2022年8月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンド円 162.52 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 162.00~163.00
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高、クロス円が小幅に買われる
日経平均株価は、+353円高の29222円と7か月ぶりに29000円台を回復しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は-2銭ほど下落、クロス円はやや買い優勢です。
このあと、21時30分に米7月小売売上高が発表、翌3時にFOMC議事要旨が公表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
昼ごろ、売りシグナルが出ました。
ただ、株高による円安に支えられており、底堅い推移が続くと見ています。
経済指標
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(前月比)
前回:1.0% 予想:0.1%
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.0% 予想:0.0%
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
本日の予想通貨ペア
ポンド円 162.37 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 162.00~163.00
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+151ドル高、日経平均株価は-2円安の28868円と下落しました。
ドル円は134円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34152.01(+239.57 +0.71%)
・日経平均 28955(+105 +0.36%)
・金・ゴールド 1789.70(-8.40 -0.47%)
・原油・WTI 86.53(-2.88 -3.22%)
経済指標
★★★
21:30(米)7月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:155.9万件 予想:153.0万件 結果:144.6万件
★★★
21:30(米)7月住宅着工件数(前月比)
前回:-2.0% 予想:-1.9% 結果:-9.6%
★★★
21:30(米)7月建設許可件数(年率換算件数)
前回:168.5万件(169.6万件) 予想:164.0万件 結果:167.4万件
★★★
21:30(米)7月建設許可件数(前月比)
前回:-0.6%(0.1%) 予想:-3.3% 結果:-1.3%
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの5日続伸や米利回りの上昇
▽弱気材料:原油安
◆ドル円は134円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは2.808%へ上昇
◆ドルストレートは小幅高
◆米国株は買いの勢いが続く
◆欧州株は小幅続伸
◆金は-8ドル安と続落
◆原油は-3.22%安と下値模索
◆21時30分に米7月小売売上高が発表
◆翌3時にFOMC議事要旨が公表
◆日経平均先物は+89円高の28958円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ウォルマートの好決算で株高継続
昨晩のNYダウは買いが続き、+239ドル高と5日続伸しました。
ナスダックは-0.19%安と小幅反落しましたが、陽線引けで下がったところでは買いが入っています。
インフレが落ち着いてきたことや、小売セクターの好決算が買い材料に。
ウォルマートの決算は、売上高は前年同期比+8.4%増と良好、株価は+5.11%となってダウ平均を底上げしました。ホームデポ+4.06%、ターゲット+3.92%、アマゾン+1.12%と消費関連も連れ高に。
米利回りのじり高で、バンクオブアメリカ+1.08%、JPモルガンチェース+0.95%と銀行株も上昇。
対照的に、メタ-0.79%、アルファベット-0.30%、マイクロソフト-0.26%とIT・ハイテク株はやや売りに押されています。
値上がり銘柄数2400、値下がり銘柄が2502と全銘柄の47.3%が下落しましたが、下落幅は多くが-1%未満と小幅にとどまっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.29%
半導体 -0.53%
旅行レジャー +0.65%
石油・エネルギー -0.18%
穀物関連 +0.17%
銀行 +0.69%
不動産 -0.10%
電気自動車(EV) -0.22%
軍需産業 +0.16%
メタバース -0.50%
暗号資産関連 +0.19%
ドル円、クロス円とも上値追い
ドル円は次第に買いが強まり、一時134.68円まで上値を伸ばしました。米10年債利回りは2.808%へ上昇、株高による円安にもサポートされています。
地合いが良いので、ドル買い継続と予想します。
クロス円も連れ高、全体的に上昇しました。
通貨別にはポンドが強く、英7月雇用統計で平均賃金の伸びが拡大していたことを受け+1%高。ポンド円は136.92円、ポンドドルも1.2929まで買われました。
一方、原油への売りが続いていることで、豪ドルなどオセアニア通貨は次第に上値が重くなると予想します。
米10年債利回り
商品相場は売り継続
金は-8ドル安と続落、ドル高に押されました。1780ドル付近がサポートライン、売り一巡後はレンジ相場に。
1800ドルの節目を割れたことで、しばらくは調整が続くと予想します。
原油は-3.22%安と下値模索、86ドル台へ下落しました。需要減退への懸念が続いており、1月以来となる安値水準へ下げています。
買い材料が出るまで、弱い地合いが続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+89円高の28958円と上昇しました。欧米株とも上昇し円安も進んでいることから、日本株は再び買い優勢になるでしょう。
ドル円の下値は134.00円がサポートライン、上値は134.25円や134.50円がレジスタンスライン。下がっても買いの入る流れが続いており、堅調に推移と予想します。
今晩は、21時30分に発表される米7月小売売上高に注目。前月比で、前回1.0%に対し予想0.1%と鈍化する見込みとなっているので、下振れした時は注意が必要です。
経済指標
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(前月比)
前回:1.0% 予想:0.1%
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.0% 予想:0.0%
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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