2022年12月1日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6814 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6760~0.6860
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株高ドル安の地合い
日経平均株価は、+257円高の28226円と反発しました。
ドル円は136円台半ばへ続落、クロス円も売りに押されています。時間外で欧州株は上昇、米国株は下落。
このあと、22時30分に米新規失業保険申請件数、23時45分に米11月製造業PMI、24時に米11月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日からの売りシグナルが続いています。
利上げベース鈍化という悪材料が出たことで、下値模索が続くと見ます。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:24.0万件 予想:23.3万件
★★★
23:45(米)11月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:47.6 予想:47.6
★★★★
24:00(米)11月ISM製造業景況指数
前回:50.2 予想:49.8
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6798 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.6760~0.6860
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+3ドル高、日経平均株価は-58円安の27968円と下落しました。
ドル円は137円台後半へ下落、クロス円は上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 34587.92(+736.51 +2.18%)
・日経平均 28375.00(+385.00 +1.38%)
・金・ゴールド 1759.90(-3.80 -0.22%)
・原油・WTI 80.55(+2.35 +3.01%)
経済指標
★★★
22:15(米)11月ADP雇用統計(前月比)
前回:23.9万人 予想:20.0万人 結果:12.7万人
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
前回:2.6% 予想:2.7% 結果:2.9%
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率)
前回:1.4% 予想:1.5% 結果:1.7%
★★★
23:45(米)11月シカゴ購買部協会景気指数
前回:45.2 予想:47.0 結果:37.2
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや原油の上昇
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は137円台後半へ下落
◆クロス円は上昇
◆米10年債利回りは3.687%へ低下
◆ドルストレートは全面高
◆米国株は大幅上昇
◆欧州株は買い優勢
◆金は-3ドル安と小幅反落
◆原油は続伸し80ドル台へ戻す
◆22時30分に米新規失業保険申請件数などが発表
◆24時に米11月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は+355円高の28324円
☆ドル安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は大幅上昇
昨晩のNYダウはまとまった買いが入り、+736ドル高と急騰しました。
ナスダックも、+3.83%高と急反発しています。
パウエルFRB議長の発言で、来月の利上げベースが従来予想の+0.75%から+0.5%へ縮小し、株にまとまった買いが入りました。
アルファベット+5.23%、マイクロソフト+4.79%、アップル+4.42%、アマゾン+3.62%と、これまでドル高により利益が圧迫されていたIT・ハイテク株銘柄が急反発。原油の80ドル台回復で、エクソンモービル+1.09%、シェブロン+0.76%とエネルギー株は続伸。その他、小売、銀行、不動産、ヘルスケアなど幅広い銘柄が買われています。
値上がり銘柄数3910、値下がり銘柄数1009と全銘柄の75.0%が上昇しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +5.63%
半導体 +3.87%
石油・エネルギー +1.26%
穀物関連 +0.71%
銀行 +1.59%
電気自動車(EV) +3.19%
軍需産業 +1.36%
メタバース +4.64%
SDGs +3.48%
中国ADR +9.35%
ディフェンシブ +1.56%
パウエルFRB議長の発言でドルが失速
ドル円は乱高下、米7-9月期GDP改定値が2.9%と前回2.6%から上昇修正されたことを受け、一時139.90円まで上値を伸ばしました
しかし、その後パウエルFRB議長が講演で「利上げペースを緩める時期が早ければ12月に来るかもしれない、金利のピークは9月の予測よりも幾らか高い可能性が高い」と語ったことでドルは急反落。139円台から、一気に137円台半ばへ下落しています。
今月の利上げも、従来予想の+0.75%から+0.5%と低下する見通しが広がりました。米10年債利回りは3.687%へ低下、ドルへの売りが続くと予想します。
対照的にドルストレートが全面高となったことで、クロス円は全体的に上昇。ユーロドルは1.0400台を回復、ポンドドルも1.2000台へ戻しています。
通貨別には、原油が80ドル台へ戻したことを受け、豪ドルへまとまった買い。豪ドルドルは0.6800へ上昇、豪ドル円も93円台半ばへ上値を伸ばしました。
ドル安により、クロス円主体での上昇が続くと予想します。
米10年債利回り
時間外で金が急騰
金は-3ドル安と小幅反落しましたが、時間外にパウエルFRB議長の発言で急騰。1750ドルから、一気に1770ドルへ上値を伸ばしています。
ドル安により、上値追いが続くと見ます。
原油は買戻しが継続し、+3.01%高と80ドル台へ戻しました。特にドル安に反応したわけではなく、前日からの買いが続いた様子。
ドル安と合わせ、在庫減など買い材料が出れば一段高となるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+355円高の28324円と反発しました。ドル円は下落したものの、欧米株とも上昇しているため、現物株も一気に28000円台を回復すると予想します。
ドル円の下値は137.75円や137.50円がサポートライン、上値は138.20円がレジスタンスライン。今月の利上げ幅縮小観測で、しばらくは下値模索が続くと見ます。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:24.0万件 予想:23.3万件
★★★
23:45(米)11月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:47.6 予想:47.6
★★★★
24:00(米)11月ISM製造業景況指数
前回:50.2 予想:49.8
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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