻しで資源国通貨も上昇。
リスク回避の動きが一服しており、円安の地合いと予想します。
米10年債利回り
原油が下げ渋り反発
金は-8ドル安と反落、1920ドル付近へ下げました。クレディスイスの借り入れ報道を受け、リスク回避の動きが一服しています。
米利回りの上昇もあり、じり安と見ます。
原油は+1.09%高と下げ渋り、68ドル台へ戻しました。サウジアラビアとロシアが、OPECプラスの取り組みについてリヤドで会談したことが相場を支えました。
直近売り込まれていた分ショートカバーも出ており、買戻しが続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+286円高の27297円と反発しました。欧米株とも上昇し円安も進んでいることから、日本株も買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は133.40円と133.25円がサポートライン、上値は133.95~134.00円がレジスタンスライン。まだ下値不安は残っていますが、米利回りの上昇により134円台を試すと見ます。
経済指標
★★★★
23:00(米)3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:67.0 予想:67.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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