来週のFX予想(2023年3月6日~3月10日)
来週の相場見通し
ドル円は一時137円台へ乗せる
今週もドル買いが続き、ドル円は一時137円台へ乗せました。一時、米利回りが4%台を付けたこともサポート。後半にかけ調整が入りいったん135円台へ戻しましたが、高値圏は維持。
米10年債利回りは先週末の3.951%から3.967%へ上昇、再度4%台へ乗せられるか注目です。
クロス円は、引き続き難しい動き。ドル円に連れ高となる一方、ドルストレートの伸び悩み重しに。ただ、下値は限定的で底堅い動きとなっています。ドル高が米国株の重しとなっている反面、日本株には円安でまとまった買い。
こちらも方向感に欠けており、さらに年度末ということもあって難しい動きが続きそうです。
金は、1800ドル手間で下げ渋り、いったん1800ドル台半ばで反発しました。
原油は株に連れ高となり79ドル台後半、80ドル台へ乗せられるか注目です。
米10年債利回り
日・月別のFX予想記事
ドル円予想
ドル円チャート
130円付近で下げ渋り、買いシグナル発生中。
一時137円台乗せ。上昇トレンドが継続すると予想します。
ユーロドル予想
ユーロドルチャート
1.1000台を付けてからは上値が重く、売りシグナルが出ました。
1.05ドル台へ続落、上値の重い状態が続くと予想します。
日経平均株価予想
日経平均株価チャート
円安で急騰し、買いシグナルが出ました。
年初来高値を超えて上昇するようなら、予想を変更します。
NYダウ予想
NYダウチャート
34,000ドル台が重く、売りシグナルが出ました。
ドル高に押されていますが、好決算銘柄には買いが入っています。
金(Gold)予想
金(Gold)チャート
高値から急落し、売りシグナルが発生中。
1,800ドル台は維持していますが、ドル高で上値は限定的と見ます。
原油(WTI)予想
原油(WTI)チャート
80ドル台が重く、再び売りシグナル。
ただ、80ドル手前まで反発しており、いったん試す可能性が出てきています。
経済指標
来週は、火・水曜日のパウエルFRB議長の発言と、金曜日の米2月雇用統計に注目。
米2月非農業部門雇用者数は、前回51.7万人と大幅高だったのに対し予想21.5万人。減少しますが、20万人前後であれば通常通りなので無難に通過するでしょう。
3/6(月)
(米)1月製造業新規受注
3/7(火)
(米)パウエルFRB議長の発言
3/8(水)
(米)2月ADP雇用統計、
パウエルFRB議長の発言、ベージュブック
3/9(木)
(米)新規失業保険申請件数
3/10(金)
(米)2月米雇用統計、2月平均時給
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