2022年5月27日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 90.75 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 90.20~91.00
上昇トレンドが継続しています。
勢いづいてきたので、若干上方修正しました。
株高で為替は円安に
日経平均株価は+176円高の26781円と反発しました。
ドル円は下がったところで買戻し、クロス円は小幅高となっています。時間外の欧米株は小動き、方向感がありません。
このあと、23時に米5月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
売り一巡後、やや上昇。
直近でレンジ相場が続いており、週末を前に次の材料待ちとなるでしょう。
経済指標
★★★★
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.1 予想:59.1
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドル円 90.16 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 89.80~90.80
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+191ドル高、日経平均株価は-72円安の26604円と下落しました。
ドル円は127円付近へ下落、クロス円は小幅に買われています。
前日の結果
・ダウ平均 32637.19(+516.91 +1.61%)
・日経平均 26935(+325 +1.21%)
・金・ゴールド 1853.90(+1.40 +0.08%)
・原油・WTI 114.09(+3.76 +3.41%)
経済指標
★★★★
21:30 (米) 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
前回:-1.4% 予想:-1.3% 結果:-1.5%
★★★★
21:30 (米) 1-3月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率)
前回:2.7% 予想:2.8% 結果:3.1%
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:21.8万件 予想:21.0万件 結果:21.0万件
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:NYダウの5日連続高や原油高
▽弱気材料:なし
◆ドル円は127円付近へ下落
◆クロス円は小幅に買われる
◆米10年債利回りは+2.750%とほぼ変わらず
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は全体が気に上昇
◆欧州株は+1~2%高
◆金は+1ドル高とほぼ変わらず
◆原油は+3.41%高と反発
◆23時に米5月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+321円高の26926円
☆円安株高の地合いと予想
不動産以外ほぼ続伸
昨晩のNYダウは+516ドル高と大きく買われ、5日連続高となりました。ナスダックも、+2.68%高と続伸しています。
米利上げは9月でいったんストップすると見られ、直近の米利回りの上昇も一服していることが安心材料に。再び3%台へ乗せた場合は株売り圧力になりますが、じり高で急騰しなければ次第に織り込んでいくと思われます。
アップルとアルファベット+2.32%、マイクロソフト+1.29%と時価総額上位が続伸。テスラ+7.43%、アマゾン+4.03%、ホームデポ+3.15%と一般消費財も買われました。
エヌビディア+5.16%、ブロードコム+3.58%など半導体セクターへの買いも目立っています。その他、銀行や消費、エネルギー株も上昇。
対照的に、アメリカンタワー-2.15%、クラウンキャッスル-1.39%など不動産セクターがやや軟調。全体的には買い優勢で、ほぼ全面高の様相となりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.57%
半導体 +3.85%
旅行レジャー +2.94%
石油・エネルギー +1.46%
海運 +0.35%
銀行 +2.43%
電気自動車(EV) +4.21%
軍需産業 +2.08%
金投資 -0.01%
メタバース +3.50%
暗号資産関連 +3.39%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ユーロへの買いが続く
ドル円は、一時127.57円まで上値を伸ばしていましたが、米1-3月期GDP改定値が-1.5%と予想-1.3%より悪化していたことで売りに押されました。再び127.00円付近へ戻しており、ここ数日は127円を挟んでのレンジ相場が続いています。
米10年債利回りは+2.750%とほぼ変わらず、ひとまず安定してきたので、しばらくは127円付近での値固めと予想。
一方、クロス円は小幅に上昇、ユーロやポンドなど欧州通貨が買われました。
通貨別にはユーロが強く、ラガルドECB総裁が7月と9月の利上げを示唆したことや、タカ派な理事からは7月に0.50%の大幅利上げの声が出ていることが買い材料に。これまでマイナス金利で取り残されていたユーロの利上げが進むとなれば、ショートポジションの解消で上昇トレンドが続くと思われます。
また、このところ原油への買いが続いており、資源国通貨の上昇にも期待したいところ。
米10年債利回り
原油が114円台へ乗せる
金は+1ドル高とほぼ変わらず、1850ドル付近での推移となりました。1850ドル割れでは買い支えが入っており、底堅い動きが継続中。
先週1800ドルを割れたところで目先の底を付けており、このあとも堅調な地合いと予想しています。
原油は+3.41%高と反発、一気に114円台へ上値を伸ばしました。米国株に連れ高となったほか、来月から上海でロックダウンが解除されることで、買いが入りやすいでしょう。
米ドライブシーズンによるガソリン消費で、8月あたりまで下がりにくいと見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+321円高の26926円と反発しました。欧米株とも上昇しドル円は127円付近を維持していることから、日本株へも買いが入るでしょう。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は127.50円がレジスタンスライン。米利回りの上昇が一服していることから、ドル円は127円台での値固めと予想。
ユーロなど他通貨の方が強いため、クロス円中心に買われると見ます。
ドル円板情報
経済指標
★★★★
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.1 予想:59.1
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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