2022年9月22日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 144.85 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 144.30~145.00
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いため、上方修正しました。
株安ドル高の地合いが継続
日経平均株価は、-159円安の27153円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は一時145.33円と年初来高値を更新、クロス円も連れ高となっています。
このあと、20時に英政策金利、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
FOMCで乱高下したのち、再び買いシグナルが出ました。
米政策金利が3%台となったことで、基本的にドル買いになると見た方が良いでしょう。。
経済指標
★★★★★
20:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:1.75% 予想:2.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.3万件 予想:21.8万件
本日の予想通貨ペア
ドル円 144.03 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 143.70~144.70
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-313ドル安、日経平均株価も-260円安の26860円と下落しました。
ドル円は144円付近へ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 30183.78(-522.45 -1.70%)
・日経平均 26975(-145 -0.54%)
・金・ゴールド 1675.70(+4.60 +0.28%)
・原油・WTI 82.94(-1.00 -1.19%)
経済指標
★★★★★
27:00(米)FOMC、終了後政策金利発表
前回:2.25-2.50% 予想:3.00-3.25% 結果:3.00-3.25%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの下落
△強気材料:米政策金利が3%に
◆ドル円は144円付近へ上昇
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは3.514%へ低下
◆ドルストレートは全面安
◆米国株はFOMC後に急落
◆欧州株は+0.7%高と反発
◆金は+4ドル高と反発
◆原油は-1.19%安と続落
◆20時にBOE政策金利が発表
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-170円安の27143円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米大幅利上げで全面安に
昨晩のNYダウはFOMC後に大きく売られ、-522ドル安と続落しました。
ナスダックもFOMC後に乱高下し、結局-1.79%安と安値引けしています。
パウエルFRB議長からいつか利上げペースを落とす発言が出たものの、現行の利回りが3%台へ乗せたことが株式市場にとって大きな重しに。
アマゾン-2.99%、メタ-2.72%、アップル-2.03%、アルファベット-1.79%、マイクロソフト-1.44%と時価総額上位が全面安。インフレによる経済見通し悪化で、バンクオブアメリカ-2.98%、JPモルガンチェース-2.88%、ウェルズファーゴ-2.63%と銀行株も下落。
値上がり銘柄数1179、値下がり銘柄数3731と、全銘柄中の70.7%が下落し、消費や不動産、ヘルスケア、エネルギーなどほぼ全セクターが売られました。
ウォルマート+0.91%、エヌビディア+0.65%と逆行高になる株式もありましたが、一部銘柄に限られています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.18%
半導体 -0.76%
旅行レジャー -3.78%
石油・エネルギー -1.64%
穀物関連 -2.22%
銀行 -1.72%
不動産 -1.59%
電気自動車(EV) -2.15%
軍需産業 -0.43%
メタバース -1.57%
暗号資産関連 -1.66%
FOMCでドル円は乱高下
ポンドドルチャート(月足)
ドル円はじり高が続き144円付近へ上昇昇、FOMC後に乱高下しました。従来見通し通り追加利上げが発表されると、144.71円まで上値を戻したもののパウエルFRB議長の発言受け一時143円台へ下落。
「いつか利上げペースを落とすのが適切なる」、「2021年の力強い成長以来、経済は減速」と従来よりタカ派色が弱まったことで、米10年債利回りは3.514%へ低下しています。
ただ、他通貨に比べるとドルは強く、ドルストレートが全面安になったことからクロス円はやや売りに押されました。
通貨別には、ユーロが-1%安と急落、ドルとの利回り差が一段と拡大したことで売り優勢に。ポンドも、対ドルで1.1239と1985円以来となる安値を更新するなど、下値模索となっています。
全体的には、ドル以外弱い状態が続くと予想しています。
米10年債利回り
地政学リスクの高まりで金が底堅い
金はFOMCを受け40ドルほど乱高下、結局+4ドル高と小幅に反発しました。タカ派色が弱まったことに加え、ロシアのプーチン大統領が軍の部分動員令に署名したことが下支えに。
地政学的リスクが高まってきたことで、いったん1700ドル台を回復する可能性も出てきています。
原油は-1.19%安と続落、戻り売りに押されました。主要国の金融引き締めで景気減速への懸念が強いほか、昨晩発表されたガソリン在庫が157.0万バレルと予想-51.9万バレルに反し増加していたことが悪材料に。
引き続き、80ドル台での調整が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-170円安の27143円と続落しました。ドル円の水準はほぼ変わらないなか、米国株が大きく下落したことで日本株も連れ安と予想。
ドル円の下値は143.80円や143.50円がサポートライン、上値は144.10~144.20円がレジスタンスライン。大幅利上げで買いは入りやすく、しばらく値固めしたのち再度上値を試すと見ています。
今晩は、ポンドの利上げが行われる予定、安値水準から反発できるかどうか注目。
経済指標
★★★★★
20:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:1.75% 予想:2.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.3万件 予想:21.8万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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