2022年6月10日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.7125 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.7080~0.7150
売り一樹後、ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安で為替は円高に
日経平均株価は-422円安の27824円と反落しました。
ドル円は133円台前半へ下落、クロス円も連れ安となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、21時30分に米5月消費者物価指数(CPI)、23時に米6月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日に売りシグナルが出て以降、上値は限定的に。
米5月CPIの発表を前に、様子見ムードが続くでしょう。
経済指標
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.7%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:8.3% 予想:8.3%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:6.2% 予想:5.9%
★★★★
23:00 (米) 6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:58.4 予想:58.3
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.7095 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 0.7020~0.7120
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+264ドル高、日経平均株価は+12円高の28246円と上昇しました。
ドル円は一時134.54円まで上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 32272.79(-638.11 -1.94%)
・日経平均 28000(-230 -0.81%)
・金・ゴールド 1852.80(-3.70 -0.20%)
・原油・WTI 121.51(-0.60 -0.49%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:20.0万件 予想:20.6万件 結果:22.9万件
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:米利回りの続伸
▽弱気材料:欧米株の急反落
◆ドル円は一時134.54円まで上昇
◆クロス円は反落
◆米10年債利回りは3.046%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に下落
◆米国株は中盤から売りに押される
◆欧州株は-1.5~-1.7%安
◆金は-3ドル安
◆原油は小幅に下落
◆21時30分に米5月消費者物価指数(CPI)が発表
◆23時に米6月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-243円安の28003円
☆ドル高の地合い、他通貨は弱いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は中盤から売りに押される
昨晩のNYダウは、-638ドル安と急反落しました。ナスダックも、-2.75%安と反落。
序盤はプラスで推移していましたが、中盤から後半にかけ急速に失速しています。米利回りが上値を伸ばしたことで、警戒感が広がった様子。
アマゾン-4.15%、アップル-3.60%、マイクロソフト-2.08%、アルファベット-1.98%と時価総額上位が揃って下落。銀行株や不動産、ヘルスケア、エネルギー株など他セクターも売り優勢。
コストコ+0.87%、ホームデポ+0.78%など消費の一角はプラスを維持しましたが、ほぼ全面安の展開となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.61%
半導体 -2.77%
旅行レジャー -4.09%
石油・エネルギー -2.33%
海運 -4.26%
銀行 -2.68%
電気自動車(EV) -2.81%
軍需産業 -2.08%
金投資 -2.66%
メタバース -3.96%
暗号資産関連 -3.33%
再びドル高の地合いに
米10年債利回り
ドル円は一時134.54円まで上昇、高値更新後-1円ほど下押しする場面もありましたが、NY時間に入ると再び上昇。135円手前で売り買い交錯しており、今晩発表の米5月CPI待ちとなっています。
米10年債利回りが3.046%へ上昇、直近高値付近へ上値を伸ばしていることからドル買いの地合い継続と予想します。
対照的に、クロス円は全体的に下落。ドル円に連れ安となった後はドルストレートの売りに押されており、下値模索に。
通貨別には、ポンドがやや下げ渋り。来週16日のMPCで0.25%の利上げ観測が出ていて、下がったところで買戻しが入りました。
とはいえ、ドル買いの勢いが強く、本日もドル中心に上昇と見ています。
商品相場は小幅に下落
金は-3ドル安、米利回りの上昇に上値を抑えられました。1840ドル付近では買い支えが入ったものの、1860ドルが抵抗となっています。
引き続き、1850ドル付近でのレンジ相場と予想します。
原油は小幅に下落、121ドル台へ下げました。
中国上海の一部区域で再びロックダウン、2日間外出禁止になったことが重しに。習近平国家主席がコロナ政策と経済活動の両立を主張していることで下値は限定的でしたが、今後の動向には注意が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-243円安の28003円と反落しました。欧米株とも下落しドル以外弱いため、日経平均株価は28000円での攻防と予想。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は134.45~134.50円や134.80円がレジスタンスラインになっています。ドル高の地合いが継続と予想、135円の節目を狙う位置にあります。
今晩は21時30分に発表される米5月CPIが発表、インフレ指標が良好であればさらなるドル高材料となります。
経済指標
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.7%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:8.3% 予想:8.3%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5%
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:6.2% 予想:5.9%
★★★★
23:00 (米) 6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:58.4 予想:58.3
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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