2022年7月29日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 93.42 下落(4時間足)↓
予想レンジ 93.00~94.00
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替はドル中心に売られる
連休明けの日経平均株価は、-13円安の27801円と小幅に反落しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は一時132.80円まで下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、23時に米7月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
2日前からの下降トレンドが続いています。
このあとも、じり安と予想します。
経済指標
★★★★
23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:51.1 予想:51.1
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 93.73 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 93.00~94.00
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+436ドル高、日経平均株価も+99円高の27815円と上昇しました。
ドル円は一時134.21円まで下押し、クロス円も-1%超の全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32529.63(+332.04 +1.03%)
・日経平均 27900(+90 +0.32%)
・金・ゴールド 1769.20(+31.70 +1.82%)
・原油・WTI 96.42(-0.84 -0.86%)
経済指標
★★★★
21:30 (米) 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
前回:-1.6% 予想:0.5% 結果:-0.9%
★★★★
21:30 (米) 4-6月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
前回:1.8% 予想:1.2% 結果:1.0%
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:25.1万件 予想:25.5万件 結果:25.6万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウとナスダックの続伸
▽弱気材料:原油や米利回りの低下
◆ドル円は一時134.21円まで下押し
◆クロス円も-1%超の全面安
◆米10年債利回りは2.676%へ低下
◆ドルストレートは底堅く推移
◆米国株は買い優勢で続伸
◆欧州株は+1%高
◆金は+31ドル高と急伸
◆原油は小幅に売られる
◆23時に米7月ミシガン大学消費者態度指が発表
◆日経平均先物は+86円高の27901円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は次第に買い優勢に
昨晩のNYダウは買いが続き、+332ドル高と続伸して引けました。
ナスダックも、+1.08%高と買い継続。
メタとクアルコムの決算悪化で序盤は売り優勢でしたが、米利回りの低下を受け次第に株高となっています。
メタ+5.22%、クアルコム-4.54%と、時間外の売りがそのまま続きマイナス引け。契約者数が予想を下回ったケーブルテレビ大手コムキャストが-9.13%と急落、チャーター・コミュニケーションズも-8.48%と連れ安。
一方、決算が予想を上回ったフォードが+6.14%、GM+3.06%、テスラ+2.21%と連れ高に。
マイクロソフト+2.85%、アマゾン+0.87%、アルファベット+0.87%とIT・ハイテク株も買われました。ターゲット+3.12%、コストコ+2.66%、ウォルマート+2.50%、ペプシ+1.89%など消費関連も堅調。
値上がり銘柄数3096、値下がり銘柄数1795と、全銘柄の58.4%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.09%
半導体 +1.43%
旅行レジャー +1.19%
石油・エネルギー +0.41%
海運 -0.52%
銀行 +0.09%
電気自動車(EV) +2.79%
軍需産業 +1.87%
金投資 +2.14%
メタバース +1.03%
暗号資産関連 +0.89%
米主要企業決算発表予定
7/29(金)
エクソン モービル
シェブロン
アッヴィ
ドル売りが強まる
ドル円は終日利食い売りに押され、136円台半ばから一時134.21円まで下押し。
米10年債利回りが2.676%へ低下したほか、米4-6月期GDP速報値が-0.9%と予想0.5%に対し大幅に悪化していたことも重しに。
ただ、9月に追加利上げを残しているため、売り一巡後には買戻しが入ると見ています。
一方、クロス円も連れ安、-1%超の全面安となりました。ドルストレートが底堅く推移したことで下げ渋る場面もありましたが、ドル円の下げに押されています。
ただ、株高の地合いになったため、次第に円売り優勢になると予想します。
米10年債利回り
金にまとまった買いが入る
金は+31ドル高と急伸し、1769ドルへ上昇。米GDP速報値が予想外のマイナスだったことや、米利回りの低下で買いが集まりました。
引き続き、買い優勢と予想します。
原油は、-0.86%安と小幅安。下値は株高にサポートされましたが、米GDPの悪化を受け需要低迷が意識された様子。
来週にOPECプラスの会合を控えていることもあって、積極的な買いは入りづらいと見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+86円高の27901円と続伸しました。ドル円は下落しているものの、欧米株高により日本株は小幅続伸と予想します。
ドル円の下値は134.10円と134.00円がサポートライン、上値は134.70円がレジスタンスライン。米利回りが低下しているため、下値模索の動きが続くでしょう。
経済指標
★★★★
23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:51.1 予想:51.1
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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