2022年9月23日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6619 下落(4時間足)↓
予想レンジ 0.6580~0.6660
一目の雲を超えられませんでした。
いったん、様子見とします。
薄商いのなか、小幅に円高
東京市場は、秋分の日で休場でした。
ドル円は-20銭ほど下落、クロス円も小幅に売られています。時間外で欧州株は上昇、米国株は下落と方向感なし。
このあと、22時45分に米9月製造業PMIが発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
日銀による為替介入後の売りが続いています。
先が読みづらいため、ドル絡みの通貨ペアは様子見が無難そうです。
経済指標
★★★
22:45(米)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:51.5 予想:51.3
本日の予想通貨ペア
豪ドルドル 0.6641 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.6610~0.6700
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色に変わりました。
一目の雲を上抜けできるか注目。
前日の概要
NYダウは-522ドル安、日経平均株価も-159円安の27153円と下落しました。
ドル円は一時140.35円まで下押し、クロス円も全面大幅安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 30076.68(-107.10 -0.35%)
・日経平均 26825(-205 -0.77%)
・金・ゴールド 1681.10(+5.40 +0.32%)
・原油・WTI 83.49(+0.55 +0.66%)
経済指標
★★★★★
20:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:1.75% 予想:2.25% 結果:2.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.3万件 予想:21.8万件 結果:21.3万件
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:日銀による為替介入
△強気材料:米利回りの続伸
◆ドル円は一時140.35円まで下押し
◆クロス円は全面大幅安
◆米10年債利回りは3.714%と続伸
◆ドルストレートは方向感なし
◆米国株は引け前に売られる
◆欧州株は-1%安
◆金は+5ドル高と反発
◆原油は小幅に上昇
◆22時45分に米9月製造業PMIが発表
◆東京市場は秋分の日で休場
◆日経平均先物は-105円安の27048円
☆ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利回りの上昇で株安に
昨晩のNYダウは終盤にかけプラスに転じましたが、引け前にまとまった売りに押され-107ドル安と続落しました。
ナスダックも、-1.37%安と売りに押されています。
米利回りが3.7%台と高値更新が続いており、株式市場にとって悪材料に。
AMD-6.69%、エヌビディア-5.28%、インテル-1.41%と半導体セクターへ売り。テスラ-4.06%、ターゲット-3.82%など、個別銘柄への売りも目立ちました。
値上がり銘柄数847、値下がり銘柄数4065と、全銘柄中の77.0%が下落。
ただ、マイクロソフト+0.85%、アルファベット+0.56%など買戻しの見られる銘柄も。イーライリリーが抗がん剤承認で+4.85%、薬剤訴訟で勝訴判決を得たメルクが+3.52%と、ヘルスケア関連が全面高となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.17%
半導体 -2.91%
旅行レジャー -3.55%
石油・エネルギー -0.52%
穀物関連 -1.26%
銀行 -1.71%
不動産 -2.86%
電気自動車(EV) -2.82%
軍需産業 -0.93%
メタバース -2.28%
暗号資産関連 -2.44%
日銀による為替介入で円高が進む
昨日のドル円は上値追いが続き、一時145.90円と年初来高値を更新しました。
しかし、<ロンドン時間に日銀による為替介入が行われたため、ドル円は一時140.35円まで下押し/span>。売り一巡後は142円台前半へ戻すなど、ボラティリティが一気に高まっています。
今回の為替介入に関し、海外からは円高は一時的で円安の流れに変化を与える可能性は低いとの評価。日本の単独介入では、効果は一時的と思われます。 米10年債利回りは3.714%と続伸しており、ドル買いの流れは止まっていません。
ただ、経団連会長は「政府は放置しないぞと表明したのは意義あること」と発言するなど、円安のスピードを抑制する効果はあったと見ています。
急速な円高により、クロス円も-1%超の全面大幅安。
通貨別には、予想通り+0.5%の利上げを行ったポンドが下げ渋り。とはいえ、インフレに関し10月にピークアウトするとの見方が出たことで、今後の利上げ期待は下がっています。
米10年債利回り
商品相場は小幅に買われる
金は小幅な買いが続き、+5ドル高と反発しました。米利回りの上昇は重しですが、ロシアによる予備役の部分動員で地政学リスクが増しており、比較的買いが入りやすい様子。
1600ドル台後半で値固めしたのち、じり高になると予想しています。
原油も小幅に上昇、83ドル台へ戻しました。
中国が、10月にも複数の製油所で生産量の拡大が見込まれていると報じたことで、一時86ドル付近まで上昇。しかし、景気減速懸念は根強く戻り売りに押されています。
在庫減や減産など、実需面での買い材料が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-105円安の27048円と続落しました。本日の東京市場は、秋分の日で休場です。
ドル円の下値は142.00円がサポートライン、上値は142.55円や142.70円がレジスタンスライン。昨日の為替介入によるボラティリティの高まりは収まりつつあり、いったん買戻しと予想。
上昇したところでは戻り売りが出て難しい動きになるため、しばらくは様子見が無難でしょう。
経済指標
★★★
22:45(米)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:51.5 予想:51.3
(休場)東京市場 秋分の日
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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