2022年7月27日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 136.97 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 136.60~137.60
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高で為替も上昇
連休明けの日経平均株価は、+60円高の27715円と小幅に反発しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は小幅高、クロス円も小幅に買われています。
このあと、21時30分に米6月耐久財受注、23時に米6月住宅販売保留指数、翌早朝3時にFOMC政策金利が発表、3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見が行われます。
ドル円は買いシグナル発生中
朝方発生した買いシグナルが継続しています。
このあとも、上昇が続くと予想します。
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注(前月比)
前回:0.7% 予想:-0.3%
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.7% 予想:0.2%
★★★
23:00 (米) 6月住宅販売保留指数(前月比)
前回:0.7% 予想:-
★★★
23:00 (米) 6月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-12.0% 予想:-
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:1.50-1.75% 予想:2.25-2.50%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 136.91 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 136.60~137.60
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+90ドル高、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は136円台後半へ上昇、クロス円はやや売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 31761.54(-228.50 -0.71%)
・日経平均 27470(-180 -0.66%)
・金・ゴールド 1735.70(-1.40 -0.08%)
・原油・WTI 94.98(-1.72 -1.78%)
経済指標
★★★
23:00 (米) 7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:98.7 予想:96.8 結果:95.7
★★★
23:00 (米) 7月リッチモンド連銀製造業指数
前回:-11 予想:-15 結果:0
★★★
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数(年率換算件数)
前回:69.6万件 予想:66.4万件 結果:59.0万件
★★★
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数(前月比)
前回:10.7% 予想:-4.6 結果:-8.1%
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米消費への減速懸念
△強気材料:ドル高
◆ドル円は136円台後半へ上昇
◆クロス円はやや下落
◆米10年債利回りは2.805%へ低下
◆ドルストレートはユーロが売られる
◆米国株は続落
◆欧州株は-0.80%安
◆金は-1ドル安
◆原油は-1.78%安と反落
◆21時30分に米6月耐久財受注が発表
◆23時に米6月住宅販売保留指数が発表
◆翌早朝3時にFOMC政策金利が発表
◆3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見
◆日経平均先物は-168円安の27463円
☆ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
小売株への売りが重しに
昨晩のNYダウは売り優勢でスタート、-228ドル安と反落しました。
ナスダックも-1.87%と下落、こちらは3日連続安となっています。
ザラバ前にウォルマートが通年の利益見通しを下方修正したことが重しに。従来は横ばいから小幅増を見込んでいたところ、調整後の1株利益は約8~9%減少すると発表。
ダグ・マクミロンCEOは、「下半期は一般商品への圧力が一段と強まると予想している」と述べています。
ウォルマートの株価は-7.61%と急落、アマゾンが-5.22%、ターゲット-3.61%、コストコ-3.25%など小売株が全面安。メタ-4.50%、マイクロソフト-2.68%、アルファベット-2.56%などIT・ハイテク株も売りに押されました。
値上がり銘柄数1707に対し値下がり銘柄数3150と、全銘柄の59.4%が下落。
一方、決算が予想を上回ったGEが+4.59%、スリーエム+4.94%、マクドナルド+2.68%、コカ・コーラ+1.64%と好決算銘柄は逆行高。
サル痘への懸念で、ファイザー+1.02%、メルク+0.84%などヘルスケア株も買われています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.90%
半導体 -1.59%
旅行レジャー -2.78%
石油・エネルギー -0.60%
海運 -0.69%
銀行 -1.25%
電気自動車(EV) -1.56%
軍需産業 -0.84%
金投資 +1.10%
メタバース -3.06%
暗号資産関連 -3.39%
米主要企業決算発表予定
7/27(水)
メタ
クアルコム
ボーイング
フォードモーター
7/28(木)
インテル
コムキャスト
メルク
ファイザー
7/29(金)
エクソン モービル
シェブロン
アッヴィ
ユーロへの売りが強まる
ドル円は小幅な買いが続き、136円台半ばから後半へ上昇しました。米10年債利回りは2.805%へ低下しましたが、ユーロが売られた反動でドルに買いが入っています。
このあとは、今晩のFOMCを前に様子見ムードとなるでしょう。
クロス円はやや下落、特にユーロ円への売りが目立ちました。
ロシアの天然ガスをめぐり、EU加盟国は冬季のガス使用15%削減で合意。欧州の景気後退懸念に加えロシア産ガス供給の不透明さが出てきたことで、ユーロドルは1.0108まで売られています。
再度パリティを試す可能性もあり、今後の動きに注意が必要です。
米10年債利回り
原油が売られる
金は-1ドル安とほぼ変わらず、1720ドルを挟んだレンジ相場となりました。米利回りの低下で底堅く推移したものの、ユーロ安が重しに。
今晩の米利上げを前に、様子見ムードと予想します。
原油は-1.78%安と反落、94ドル台へ戻しました。ウォルマートの見通し下方修正で需要減退が意識されたほか、ロシアの天然ガスを巡る動きが重しに。
買い材料がないため、90ドル台での調整が続くと見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-168円安の27463円と反落しました。ドル円は小幅に上昇したものの、欧米株安で日本株も売られると予想します。
ドル円の下値は136.55円と136.30円がサポートライン、上値は137.00円や137.30円がレジスタンスライン。
米利回りの低下が重しですが、ユーロ安でドル買いが入っているので、FOMCまで堅調に推移と予想。9月の利上げに関し、パウエルFRB議長の定例記者会見もチェックが必要です。
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注(前月比)
前回:0.7% 予想:-0.3%
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.7% 予想:0.2%
★★★
23:00 (米) 6月住宅販売保留指数(前月比)
前回:0.7% 予想:-
★★★
23:00 (米) 6月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-12.0% 予想:-
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:1.50-1.75% 予想:2.25-2.50%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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