2022年11月30日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 93.09 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 92.30~93.20
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株とクロス円が上昇
日経平均株価は、-58円安の27968円と4日続落しました。
ドル円は138円台半ばでのレンジ相場、クロス円は上昇しています。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、22時15分に米11月ADP雇用統計、22時30分に米7-9月期GDP改定値と米7-9月期GDP個人消費改定値、23時45分に米11月シカゴ購買部協会景気指数、翌早朝3時30分にパウエルFRB議長の発言、4時にベージュブックが公表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
下げ渋り、買いシグナルが出ました。
しばらくは、米ADP雇用統計の発表を前に様子見ムードが続くと予想します。
経済指標
★★★
22:15(米)11月ADP雇用統計(前月比)
前回:23.9万人 予想:20.0万人
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
前回:2.6% 予想:2.8%
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率)
前回:1.4% 予想:1.5%
★★★
23:45(米)11月シカゴ購買部協会景気指数
前回:45.2 予想:47.0
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドル円 92.67 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 92.30~93.20
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
一目の雲を上抜けできるか注目。
前日の概要
NYダウは-497ドル安、日経平均株価も-134円安の28027円と下落しました。
ドル円は138円台半ばへ続落、クロス円も小幅に下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 33852.53(+3.07 +0.01%)
・日経平均 27990.00(-100.00 -0.36%)
・金・ゴールド 1763.70(+8.40 +0.48%)
・原油・WTI 78.20(+0.96 +1.24%)
経済指標
★★★
23:00(米)9月住宅価格指数(前月比)
前回:-0.7% 予想:-1.2% 結果:0.1%
★★★
23:00(米)7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)
前回:4.0% 予想:- 結果:0.1%
★★★
24:00(米)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:102.5 予想:100.0 結果:100.2
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りや原油の上昇
▽弱気材料:ナスダックの続落
◆ドル円は138円台半ばへ続落
◆クロス円も小幅に下落
◆米10年債利回りは3.757%へ上昇
◆ドルストレートはユーロが弱い
◆米国株は小幅に続落
◆欧州株は小動きで方向感なし
◆金は+8ドル高と反発
◆原油は+1.24%高と買戻し
◆22時15分に米11月ADP雇用統計が発表
◆22時30分に米7-9月期GDP改定値などが発表
◆23時45分に米11月シカゴ購買部協会景気指数が発表
◆翌3時30分にパウエルFRB議長の発言
◆翌4時にベージュブックが公表
◆日経平均先物は-58円安の27969円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は調整が続く
昨晩のNYダウは下げ渋り、+3ドル高と小幅に反発しました。
ナスダックは-0.58%安と上値が重く、続落となっています。
テクニカル的に過熱感が高まっているため、調整が入りやすいようです。
中国でのコロナ対策に対する抗議活動が、iPhone生産へ影響するとの懸念でアップルが-2.48%。テスラ-1.94%、アマゾン-1.75%、アルファベット-0.96%と大型成長株が連れ安に。P&G-0.86%、コカ・コーラ-0.41%、ウォルマート-0.31%と消費もさえない動きでした。
対照的に、原油価格の続伸でシェブロン+1.26%、エクソンモービル+0.64%とエネルギー株が上昇。米利回りの下げ渋りを受け、JPモルガンチェース+1.31%、ウェルズファーゴ+0.91%と銀行株も堅調です。
値上がり銘柄数2502、値下がり銘柄数2380と全銘柄の48.0%が上昇しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.00%
半導体 -0.36%
石油・エネルギー +1.52%
穀物関連 +0.35%
銀行 +0.62%
電気自動車(EV) +0.27%
軍需産業 -0.58%
メタバース -0.59%
SDGs -0.85%
中国ADR +5.65%
ディフェンシブ -0.24%
ドルは下げ渋り、豪ドルに買戻し
ドル円は売りが継続し、一時137.88円まで下押ししました。ただ、NY時間に入るとドルが買われたため、138円台半ばへ戻しています。
中国のゼロコロナ対策に対する抗議活動の拡大が警戒されていましたが、ワクチン接種の広がりや行動制限を緩めるのではないかとの期待で、安心感が広がりました。米10年債利回りは3.757%へ上昇、ドルへの買いが続くと予想します。
クロス円も小幅に下落、こちらはドルストレートへの売りにより上値は重い様子。
通貨別にはユーロがやや弱く、本日発表される11月消費者物価指数を前に調整が入っています。一方、原油価格の反発で豪ドルがプラス圏へ上昇、しばらくは底堅い推移が続くと予想します。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+8ドル高と反発、1750ドル付近へ戻しました。時間外で上昇した分をそのまま維持しており、堅調な推移が続いています。
ただ、米利回りが上昇してきたことで、次第に上値は重くなると見ます。
原油は+1.24%高と続伸し買戻しが継続、78ドル台へ上昇しました。テクニカル的に売られすぎなことや、中国で行動制限が緩まるのではないかとの期待で買い支えが入っています。
しかし、実際に原油在庫が減少するなどの買い材料がないと、80ドル台を回復しても一時的なものになると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-58円安の27969円と続落しました。やや円高が進みましたがNYダウがプラスに転じているため、28000円付近での攻防と予想します。
ドル円の下値は138.40円と138.15円がサポートライン、上値は139.00円がレジスタンスライン。引き続き、138円付近が強いサポートラインとなっています。
週末金曜日に発表される米雇用統計は好調を維持するとの予想、まずは前哨戦となる今晩発表の米11月ADP雇用統計に注目。前回23.9万人に対し予想20.0万人と減少予想ですが、20万人付近を維持していれば問題ないでしょう。
経済指標
★★★
22:15(米)11月ADP雇用統計(前月比)
前回:23.9万人 予想:20.0万人
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
前回:2.6% 予想:2.8%
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率)
前回:1.4% 予想:1.5%
★★★
23:45(米)11月シカゴ購買部協会景気指数
前回:45.2 予想:47.0
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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