2023年1月19日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CyberSignalによる予想
ポンドドル 1.2319 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.2250~1.2350
売りシグナルが発生しました。
いったん、様子見とします。
円高株安の地合い
日経平均株価は、-385円安の26405円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は128円付近へ下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、22時30分に米新規失業保険申請件数と米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日からの売りシグナルが継続しています。
米経済指標の悪化や米利回りの低下により、下値模索と見ます。
本日のFX予想
※追記は17時ごろになります
CyberSignalによる分析
ポンドドル 1.2340 上昇 ↑
予想レンジ 1.2310~1.2400
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-391ドル安、日経平均株価は+652円高の26791円と上昇しました。
ドル円は128円台後半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33296.63(-614.22 -1.81%)
・日経平均 26485.00(+235.00 +0.90%)
・金・ゴールド 1907.00(-2.90 -0.15%)
・原油・WTI 79.48(-0.70 -0.87%)
経済指標
★★★★★
15:30(日)黒田日銀総裁の定例記者会見
★★★★
22:30(米)12月小売売上高(前月比)
前回:-0.6% 予想:-0.8% 結果:-1.1%
★★★★
22:30(米)12月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:-0.2% 予想:-0.5% 結果:-1.1%
★★★
22:30(米)12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.3% 予想:-0.1% 結果:-0.5%
★★★
22:30(米)12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:7.4% 予想:6.8% 結果:6.2%
★★★
22:30(米)12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.1% 結果:0.1%
★★★
22:30(米)12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:6.2% 予想:5.5% 結果:5.5%
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米国株安や米利回りの低下
△強気材料:日銀の政策据え置き
◆ドル円は128円台後半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.373%へ低下
◆ドルストレートは豪ドルが売られる
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は小動き
◆金は-2ドル安
◆原油は小幅反落
◆22時30分に米新規失業保険申請件数などが発表
◆日経平均先物は-280円安の26510円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は売りに押される
昨晩のNYダウは次第に売りが強まり、-614ドル安と下げ幅を広げました。
ナスダックも、取引開始からしばらくすると売りに押され、-1.14%と6日ぶりに反落。
いずれも序盤のプラスを維持できず、経済指標の悪化が重しとなって次第に売りが強まっています。
米12月小売売上高の下振れで、コカ・コーラ-2.80%、P&G-2.66%、ウォルマート-2.45%と小売全般が軟調。IBM-2.78%、インテル-2.60%、テスラ-2.47%、マイクロソフト-1.66%などIT・ハイテク株も売られました。JPモルガンチェース-2.76%、バンクオブアメリカ-2.64%、シティグループ-1.88%と銀行株も売り優勢。
呼吸器合胞体ウイルスワクチンで高い臨床性が示されたモデルナは、+3.52%と逆行高。
全体的には、値上がり銘柄数1199、値下がり銘柄数3654と71.7%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.35%
半導体 +0.12%
石油・エネルギー -0.05%
穀物関連 -0.46%
銀行 -0.95%
電気自動車(EV) +0.05%
軍需産業 -1.00%
メタバース -0.96%
SDGs -0.30%
中国ADR -1.48%
ディフェンシブ -1.34%
日銀会合後に円は乱高下
昨日の日銀会合で政策の据え置きとなったことが円売りを誘い、ドル円は一時131.57円へ急騰しました。ただ、その後は戻り売りに押され、米経済指標の悪化により128円台後半まで上値を縮めています。
米12月小売売上高は、前月比で-1.1%と予想-0.8%より一段と悪化していたほか、米12月PPIも前月比-0.5%とインフレ鈍化を示していました。
米10年債利回りは3.373%へ低下、円売りだけでは上昇を維持できず、再び上値が重くなると見ます。
クロス円も日銀会合後は全面高となったものの、ロンドン時間以降は円買い優勢に。
通貨別には、カナダドルの下落に豪ドルが連れ安。来週のカナダ中銀政策委員会では0.25%の利上げが見込まれている一方、据え置き予想やその後の利上げ休止見通しが悪材料となりました。
対照的に、ECBは利上げペース鈍化を否定するなど、通貨ごとに異なる方向に。ユーロドルは底堅く推移、ポンドドルは1.2300台と上値を伸ばしています。
ドル安の地合いにより、ユーロやポンドなど欧州通貨は買われやすいと予想します。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は-2ドル安、一連の米経済指標の悪化で1925ドルまで上値を伸ばしましたが、買い一巡後は失速しました。ただ、1900ドル台は維持しており、米利回りの低下により再び上値を目指すと予想します。
原油は小幅反落、80ドルの節目を割れました。直近で82.60ドルまで買われていましたが、米国株安を受け値崩れとなり、テクニカル的な売りも重しに。
国際エネルギー機関(IEA)が公表した月報では、中国が需要増に転じるのは第2四半期以降との見通しを出したことも、売り材料となっています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-280円安の26510円と反落しました。思ったほど円安は進まず、米国株が売りに押されたことから、日本株は利食い売りに押されると予想します。
ドル円の下値は128.35円がサポートライン、上値は129.20円がレジスタンスライン。円買いに加え米利回りの低下が重しとなっており、ドル円・クロス円は下げ止まるまで様子見が無難でしょう。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:20.5万件 予想:21.2万件
★★★
22:30(米)1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-13.8 予想:-11.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント