2022年12月19日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 91.30 上昇(4時間足)↓
予想レンジ 90.60~91.70
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安円高の地合いに
日経平均株価は、-289円安の27237円と3日続落しました。一方、時間外で欧米株とも上昇。
ドル円は138.80円付近へ下落、クロス円も売りに押されています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナル発生中
先週末からの売りシグナルが継続しています。
引き続き、下値模索と見ます。
経済指標
特になし
明日の予想通貨ペア
※追記は17時すぎになります
豪ドル円 91.41 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 90.60~91.70
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-763ドル安、日経平均株価も-524円安の27527円と下落しました。
ドル円は136円台後半へ下落、クロス円も全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32920.46(-281.76 -0.85%)
・日経平均 27260(-210 -0.77%)
・金・ゴールド 1800.20(+12.40 +0.69%)
・原油・WTI 74.29(-1.82 -2.39%)
経済指標
★★★
23:45(米)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:47.7 予想:47.6 結果:46.2
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの続落や原油安
△強気材料:なし
◆ドル円は136円台後半へ下落
◆クロス円も全面安
◆米10年債利回りは3.488%と下げ渋り
◆ドルストレートは小幅に下落
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロのロングが減少
◆ポンドと豪ドルのロングが増加
◆米国株は売りが継続
◆欧州株は-1%安
◆金は+12ドル高と反発
◆原油は-2.39%安と反落
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-11ドル安
◆日経平均先物は-209円安の27320円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利上げで株への売りが続く
先週末のNYダウは売りが続き、-281ドル安と続落しました。
ナスダックは序盤のプラスを維持できず、-0.97%安と売りに押されています。
前日のFOMCで米利上げの継続が示唆されたことが、株式市場にとって売り圧力に。
フォード-6.98%、テスラ-4.72%、GM-3.91%と自動車関連が軟調。エヌビディア-2.25%、マイクロソフト-1.74%、アップル-1.46%とIT・ハイテク株も売られました。小売や不動産、銀行、ヘルスケア、エネルギーなど幅広い銘柄が下落。
値上がり銘柄数957、値下がり銘柄数2961と、全銘柄の57.3%が下落しています。
一方、良好な決算を受けアドビが+2.99%と逆行高。アナリストの投資判断引き上げにより、メタも+2.82%と買われました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.37%
半導体 -0.91%
石油・エネルギー -1.44%
穀物関連 -1.09%
銀行 -0.62%
電気自動車(EV) -1.53%
軍需産業 -0.23%
メタバース -0.74%
SDGs -1.21%
中国ADR +1.36%
ディフェンシブ -1.20%
為替は円高の地合い
ドル円は戻り売りに押され、137円台後半から136円台後半へ下落しました。ただ、米10年債利回りは3.488%と下げ渋り、ドル円の下値も限定的となっています。
緩やかなペースながらもまだ米利上げが続くとの見通しから、下がっても買い支えの入る流れと見ます。
クロス円も全面安、こちらは-1%超とドル円より下げ幅を広げました。
原油安により、特に豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が軟調。ユーロとポンドはドル買いに押されただけなので、次第に買戻しが入ると予想します。
米10年債利回り
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。しばらくはポジション解消で、円高になりやすい地合いと予想します。
ユーロのロングは減少、ポンドと豪ドルのロングは増加しました。ただ、原油安で豪ドルのロングは減少していくと見ます。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-209円安の27320円と続落しました。サンデーダウは、-11ドル安と小幅に下落。
欧米株への売りが進み為替は円高に振れていることから、日本株も売り継続と予想します。
ドル円の下値は136.40円や136.30円がサポートライン、上値は137.10円がレジスタンスライン。他通貨に比べるとドルは強いので、売り一巡後は次第に買われると見ます。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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