2022年6月15日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 134.68 下落(4時間足)↓
予想レンジ 134.20~135.00
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
日本株が続落し円高の地合いに
日経平均株価は-303円安の26326円と続落しました。
ドル円は134円台後半へ反落、クロス円もやや売られています。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、21時30分に米5月小売売上高と米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、翌早朝3時にFOMC政策金利が発表、3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見があります。
ドル円は買いシグナル発生中
高値更新後は上昇一服し、やや下落。
このあと売りシグナルが出る可能性があり、注意が必要です。
経済指標
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(前月比)
前回:0.9% 予想:0.2%
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.7%
★★★
21:30 (米) 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-11.6 予想:4.5
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:0.75-1.00% 予想:1.25-1.50%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 135.38 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 135.00~136.00
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-876ドル安、日経平均株価も-357円安の26629円と下落しました。
ドル円は135.45円と24年ぶりの高水準、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 30364.83(-151.91 -0.50%)
・日経平均 26470(-190 -0.72%)
・金・ゴールド 1813.50(-18.30 -1.00%)
・原油・WTI 118.93(-2.00 -1.65%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 5月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.5% 予想:0.8% 結果:0.8%
★★★
21:30 (米) 5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:11.0% 予想:10.8% 結果:10.8%
★★★
21:30 (米) 5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.6% 結果:0.5%
★★★
21:30 (米) 5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:8.8% 予想:8.6% 結果:8.3%
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:ナスダックの反発や米利回りの続伸
▽弱気材料:欧州株やNYダウの続落
◆ドル円は135.45円と24年ぶりの高水準
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.483%へ続伸
◆ドルストレートはポンドが売られる
◆米国株はナスダックが反発
◆欧州株は小幅続落
◆金は-18ドル安と続落
◆原油は-1.65%安と反落
◆21時30分に米5月小売売上高などが発表
◆翌早朝3時にFOMC政策金利が発表
◆3時30分にパウエルFRB議長の定例記者会見
◆日経平均先物は-172円安の26457円
☆ドル高の地合い継続と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ナスダックがプラスに転じる
昨晩のNYダウは-151ドル安と続落しましたが、下値では買いが入り下げ渋り。ナスダックは、+0.18%高と小幅に反発しています。
直近でまとまった売りが出た反動で、いったん買戻しが入った様子。FOMC後にパウエルFRB議長の発言があるので、今後の利上げペースを確認したいところ。
オラクルの3-5決算が予想を上回ったことを受け、+10.41%と急騰。クラウドサービスが好調で、高成長段階にあるとしたことで、IT・ハイテク株が連れ高。
マイクロソフト+0.92%、アップル+0.67%、アルファベット+0.30%とプラスに転じました。フォード+3.30%、GM+2.85%、テスラ+2.39%と自動車関連も上昇。
コストコ-3.44%、P&G-3.12%、ペプシコ-2.27%と消費の一角は続落したものの、全体的にはひとまず買戻しが見られました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.10%
半導体 +0.17%
旅行レジャー -1.16%
石油・エネルギー -0.33%
海運 +1.45%
銀行 -0.66%
電気自動車(EV) +1.50%
軍需産業 -0.70%
金投資 -2.26%
メタバース -0.09%
暗号資産関連 +0.26%
ドルが24年ぶりの高値の水準へ
米10年債利回り
ドル円は買い継続、NY時間に入り135.45円と24年ぶりの高水準まで上値を伸ばしました。今晩のFOMCで、ドルは利上げされる予定になっています。
米10年債利回りは3.483%へ続伸、ドル高の地合いが継続すると予想します。
一方、クロス円はまちまちの動き。
序盤はドルストレートの下落で全面安となっていたところ、次第にユーロへ買戻しが入りました。その後は、オセアニア通貨もプラスに転じています。
ポンドのみ軟調、対ドルで一時1.1934と2020年3月以来となる安値水準まで下落しました。
全体的には、米利上げを前にドル以外弱いと予想します。
商品相場は下落
金は-18ドル安と続落、ドル高に押されました。時間外でも下値模索となっており、1806ドルまで下落。
今晩の米利上げを前に、売り継続と予想します。
原油も-1.65%安と反落、118ドルと120ドル台を割れました。こちらもドル高に警戒感が出ており、上値が重くなっています。
いずれも、米利上げとパウエルFRB議長の記者会見待ちとなるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-172円安の26457円と続落しました。米IT・ハイテク株が反発するなど、一部銘柄に買戻しが見られるため、日本株の売りも限定的と思われます。
ドル円の下値は135.00円がサポートライン、上値は135.50円や135.80円がレジスタンスライン。米利回りの上昇により、135円台を底堅く維持すると予想します。
FOMCの前の米5月小売売上高にも注目、前月比は前回0.9%に対し0.2%と鈍化する予想なので、予想通りであればドル高は一服しそうです。
経済指標
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(前月比)
前回:0.9% 予想:0.2%
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.7%
★★★
21:30 (米) 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-11.6 予想:4.5
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:0.75-1.00% 予想:1.25-1.50%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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