2023年2月20日のFX為替相場予想

前日の概要

NYダウは-431ドル安、日経平均株価も-183円安の27513円と下落しました。

ドル円は一時135円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均 33826.69(+129.84 +0.39%)
・日経平均 27490(+30 +0.11%)
・金・ゴールド 1850.20(-1.60 -0.09%)
・原油・WTI 76.34(-2.15 -2.74%)

経済指標

特になし

明日の戦略

相場のポイント

△強気材料：NYダウの反発
▽弱気材料：米利回りの低下
◆ドル円は一時135円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.694％へ低下
◆ドルストレートは後半にかけ買われる
◆IMM通貨先物ポジションは今週も延期
◆米国株はナスダックが伸び悩み
◆欧州株は小幅に下落
◆金は-1ドル安
◆原油は-2.74％と続落
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆NY市場はプレジデント・デーで休場
◆サンデーダウは+7ドル高
◆日経平均先物は+42円高の27645円
☆円安株高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

エネルギー株やIT株が軟調

先週末のNYダウは、+129ドル高と反発しました。

ナスダックは-0.58％安と続落しましたが、下ヒゲをつけ陽線引け。

連銀総裁の発言で来月の利上げ幅は0.25％か0.50％のいずれかになるとの思惑で、難しい動きに。

メルク+2.82％、アムジェン+2.69％、ユナイテッドヘルス+2.41％とヘルスケア株が上昇。P&G+2.09％、コカ・コーラ+1.52％、ウォルマート+1.50％と小売も買われました。

一方、エクソンモービル-3.85％、シェブロン-2.23％とエネルギー株にまとまった売り。マイクロソフト-1.56％、アルファベット-1.24％、アップル-0.76％とIT・ハイテク株も売られています。

全体的には、値上がり銘柄数2425、値下がり銘柄数2350と全銘柄の48.0％が上昇しました。

テーマ別株価変動率

GAFAM　-0.90％
半導体　-1.90％
石油・エネルギー　-2.82％
穀物関連　-0.14％
銀行　+0.06％
電気自動車（EV）　+0.45％
軍需産業　+0.45％
メタバース　-1.66％
ディフェンシブ　+1.33％
インド関連　-0.55％
中国ADR　-3.21％

ドル円は一時135円台乗せ

ドル円は買いが継続し、一時135.11円まで上値を伸ばしました。その後、リッチモンド連銀総裁が「データへの柔軟な対応を可能にするため0.25％ポイントの段階的な利上げを支持する」と0.50％の利上げが否定されたことで、失速して134円台前半へ戻しました。

米10年債利回りも3.694％へ低下しましたが、来月の追加利上げはほぼ確定しており、まだドル高の流れは崩れていないと見ます。

クロス円も連れ高、後半にかけドルストレートが買われたことで堅調に推移しました。通貨別で特に材料は出ておらず、ドルや円の動きを見ながらの推移となるでしょう。

米10年債利回り

IMM通貨先物ポジションは今週も延期

IMM通貨先物ポジションは、英IONトレーディングに対するサイバー攻撃の影響で今週も延期。ただ、早ければ2月24日（金）から報告を再開するとも述べています。

ドル円注文状況とサンデーダウ

サンデーダウ（5分足）

日経平均先物は、時間外で+42円高の27645円と反発しました。サンデーダウは、+7ドル高と小幅に上昇。

NYダウが上昇し円安も進んでいることから、日本株も買われると予想します。

ドル円の下値は134.00円と133.80円がサポートライン、上値は107.30円がレジスタンスライン。135円を付けた達成感でいったん下落しましたが、調整したのち再度ドル買いになると予想します。

ドル円板情報

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